【デジタルガバナンス求人特集】IT・リスク経験者の新しいキャリア

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IT・リスク経験者のキャリア

少し前ですが、システムリスク／IT監査／システム監査の市場ニーズの高まりから、監査法人でのIT経験者の採用が急増しました。
ITの上流経験を持ちながらも、よりリスク／監査に特化したキャリアを築いており、今も重宝される存在として監査法人で活躍しています。
これに限らず、IT経験者がリスク領域に新しく踏み出したキャリア事例はここ数年で急増しています。

ただ直近では、そういった方々が一定程度の経験を積んだ後、キャリアについて再考するケースが増えています。色々なライフイベントも増えてくる中で、
　・このままの領域でキャリアを積むのか
　・コンサル、事業会社など、別業界に転職するのか
という選択を迫られています。年齢的にも社会人として脂の乗った時期に、どういう経験を積むのが最もキャリアにとって良いのか、悩みは尽きないかと思います。

そんな方々に、新たなキャリアの選択肢が出てきています。それが、デジタルガバナンスです。

この記事では、デジタルガバナンス領域でのプロジェクト内容や、転職するメリットなどを交えつつ解説していきます。この記事を読むことで、

について知ることができます。ぜひ転職活動に役立ててください。

デジタルガバナンスとは

2020年に経済産業省の「Society5.0時代のデジタル・ガバナンス検討会」において検討された「デジタルガバナンス・コード」が話題となりました。そこでは、
　・経営ビジョン・ビジネスモデル
　・戦略
　・成果と重要な成果指標
　・ガバナンスシステム
という４つの柱となる考え方にもとづき、経営における戦略的なデジタル技術の利用の在り方の指針について記載されています。転職市場におけるデジタルガバナンスもこの概念に則っており、「企業がDXを推進するにあたってのガバナンス構築」のことを指します。
ただ実際には指針の提示だけではなく、より深くまで入り込んでプロジェクト遂行することが多く、様々なプロジェクトが展開されています。

デジタルガバナンス領域へ移るメリット

その後のキャリアの選択肢が広がることが、デジタルガバナンス領域へ移る最大のメリットと言えます。
リスク領域の経験者は高い専門性を持つ一方で、転職できる求人が限られることが多く、どうしてもスペシャリスト的なキャリアになりがちです。
一方でデジタルガバナンスを経験すれば、以下のような部署に転職できる可能性を高めることができます。

この中でも、特にデジタル企画部へのパスが開かれるという要因が大きく、守りのITではなく、攻めのDX組織への転職可能性を模索できるようになります。加えて、デジタルガバナンス系のプロジェクトニーズは特に金融業界において強く、平均年収の高い金融業界へのキャリアパスも描けるようになります。

求人例

デジタルガバナンス領域で経験を積める求人を集めました。比較検討をしていただければと思います。
なお、求人要項を見ていただければ分かる通り、リスク経験者以外にも広く募集は行っています。IT経験さえあれば広く検討いただけるので、まずはご確認ください。

まとめ

今回はデジタルガバナンス領域の転職市場動向やキャリアパスについて解説しました。
現在IT・リスク系の業務に従事している皆様は、ご自身の経験やスキル・ご指向を照らし合わせながらキャリアの参考にしていただけると幸いです。

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