基本情報技術者試験の合格証書はいつ届く?郵送スケジュール徹底解説

基本情報技術者試験の合格発表から合格証書が届くまで

合格発表後の流れ

基本情報技術者試験に合格すると、最初に合格発表が行われます。具体的には、情報処理推進機構(IPA)の公式ウェブサイトで受験者番号や名前を入力することで結果を確認できます。合格が確認された後、登録住所に合格証書が送付されます。ただし、住所登録に間違いがないか、事前に確認しておくことが重要です。また、合格発表日には合格証明書の発行申請も受け付けが開始されるため、必要な場合は早めに手続きしましょう。

合格証書発送の目安期間

基本情報技術者試験の合格証書は、通常、合格発表から約2週間後に発送されます。例えば、令和7年度春期試験の合格証書発送日は、合格発表日である2025年7月3日から約2週間後の2025年7月18日です。このスケジュールは、試験回ごとに多少異なる場合があるため、最新の情報は必ずIPAのウェブサイトで確認してください。

簡易書留での発送方法とは?

合格証書は、簡易書留という郵送方法で送られます。簡易書留は通常の郵便よりも信頼性が高く、配達員が直接手渡しで受取人に届けます。そのため、自宅に不在の場合は郵便局で一時的に保管されるので、不在通知が届いた際は期限内に引き取ることが必要です。また、保管期間を過ぎると合格証書は情報処理推進機構に返送され、再送には費用が発生しますので注意してください。

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合格証書が届かない場合の対処法

登録住所の確認方法

基本情報技術者試験の合格証書が届かない場合、まず確認すべきは登録住所です。受験申込時に登録した住所が現在の居住地と一致しているかを再確認しましょう。受験申込内容変更期限である試験日3日前までに、登録住所を変更しておく必要があります。また、引越しなどで住所が変更になった場合は、速やかに郵便局へ転居届けを提出しておくことも重要です。転居届けを出していないと、合格証書が正しい住所に届かず情報処理推進機構へ返送される可能性があります。

再発送の手続きについて

もし合格証書が登録住所に届かなかった場合、再発送の手続きが必要です。合格証書は簡易書留で送付されるため、配達時に不在で受け取れなかった場合でも、一時郵便局で保管されています。保管期限中に受け取りできなければ、情報処理推進機構に返送され、さらに再発送には費用がかかります。ただし、保管期間経過後に返送された合格証書は廃棄となり、再送付はできません。そのため、配達通知を見逃さず、早めに対応することが重要です。

地域による配達日数の違いに注意

合格証書の配達日数は地域によって異なります。情報処理推進機構から発送される合格証書は、受験者の住んでいる地域の郵便事情により配達までの時間が変わることがあります。特に離島や地方の山間部など、配達に時間がかかる地域では、少し遅延する場合もあります。このため、自分の地域での簡易書留郵便の標準配達日数を事前に確認しておくことをおすすめします。必要であれば、最寄りの郵便局に問い合わせを行い、配達状況を確認すると良いでしょう。

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合格証書と合格証明書の違い

用途別の書類の使い分け

基本情報技術者試験の合格後に受け取る「合格証書」と「合格証明書」には、それぞれ用途と特徴に違いがあります。まず、合格証書は経済産業大臣が発行する証書で、試験に合格したことを記念するための公式な書類です。これは試験の合格発表後、受験申込時に登録した住所へ自動的に郵送されます。一方で、「合格証明書」は申請が必要な書類で、主に企業への提出や資格証明が必要な場面で活用されます。具体的には、採用時や転職活動の際、資格の証明を求められる場合に利用されることが多いです。

合格証明書の申請方法

合格証明書の発行は、情報処理推進機構(IPA)によって行われます。この書類を取得するには、オンラインでの申請が必要です。申請手続きは、合格発表後から受け付けが開始され、2023年5月16日以降、完全にオンラインへ移行しています。交付手数料は1通あたり700円で、申請後約1週間程度で発行結果が確認でき、手続きが完了すると郵送されます。なお、申請時には入金の確認が必須となるため、手続きの際は支払い手続きもお忘れなく。

写真付きの合格証書が必要な場合

基本情報技術者試験の合格証書そのものには写真の添付機能がないため、顔写真入りの証明が必要な場合は「合格証明書」を活用する必要があります。この場合、証明書とともに、身分証明書や企業提出用の資料を組み合わせて利用するのが一般的です。また、外国籍で通称を利用している方には、公的書類に記載される通称を合格証明書に併記できます。この手続きも申請時に指定することで対応が可能です。

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合格証書受領後の注意点と保管方法

企業への提出時の注意事項

基本情報技術者試験の合格証書を企業に提出する際には、原本の取り扱いに十分注意しましょう。合格証書は再発行が不可能なため、紛失しないようコピーを取っておくことをおすすめします。企業によっては原本の提示のみを求める場合もあれば、コピー提出が許容される場合もあります。提出方法については事前に確認し、トラブルを避けるようにしましょう。

紛失した場合の再発行は可能か?

基本情報技術者試験の合格証書は、再発行ができません。そのため、紛失には特に注意が必要です。万が一紛失した場合の代替手段として、情報処理推進機構(IPA)から合格証明書を申請することが可能です。合格証明書はオンラインで申請ができ、手数料は700円です。企業への証明が必要な場合は、こちらを利用することを検討してください。

額縁での保管・保護のおすすめ

合格証書を保管する際には、額縁に入れて保護する方法が効果的です。額縁に入れることで、紙の劣化や汚れ、破損を防ぎ、長期間美しい状態を維持できます。また、合格証書を部屋やオフィスに飾ることで、資格取得の達成感を実感しやすくなるでしょう。防水加工が施された額縁を選ぶとさらに安心です。それでも長期間が経過すると劣化する可能性があるため、定期的に状態を確認してください。

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基本情報技術者試験合格後の次のステップ

応用情報技術者試験への挑戦

基本情報技術者試験の合格を果たした後、次のステップとして多くの方が目指すのが応用情報技術者試験です。この試験は、基本情報技術者試験で得た基礎知識をもとに、さらに高度な内容を理解し、実務でも応用可能なスキルを身につける機会となります。特にシステム開発やITプロジェクト管理を目指す方には重要な次の資格といえるでしょう。

応用情報技術者試験では、より高度なアルゴリズム、ネットワーク設計、セキュリティ対策などが出題されます。これにより、実務で必要となるスキルだけでなく、課題解決能力の向上も期待できます。また、基本情報技術者試験に比べて合格率が比較的低いため、しっかりとした学習計画が必要です。

合格者向けのキャリアアッププラン

基本情報技術者試験の合格者は、IT分野での基礎を証明できる地位に立つことができます。そのため、さらなるキャリアアップを目指して、専門知識を深める資格取得や実務経験の積み重ねを計画的に行うことが推奨されます。

例えば、クラウド技術やAI関連の資格取得を目指すことで、成長するIT分野での専門性を強化できます。また、プロジェクトマネジメントに関する資格を取得することで、技術職だけでなく管理職への道も開かれるでしょう。さらに、資格取得だけに留まらず、最新技術やトレンドにアンテナを張り巡らせておくことが、業界での競争力を高めるポイントです。

資格を活かした転職・就職活動

基本情報技術者試験に合格した後は、その資格を活かして転職や就職活動を進めることが効果的です。この資格は、IT業界での基礎知識を有していることを証明するもので、多くの企業で評価されます。特にエンジニア職やSE職を目指す方にとっては、信頼性の高いアピール材料となるでしょう。

また、転職活動を行う際は、自分が目指す職種や企業文化に合わせた応募書類の準備が重要です。合格証書を企業に提出する際は、紛失防止のためコピーを使用することをおすすめします。さらに、資格以外のスキルや実績を合わせてPRすることで、より自信を持った活動が可能になります。

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この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)

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