デジタル広告営業からコンサルタントへの転職ステップ

はじめに

デジタル広告営業として培った、顧客課題のヒアリング力、提案資料作成力、プロジェクト推進力は、コンサルタントとしてのキャリアに直結する重要なスキルです。クライアントのマーケティング課題を起点に、戦略策定から実行支援まで幅広く携わることができるコンサルタントは、より上流工程で価値を発揮する仕事を志す方にとって魅力的なキャリアパスとなります。本記事では、デジタル広告営業からコンサルタントに転職するための具体的なステップを解説します。

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1. コンサルタントの主な業務

  • クライアントの課題整理・仮説構築
  • 市場調査・競合分析・ベンチマーク調査
  • 戦略立案・施策提案
  • プロジェクトマネジメント・施策実行支援
  • 成果モニタリング・レポート作成・改善提案

2. デジタル広告営業出身者が向いている理由

  • 顧客課題のヒアリング力:広告営業で培った本質的ニーズ把握力
  • 提案資料作成力:PowerPointによるロジカルな資料構成経験
  • 数値管理力:広告効果測定・レポート分析スキル
  • プロジェクト推進力:スケジュール・関係者調整経験

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3. 求められるスキルセット

  • ロジカルシンキング(仮説検証・MECE・ピラミッド構造)
  • 市場分析・競合調査・KPI設計スキル
  • コンサルティング型ドキュメント作成力
  • プロジェクトマネジメント(WBS作成・進捗管理)
  • デジタルマーケティング知識(SEO、広告運用、CRM)

4. 転職成功のためのステップ

  1. 営業活動での「課題整理→提案→成果」のプロセスを言語化
  2. 施策提案時の仮説立案・データ活用事例を整理
  3. ロジカルシンキングの基礎(問題構造化・仮説検証)を学ぶ
  4. PowerPointでの提案資料サンプルをポートフォリオ化
  5. ケース面接対策を通じて、論理的思考・会話力を磨く

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5. 志望動機(例文)

これまでデジタル広告営業として、顧客のマーケティング課題の抽出から施策提案、効果検証まで一貫して担当してまいりました。特に、課題の本質を捉えた上でのソリューション提案にやりがいを感じる中で、より上流の戦略設計から支援するコンサルタント職に挑戦したいと考えるようになりました。データドリブンな提案力とプロジェクト推進力を活かし、貴社のクライアント価値向上に貢献したいと考えております。

6. 職務経歴書(サンプル)

【氏名】中村 翔太(仮名)
【連絡先】shota@example.com / 080-xxxx-xxxx

【職務要約】
デジタル広告代理店にて、運用型広告(リスティング、SNS広告)の提案営業を担当。課題ヒアリングから広告戦略立案・運用支援まで一貫して担当し、顧客ROI向上を実現。今後はマーケティング戦略全般に携わるコンサルタントを志望。

【職務経歴】
株式会社○○デジタルマーケティング(2018年4月~現在)
所属:アカウントプランニング部
職位:アカウントエグゼクティブ

■主な実績:
・大手EC企業向けリスティング広告運用(CVR改善+25%)
・アパレルブランド向けSNS広告戦略立案・運用
・年間売上5億円規模の担当クライアント群を管理
・効果レポート作成および改善提案実施(月次)

【資格】
・Google広告認定資格(Search/Display)
・マーケティング・ビジネス実務検定B級
・TOEIC 820点

【学歴】
○○大学 経営学部 卒業(2018年3月)

この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)