コトラ（広報チーム） 
受験票が届いたら最初に確認するポイント
受験票に記載されている内容をチェック
中小企業診断士試験の受験票が届いたら、まずは記載内容をしっかり確認しましょう。特に、氏名、受験番号、試験会場、試験日時が正しいかどうかを確認してください。また、受験票は第1次試験と第2次試験で届く時期が異なるため、受験する試験に合わせて情報を確認することが大切です。万が一、記載内容に誤りがある場合は、速やかに対応する必要があります。
写真票が正しく添付されているか確認
受験票には写真票を添付する必要があります。受験票と写真票はセットで扱われますので、万が一写真が未添付だった場合には、試験当日に不備扱いになってしまう可能性があります。写真は申込要項に沿って、最近撮影したものを使用してください。また、適切に貼り付けられているか、写真が剥がれそうになっていないかも確認しておきましょう。
試験会場と日時の確認方法
受験票に記載された試験会場と試験日時を必ず確認してください。中小企業診断士試験は、1次試験と2次試験共に全国各地の指定会場で実施されます。試験地は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪など複数の選択肢があり、自分が選んだ試験会場が記載通りかをチェックしてください。また、試験日は年に一度の限定的な日程で実施されるため、スケジュールに間違いがないよう再確認することが重要です。
訂正が必要な場合の連絡手順
受験票や写真票に誤りがあった場合は、すぐに試験事務局へ連絡を取り、適切に訂正手続きを行いましょう。中小企業診断士試験の事務局は、令和7年度（2025年度）の第1次試験では受験票の発送日が7月7日であるため、受験票が到着してから早めに確認することを推奨します。特に、名前や写真の不備は重要な点であるため、早期対応が求められます。また、締切日や受付可能な時期も確認しておくと安心です。
試験当日に向けた準備と持ち物チェック
試験当日に必要な持ち物リスト
中小企業診断士試験の二次試験に挑む際には、必要な持ち物を事前に準備し忘れ物のないよう心がけましょう。まず、受験票と写真票は必ず持参してください。これらがなければ試験を受けることができませんので、試験当日朝のバタバタを避けるためにも前日に確認しておくことをお勧めします。
その他に必要なものとして、筆記用具（鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム）、時計、写真付きの身分証明書などが挙げられます。また、試験会場によっては寒暖差がありますので、体温調整ができる服装も検討しておきましょう。必要に応じて飲み物や軽食を準備するのも有効です。ただし試験中はルールに従うことを心がけてください。
筆記具や時計の選び方と注意点
中小企業診断士試験では、筆記具の選び方にも注意が必要です。鉛筆はHBからB程度の濃さのものが一般的とされています。また、シャープペンシルを使用する場合は芯が折れにくいものを選ぶと安心です。さらに、万が一のために複数本準備しておくことをおすすめします。
時計は試験中に時間配分を管理するための重要なアイテムです。デジタル時計でもアナログ時計でも使用可能ですが、アラーム音や他の音が出ないシンプルなタイプを選びましょう。スマートウォッチなどアラーム機能が備わっているものは試験会場では使用できない場合がありますので、持参しないよう注意が必要です。
身分証明書や写真付き証明書の確認
試験当日は、受験票と合わせて写真付きの身分証明書を提示する必要があります。有効な身分証明書には運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどがありますが、有効期限が切れていないことを必ず確認しましょう。また、顔写真の鮮明度にも注意してください。
身分証明書の準備が間に合わない場合には、自治体や発行元に事前に確認し、対応を早めに進めることが重要です。また、受験票の再発行が必要となる場合もありますので、緊急時の対応手順を事前に調べておくと安心です。
試験直前の準備とメンタルケア
効率的な最終確認の方法
試験直前は、効率的に最終確認を行うことが重要です。中小企業診断士の2次試験では、問題の本質を素早く理解し、的確に解答する力が求められます。これを意識した準備方法として、まずは過去問や模擬試験の復習を行い、自分の弱点をしっかり把握しましょう。その際、全範囲を網羅しようとするのではなく、頻出分野や自分が苦手としている分野に絞った確認がポイントです。また、コンパクトなまとめノートや重要ポイントを書き出したリストを活用し、要点を短時間で見直すのも効果的です。
過去問と模擬試験の活用法
過去問と模擬試験は、中小企業診断士試験対策には欠かせない教材です。最終確認として、過去5年分程度の問題にじっくりと取り組むことをお勧めします。特に2次試験では問題文を読み解く力と解答の構成力が問われるため、時間を計測しながら本番と同じ形式で解き、実践力を磨きましょう。また、模擬試験を活用することで、試験当日の雰囲気や時間配分の感覚を掴むことも可能です。間違えた問題の解説を再確認し、なぜ誤答したのかを分析することで、弱点克服にも繋がります。
試験前夜の過ごし方と睡眠の重要性
試験前夜は、身体と心を十分に休めることが成功の鍵となります。これまでの努力を信じ、直前に新しいことを詰め込むよりも、これまで学んだ内容を頭の中で整理することが重要です。受験票や筆記用具などの持ち物を事前に揃え、起床時間や試験会場への移動手段を再確認しておきましょう。また、睡眠は集中力と判断力を保つための基盤です。できるだけ早めに床に就き、規則正しい睡眠を確保するよう心掛けてください。適度な緊張はパフォーマンスの向上につながりますが、もし不安が大きくなる場合は、呼吸法など簡単なリラクゼーションを試してみるのも良い方法です。
中小企業診断士試験当日の注意点
試験会場への移動計画を立てる
中小企業診断士試験当日は、試験会場までの移動計画を事前にしっかりと立てておくことが重要です。会場の場所を事前に地図アプリや交通機関の時刻表で確認し、スムーズに到着できる経路を把握しておきましょう。特に遠方から受験する場合や慣れない土地での受験となる場合は、前日に会場周辺の下見をしておくと安心です。また、当日は天候や公共交通機関の遅延の可能性を考慮して、余裕を持って出発するよう心がけましょう。
受付・開始時間に遅れないためのポイント
受付や試験開始時間に遅れないよう、当日は余裕を持って行動することが大切です。試験会場へは受付開始時刻より早めに到着するのがおすすめです。受付の混雑や会場の確認作業に時間がかかることがあるため、慌てずに手続きを進められるよう時間に余裕を持たせましょう。また、試験開始直前までにトイレや持ち物の確認を済ませておくことで、試験中の不安を軽減できます。
問題冊子や解答用紙の取り扱い注意点
試験中に配布される問題冊子や解答用紙は、取り扱いに細心の注意を払う必要があります。試験監督者の指示があるまで問題冊子を開かないこと、また解答用紙に指定以外の記入をしないことがポイントです。特に中小企業診断士の二次試験では、解答方式が論述形式のため、解答スペースを有効に使う工夫が必要です。また、途中で解答用紙を汚さないよう筆記具や飲み物の取り扱いにも注意しましょう。
トラブル時の対処法（忘れ物や体調不良）
万が一、試験当日に受験票や写真票を忘れた場合でも、焦らずに会場に確認を取りましょう。多くの場合、試験会場で再発行手続きが可能です。また、必要な筆記具や身分証明書などについては、前日にチェックリストを使いながら準備すると忘れ物防止につながります。一方で、体調不良の場合は無理に受験しない選択肢も重要です。特に発熱や感染症が疑われる場合は、他の受験者の安全を考慮し、事務局に相談するようにしてください。
