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SIFIs (システム上重要な金融機関)

SIFIs (システム上重要な金融機関)

SIFIs(Systemically Important Financial Institutions:システム上重要な金融機関)

ドッド=フランク法によって規制される、全国的な金融システムに大きな影響力を持つと考えられる米国の金融機関のこと。2007年のサブプライム・ショック、2008年のリーマン・ショックに代表されるような世界的な金融危機によるシステミック・リスクに対処する観点から定められた。

SIFIsの規制のためには3ティアシステムが提案されている。ティア1は、大規模な、複数の州に渡って営業する銀行や保険会社のようなリスクの大きい金融機関。ティア2は、比較的大規模な地域銀行のような中程度の複雑さをもつ金融機関。そしてティア3は、地域内銀行のような複雑さのない金融機関を分類する。それぞれの階層に属する金融機関は、それぞれ異なる程度の監督及び規制を受ける。
「大きくてつぶせない」金融機関は、有事の際の政府支援などをあてにしてモラルハザードを起こし、過度のリスクテイクを行ってきたと考えられている。その予防策として、過度なリスクテイクに対する直接的な規制を検討する議論と、組織解体や破たん処理計画の準備など「大きくてつぶせない」実態を変革しようという議論が進んでいる。これらの議論で規制対象として想定されるのがSIFIsである。

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