「資格」は英語でどう言う?知っておきたい英語表現とその違い

1. 資格を表す英単語の代表例

資格を指す主要な英単語一覧

「資格」は英語で表現する際、いくつかの異なる単語が使われ、それぞれ微妙に異なる意味や用途を持っています。代表的な単語には“qualification”、“certification”、“license”、“credential”の4つがあります。これらは利用する場面や文脈によって適切に使い分ける必要があります。

“Qualification”の意味と使い方

“Qualification”は、特定の職務や活動を行うために必要なスキルや知識、あるいはそれを証明する条件や資格を指します。例えば、履歴書に記載される教育背景や職務経験なども“qualification”に含まれる場合があります。この単語は特定の能力や適性、条件を満たしていることを示す場面でよく使われます。

例文として、「His experience managing a small team for five years is a valuable qualification for this position.(彼の5年間のチーム管理経験は、この職務において重要な資格です)」という表現が挙げられます。

“Certification”の特徴

“Certification”は、特定の能力やスキル、知識を証明する正式な認定書や証明書を指す言葉です。通常、試験や訓練プログラムを修了した後に授与されることが多いです。この単語は特に専門的な業務に関連する分野で使われることが多く、資格を「証明する」というニュアンスを持っています。

例えば、「I’m looking for a short IT course that offers a certification.(認定資格が取得できる短期のITコースを探しています)」というように使用されます。“Certification”は、「資格を得る」プロセスそのものに焦点を当てたい場合に適しています。

その他の表現:「License」「Credential」

“License”は、特定の活動を許可する公式な文書や証明を指す言葉です。「運転免許証」や「医師免許証」のように、法律で規定された行為を行う許可を示す際に使われます。例えば、「We are looking for candidates for the position who possess a license to practice psychiatry in Japan.(日本での精神科診療に必要な免許を持つ候補者を探しています)」と表現できます。

一方、“Credential”は、特定の立場や資格を証明する書類や証拠全般を指します。広義には「資格証明書」のような意味合いで使用されるため、“certification”や“license”とほぼ同じ文脈でも使用可能です。ただし、“credential”は日常会話よりもビジネスシーンやフォーマルな場で使われることが多い単語です。

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2. 文脈による使い分け方

職業関連の資格:仕事や進学での活用例

仕事や進学の場で「資格」を英語で表現する場合、主に”qualification”や”certification”という単語が使用されます。”Qualification”は特定の職務や活動に適した能力やスキルを指し、その証明として文書化されています。たとえば、履歴書や面接で「職業経験や資格」の項目を詳述する際に適合する用語といえます。一方、”Certification”はそのスキルが公式に認定されたことを示すため、特定の研修や試験を受けて取得するもので、ITや医療分野などでよく用いられます。

語学の資格に適した表現

語学の資格について話すとき、一般的には”language qualification”や”language certification”という表現が使われます。TOEFLやIELTS、TOEICのようなテストの結果は、英語力を証明する資格として扱われます。この場合、”certification”が特に適しており、「公式な認定試験を通じて得た資格」というニュアンスを伝えることができます。たとえば、「I obtained a certification in English proficiency last year.」のように表現できます。

運転免許や許可証を指す場合の適切な単語

運転免許や特定の行動を許可する書類を表す場合は、”license”が最も適切です。”Driver’s license”は「運転免許証」を意味する典型的な例です。また、職業ごとに必要な特定の許可証についても”license”が用いられます。たとえば、「医師免許」は”medical license”、「弁護士資格」は”law license”と表現されます。これらの場面で”license”を用いることで、特定の権限や活動を許可されたことを明確に伝えることができます。

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3. ネイティブが実際に使うフレーズ

「取得する」を表す英語例

「資格を取得する」を英語で表現したい場合、”obtain”、”acquire”、”earn” などの動詞がよく使われます。たとえば、”I obtained a certification in project management”(プロジェクト管理の資格を取得しました)や “She earned her license to practice medicine”(彼女は医師としての免許を取得しました)という表現があります。”Get”も口語的に使われることが多いですが、フォーマルな場では “obtain” や “acquire” のほうが適しています。

「有資格者」の意味と表現

英語で「有資格者」を表す場合、”qualified person” または “certified professional” などの表現が使用されます。たとえば、”We are looking for qualified candidates for this position”(この職に適任な有資格者を募集しています)や “Only certified professionals are allowed to conduct this operation”(この作業を実施できるのは認定資格保有者のみです)といった使い方があります。また、特定の資格名を続けて “holder” を使う場合もあります。”He is a license holder for aviation engineering”(彼は航空工学の免許保有者です)などの表現が挙げられます。

“In one’s capacity as”の使用例

ネイティブスピーカーが「資格」という概念を含む文脈で頻繁に使うフレーズに、“in one’s capacity as” があります。これは、「~としての資格で」や「~としての立場で」を意味します。例えば、”In her capacity as a certified public accountant, she provides financial advice to her clients”(公認会計士としての資格で、彼女は顧客に財務アドバイスを提供しています)や “He signed the document in his capacity as the company’s legal representative”(彼は会社の法定代理人としての資格でその書類に署名しました)というように使われます。この表現は、特定の資格や役割を明確に強調するときに役立ちます。

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4. 日本と海外での資格の考え方の違い

日本での資格文化

日本では、資格取得が非常に重要視されています。多くの人が進学や就職、キャリアアップの際に「資格」というものを目標として掲げ、それが自己成長や能力証明の一環とされています。「資格」は英語で“certification”や“qualification”とも表現されますが、日本では試験による合格や認定を通じて取得する点が特徴です。また、資格取得のための専門学校や講座も多く設けられており、継続的な学びの場として活用されています。

海外における資格の重要性

一方、海外では日本ほど資格取得に重点を置かない場合もあります。特に欧米の労働市場では、資格よりも実践的なスキルや職務経験が重視される傾向があります。そのため、資格が必須ではない職種も多く見られます。ただし、医療や法律、一部の技術職などでは“license”や“certification”といった資格が厳密に求められることが一般的です。働く人々が必要な資格を保持していることを確認するプロセスが、サービスや安全性の信頼性につながるからです。

英語表現にも影響する考え方の違い

このような資格に対する考え方の違いは、英語の使用にも表れます。日本では「資格」を幅広い意味で使うことが多いですが、英語では“qualification”や“certification”が持つニュアンスや具体的な適用範囲が異なるため、それぞれの状況に応じて使い分ける必要があります。また、海外では「資格がある」ことを強調するよりも、どのような能力や成果を持っているかについて語ることが多く、この点も文化的な違いとして認識されます。

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5. 間違いやすい英語表現と注意点

“Certificate”と“Certification”の混同

「資格」を英語で表現するときに混同しやすい言葉の一つが“certificate”と“certification”です。この2つの言葉には似た意味を持ちながらも異なるニュアンスが含まれています。まず、“certificate”は、何らかのトレーニングの修了証や受講証明書を指します。例えば、英語コースの修了時に受け取る証明書は“certificate”となります。一方、“certification”は、通常、特定のスキルや資格が専門機関によって認定されたことを意味します。これは、より公式で専門的な資格認定を指しており、例えば「IT分野の認定資格を持っている」という場合は“certification”を使います。

例文として、“I received a certificate for completing the course.”(そのコースを修了して修了証を受け取りました)と、“This certification proves I am qualified to work as a project manager.”(この認定資格は私がプロジェクトマネージャーとして働く能力を証明します)が挙げられます。このように、用途や文脈に応じて適切な単語を使い分けることが求められます。

資格とスキルを区別する英語表現

「資格」と「スキル」は関連性があるものの、英語では異なる表現を用います。「資格」は“qualification”や“certification”などの言葉で、特定の能力や知識が認定されたことを示します。一方、「スキル」は特定の技術や能力を広く指すもので、“skill”や“ability”といった言葉で表現します。

例えば、「彼女は通訳者としての資格を持っている」と言いたい場合は“She has the necessary qualifications to work as an interpreter.”という表現が適切です。一方で、「彼女は通訳のスキルが優れている」という場合は“She has excellent interpreting skills.”と表現します。この違いは、資格が公式な証明書や認定に関連する一方で、スキルは訓練や経験を通じて得られるものだという点にあります。

この区別を理解することにより、英語でのコミュニケーションにおいて誤解を防ぎ、正確な表現を使うことができるようになります。

この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)

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