金融・コンサル業界情報

アセットマネジメント業界について

アセットマネジメント業界の現状

アセットマネジメント各国の大規模な金融緩和・低金利政策で、大量の低金利の資金が市場に流入し、資産運用業務がフォーカスされ、そのため人材ニーズが拡大しています。
投資信託業務では、2014年1月にNISAがスタートし、投資信託への新規資金導入を促すための、商品開発業務・ホールセラー・販売用資料作成業務を始め多数の新規ポジションが増加しています。
又、投資顧問業務では、GPIFの運用方針の変更により、従来の伝統資産の運用に加えて、クウォンツ・商品開発・オルタナティブ投資等の求人も大幅に増加しています。 今後も、機関投資家ビジネスでは、金融スペシャリストの求人増加は続くものと予想されます。

アセットマネジメント マーケットの好転により、国内系外資系共大手アセットマネジメントを中心に求人が増加しています。リーマンショック以降、採用をクローズドしていた影響で、様々なポジションで人員が不足しており、特定のポジションに偏りはなく各アセットマネジメントの状況によりまちまちです。
特に、投資信託に比重の高いアセットマネジメント会社では、系列の証券会社や銀行での投資信託の販売が大幅に伸びているため、投信ホールセラー・外部委託ファンド・マネージャー・商品開発・販売用資料作成などの求人が中心となっています。
又、投資顧問会社では、運用を拡大している公的年金への対応として年金営業及びクライアントサービスの求人が増加しています。

presented by KOTORA

アセットマネジメントの仕事の内容

アセットマネジメントの仕事は、大きく1)運用部門、2)営業部門、3)ミドル・バック部門の3つに分けることができます。

  • 1) 運用部門

    運用部門では中長期的な運用収益を実現するために、投資意思決定をめぐる幾つかの役割があります。そのため、ファンド・マネージャー、あるいはポートフォリオ・マネージャーを中心に、アナリスト、エコノミエスト、ストラテジスト、トレーダー、クレジット・アナリスト、クウォンツ・アナリスト等が各々その役割を担っています。
    運用会社によっても異なりますが、株式のアクティブ運用を例に挙げて業務のステップを説明すると、まず「トップダウンアプローチ」と「ボトムアップアプローチ」のスタイルがあります。
    エコノミストやストラテジストがマクロ経済分析や社会情勢、投資環境の予測などの分析を行い、それに基づいて投資方針の枠組みを決定して、投資対象まで選別していくのが選別していくのがトップダウンアプローチです。
    アセットマネジメント これに対しボトムアップアプローチは、アナリスト、クレジット・アナリスト、クウォンツ・アナリスト等が個別企業の財務分析に基づき企業価値の評価、バリュエーション等を行い、ポートフォリオを構築していきます。
    最終的にはポートフォリオ・マネージャーやファンド・マネージャーによって投資判断が決定されますが、それに基づいて実際にマーケットで適正な価格やコストで売買するのはトレーダーの仕事です。

  • 2) 営業部門

    資産運用会社の営業部門は、個人から年金基金、金融機関、事業会社、海外の機関投資家まで幅広くサービスを提供しています。その中で大きく「投資信託営業」と「機関投資家営業」に分かれています。
    投資信託営業は、主として証券会社や銀行などの金融機関を通じて、個人投資家向けの資産運用サービスを行っています。顧客のニーズに合った商品の開発や企画の提案、マーケット情報や投資信託の月次・週次運用状況レポート、パフォーマンスのディスクロージャーの作成・提供等を行っています。また販売窓口である銀行や証券会社の担当者に対して、セミナーの企画や勉強会の実施を行います。
    機関投資家営業では、公的・私的年金や金融機関等の幅広い顧客に対して、その運用目標や年金制度に対応した資産運用サービスを展開します。
    投信営業と同様に、顧客への運用報告書を作成し、その説明を行うほか、市場や海外の投資家動向などの情報提供も行います。また、年金コンサルティング会社に対するマーケティング活動の仕事もあります。

  • 3) ミドル・バック部門

    ミドル・バック業務はミドルオフィス、バックオフィス業務とも呼ばれ、オペレーション業務の中に位置しています。フロント業務が資産運用の意思決定に係る部署であり、バックオフィス業務が実際の資金決済に係る業務で、それ以外のオペレーション業務がミドルオフィス業務になります。
    アセットマネジメント ミドルオフィスはその業務を通じて、フロントの運用は営業をサポートする重要な役割を果たしています。具体的には、運用パフォーマンスの測定・分析、リスク管理、レポーティング、各種データ管理等になります。
    運用会社によってミドルオフィスとバックオフィスの役割が多少違うところもありますが、バックオフィスの具体的な仕事内容としては、約定処理、キャッシュ管理、残高管理、権利保全、ファンド計理、信託銀行とのデータ照合等、こちらも多岐に亘ります。

presented by KOTORA

アセットマネジメント業界に求められる人材・スキル

アセットマネジメント
アセットマネジメント会社への転職ですが、未経験であれば、銀行・証券会社等金融機関の有価証券関連部門での経験や、必要とされる金融知識(証券アナリスト資格等)は必須ですし、外資系を目指すとなると語学力も必要となってきます。
営業部門では過去に様々なクライアントと築きあげてきたリレーションが重視されてきます。
又、システムやコンプライアンスなどの部門においては、金融機関以外(コンサルタント等)での運用会社向け経験も活かせます。 今後は更に経験者でかつ求人案件にマッチしていても、より高度な人材が求められる傾向にあります。

presented by KOTORA

主なアセットマネジメント会社

  • 野村アセットマネジメント
  • 日興アセットマネジメント
  • DIAMアセットマネジメント
  • みずほ投信投資顧問
  • 三井住友アセットマネジメント
  • 大和住銀投信投資顧問
  • 三菱UFJ国際投信
  • ニッセイアセットマネジメント
  • 東京海上アセットマネジメント
  • 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント
  • T&Dアセットマネジメント
  • スパークス・アセット・マネジメント
  • アムンディ・ジャパン
  • アライアンス・バーンスタイン
  • インベスコ・アセット・マネジメント
  • ウエリントン・マネージメント・ジャパン
  • ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
  • キャピタル・インターナショナル
  • シュローダー・インベストメント・マネジメント
  • ナティクシス・アセット・マネジメント
  • ピクテ投信投資顧問
  • ピムコジャパンリミテッド
  • フィデリティ投信
  • ブラックロック・ジャパン
  • ラザード・ジャパン・アセット・マネージメント
  • ラサール不動産投資顧問
  • レッグ・メイソン・アセット・マネジメント
  • BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン
  • HSBC投信
  • JPモルガン・アセット・マネジメント
  • UBSグローバル・アセット・マネジメント
presented by KOTORA

その他の業界情報

  • 投資銀行業界

    投資銀行の現状や特徴、業務の流れなど、投資銀行業界について詳しくご説明致します。ファンドが主導して きたM&Aに事業会社が参戦し始め、投資銀行業界はどう動いていくのでしょうか。

  • 不動産金融業界

    なぜ今、不動産金融ビジネスなのか、不動産金融ビジネスにどのような期待が集まるのか、 不動産証券化の の流れとは、どんな人材が求められるのか、などについて詳しくご説明致します。

  • フィンテック(FinTech)業界

    昨今、フィンテック(FinTech)という言葉が日本で急速に注目を集めています。もともとは海外で生まれた造語(Financial + Technology)ですが、歴史を遡れば昔から金融とテクノロジーは金融業界では密接な関係にあります。

  • 保険業界

    保険業界の変遷と、ALMやソルベンシーⅡなどリスクマネジメントの最前線、アクチュアリーの活躍の場など、 保険業界について詳しくご説明致します。

  • 戦略コンサル業界の動向

    戦略コンサル業界の現状、組織の特徴、プロジェクト内容、転職時に求められる人材要件、選考過程、ケース面接対策などを詳しくご説明致します。

  • ITコンサル業界の動向

    ITコンサルタント業界について、IT社会とITコンサルタント、活動領域、プロジェクトの役割、価値観とスキル、キャリアパス、ITコンサルティングファームの強みなどを詳しくご説明致します。

presented by KOTORA
 

ページの先頭へ戻る

→ 転職支援サービス(無料)に登録する