コトラ（広報チーム） 
はじめに
中小企業診断士試験の全体像
中小企業診断士は、経営や財務、ITなど幅広い分野にまたがる唯一の国家資格です。この資格を取得するには、1次試験と2次試験という二つの大きな関門を突破する必要があります。1次試験はマークシート形式の7科目、2次試験は記述式の4事例と口述試験で構成されており、試験範囲の広さとその難易度から、総勉強時間は1,000時間が目安とされています。
本記事の目的と対象読者
本記事では、中小企業診断士試験の配点や合格基準、そしてそれらを戦略的に攻略するための勉強法について詳しく解説します。特に、各科目の難易度や得点傾向を踏まえた効率的な学習アプローチに焦点を当て、初学者から再受験者まで、すべての読者が合格に近づくための具体的なヒントを提供することを目指します。
中小企業診断士試験の制度と配点の基本
1次試験・2次試験の構成
中小企業診断士試験は、企業経営に関する幅広い知識と応用能力を測るために、1次試験と2次試験の二段階で実施されます。
- 1次試験
- 7科目からなるマークシート方式の択一式試験です。
- 経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策が対象科目となります。
- 2日間にわたって実施されます。
- 2次試験
- 1次試験合格者のみが受験できます。
- 筆記試験（記述式4事例）と口述試験（面接）で構成されます。
- 筆記試験では、事例I（組織・人事）、事例II（マーケティング・流通）、事例III（生産・技術）、事例IV（財務・会計）の4事例が出題されます。
試験日程・実施概要
中小企業診断士試験は年に1回実施されます。
- 1次試験
- 例年8月上旬の土日に開催されます。
- 申込受付期間は例年4月下旬から5月下旬です。
- 受験料は14,500円（税込）です。
- 2次試験
- 筆記試験は例年10月下旬の日曜日に実施されます。
- 口述試験は例年1月下旬の日曜日に実施されます。
- 申込受付期間は例年9月上旬から9月下旬です。
- 受験料は17,800円（税込）です。
配点・合格基準の基本ルール
1次試験と2次試験にはそれぞれ明確な合格基準が設けられています。
- 1次試験の合格基準
- 総点数の60%以上（700点満点中420点以上）であること。
- 1科目でも満点の40%未満（40点未満）がないこと（足切り制度）。
- これらを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率が適用されます。
- 2次試験の合格基準
- 筆記試験：総点数の60%以上（400点満点中240点以上）であること。
- 1科目でも満点の40%未満（40点未満）がないこと（足切り制度）。
- 口述試験：評定が60%以上であること。
- 2次筆記試験は相対評価の側面が強く、合格率は例年18%前後で推移しています。
1次試験の詳細：科目・配点・合格戦略
7科目一覧と配点内訳
1次試験は以下の7科目で構成され、各科目100点満点です。
- 1日目
- 経済学・経済政策（60分、100点）
- 財務・会計（60分、100点）
- 企業経営理論（90分、100点）
- 運営管理（90分、100点）
- 2日目
- 経営法務（60分、100点）
- 経営情報システム（60分、100点）
- 中小企業経営・中小企業政策（90分、100点）
各科目の難易度と得点傾向
各科目の難易度や出題傾向は年度によって変動しますが、一般的な特徴と対策は以下の通りです。
- 経済学・経済政策：暗記よりも理解重視で、計算問題やグラフ問題が多いです。理解できれば高得点も狙えますが、足切りリスクもあるため注意が必要です。
- 財務・会計：計算問題が半分を占め、簿記2級や事例IVの知識が重要です。苦手意識を持つ受験生が多く、時間をかけた対策が不可欠です。
- 企業経営理論：中小企業診断士の土台となる科目で、経営戦略論、組織論、マーケティング論が出題されます。勉強範囲は広いですが、興味を持ちやすく、比較的取り組みやすい科目です。
- 運営管理：生産管理と店舗・販売管理が中心で、日常生活でイメージしやすい内容が多いです。暗記量が多いですが、過去問を繰り返すことで合格点を狙えます。
- 経営法務：会社法や知的財産権の問題が大半を占めます。暗記量が多いですが、頻出分野を絞って対策すれば高得点が可能です。
- 経営情報システム：IT技術に関する専門用語が多く、得意・不得意が分かれやすい科目です。初見問題も多く、足切り回避を意識した対策が有効です。
- 中小企業経営・中小企業政策：中小企業白書からの出題がほとんどで、毎年内容が更新されます。暗記中心の科目であり、試験直前の集中学習が効果的です。
高得点を狙う戦略と勉強法
1次試験では、全科目で満点を目指すのではなく、合格基準である「総点数60%以上、かつ足切りなし」を達成するための戦略的な学習が重要です。
- 「攻めの科目」と「守りの科目」の設定
- 企業経営理論、運営管理、中小企業経営・中小企業政策は、比較的得点しやすい「攻めの科目」として70点以上を目指すと良いでしょう。
- 経済学・経済政策、経営法務、経営情報システムは、深入りしすぎず、基本論点を確実に押さえて40点未満の足切りを回避する「守りの科目」として50～60点を目指します。
- 財務・会計は2次試験にも直結する最重要科目であり、苦手意識を持たずに毎日触れる習慣をつけ、60点以上を目標とします。
- 過去問の徹底的な分析
- 過去問は単なる力試しではなく、出題傾向や解答のプロセスを理解するための重要な教材です。最低5年分を3周以上繰り返し、間違えた問題や理解が不十分な点はテキストに戻って確認しましょう。
- 効率的な学習計画
- 各科目の特徴を理解し、優先順位をつけて勉強時間を配分します。特に、2次試験との関連性が高い科目は早期から学習を開始することが推奨されます。
科目別合格や免除制度の活用法
1次試験には「科目合格制度」と「他資格保有等による科目免除制度」があります。
- 科目合格制度
- 1次試験が不合格でも、特定の科目で60点以上を獲得した場合、その科目は「科目合格」となります。
- 科目合格は合格年度を含め3年間有効で、翌年と翌々年の1次試験で当該科目の受験が免除されます。
- 2～3年かけて1次試験合格を目指す場合に有効な制度ですが、苦手科目だけが残ってしまうリスクや、得意科目を免除することで全体の得点源を失う可能性もあります。戦略的に活用することが重要です。
- 他資格保有等による科目免除制度
- 公認会計士や税理士などの特定の資格を保有している場合、経済学・経済政策、財務・会計、経営法務、経営情報システムの一部科目が免除されることがあります。
- 該当する資格を持っている場合は、免除制度を活用することで学習負担を大幅に軽減できます。
2次試験の詳細：配点・評価のポイント
試験形式（事例I～IV・口述）の概要
2次試験は、中小企業の経営課題に対する診断・助言能力を問う記述式の筆記試験と、口述試験から構成されます。
- 筆記試験
- 事例I（組織・人事）、事例II（マーケティング・流通）、事例III（生産・技術）、事例IV（財務・会計）の4事例が出題されます。
- 各事例は、企業の状況や課題が記述された与件文（2,000～3,000字程度、事例IVは1,000字程度）と、それに対する4～5問の設問からなります。
- 解答は文字数制限があり、20字から200字程度で記述します。
- 試験時間は各80分、配点は各100点です。
- 口述試験
- 筆記試験合格者のみが受験できます。
- 面接形式で約10分間行われ、筆記試験の事例に基づいた質問がされます。
- 合格率は例年99%以上と非常に高く、コミュニケーション能力の確認が主目的と考えられます。
配点と採点基準の考え方
2次試験の筆記試験には明確な模範解答が公表されず、採点基準も非公開です。しかし、以下の点が重要であるとされています。
- 合格基準
- 総点数の60%以上（400点満点中240点以上）であること。
- 1科目でも満点の40%未満（40点未満）がないこと。
- 相対評価の側面
- 合格率が毎年18%前後で安定していることから、実質的には相対評価であると推測されています。他の受験生よりも上位の得点を目指す必要があります。
- ロジック重視
- 解答に至るまでの論理的な思考プロセスが重視されます。与件文の情報を適切に分析し、1次試験の知識を応用して、説得力のある解決策を提示する能力が求められます。
得点のコツと頻出論点
2次試験で高得点を獲得するためには、以下のコツと頻出論点を押さえることが重要です。
- 事例I（組織・人事）：組織再編、組織改革、人材活用、リーダーシップなどが頻出です。企業経営理論の組織論や人事に関する知識が深く関連します。
- 事例II（マーケティング・流通）：顧客ターゲット、販売戦略、プロモーション、流通チャネルなどが頻出です。企業経営理論のマーケティング論や運営管理の店舗・販売管理の知識が応用されます。
- 事例III（生産・技術）：生産性向上、品質管理、在庫管理、技術開発などが頻出です。運営管理の生産管理の知識が深く関連します。
- 事例IV（財務・会計）：経営分析、CVP分析、設備投資の経済性計算、キャッシュフロー計算などが頻出です。計算問題が多く、正確な計算力と分析力が求められます。1次試験の財務・会計の知識が不可欠です。
2次試験対策の効果的アプローチ
2次試験の難しさを克服し、効率的に合格を目指すためには以下のポイントが重要です。
- 「解答の型」を身につける
- 限られた時間内で論理的な解答を作成できるよう、設問解釈から解答骨子の作成、記述までのプロセスをパターン化し、徹底的に練習します。
- 過去問の反復演習
- 最低でも10年分の過去問を繰り返し解き、与件文の読み方、問題の意図の把握、解答の構成パターンを体得します。模範解答や合格者の再現答案を参考に、自分の解答と比較分析することが有効です。
- 事例IVの早期攻略
- 事例IVは計算問題が多く、得点の正誤が明確なため、苦手意識を持つ受験生が多い一方で、得意にすれば大きな得点源となります。早期から集中的に学習し、計算スピードと正確さを高めましょう。
- 1次試験からの意識
- 1次試験合格後から2次試験までの期間は短いため、1次試験の学習段階から2次試験との関連性を意識し、知識の応用力を高めることが重要です。
科目別の難易度・合格率・勉強時間の目安
各科目の難易度と体感
中小企業診断士の1次試験科目には、一般的に難易度が高いとされる科目と、比較的取り組みやすい科目があります。
- 難しいと感じる受験生が多い科目
- 財務・会計、経営法務、経営情報システムは、専門性が高く、特に初学者にとっては学習の難易度が高いとされています。計算問題や法律用語、IT用語の理解に時間を要します。
- 比較的取り組みやすい科目
- 企業経営理論、運営管理、中小企業経営・中小企業政策は、ビジネス経験や日常生活と関連付けやすく、興味を持って学習しやすい傾向があります。
- 経済学・経済政策
- 数式やグラフが多く、理解に時間がかかることもありますが、一度理解すれば高得点を狙いやすい科目です。
合格率・足切りリスクのある科目
1次試験の科目合格率は年度によって大きく変動しますが、足切りリスク（40点未満）が高い科目に注意が必要です。
- 足切りリスクが高い科目
- 財務・会計、経営情報システムは、難易度が高く、計算問題や専門知識の理解が不足すると足切りになる可能性が高まります。
- 年度による変動が大きい科目
- 中小企業経営・中小企業政策、運営管理、経営法務なども年度によっては合格率が10%を切るなど、難化する傾向が見られます。
勉強時間配分と優先順位
中小企業診断士試験の総勉強時間1,000時間を目標とする場合、1次試験には約800時間が目安とされています。科目ごとの勉強時間の目安と優先順位は以下の通りです。
- 優先順位「★★★」（2次試験との関連度が高い科目）
- 財務・会計：180時間
- 企業経営理論：150時間
- 運営管理：150時間
- 優先順位「★★☆」（2次試験との関連度がある科目）
- 経営情報システム：80時間
- 経済学・経済政策：100時間
- 優先順位「★☆☆」（1次試験のみの科目、または関連度が低い科目）
- 経営法務：80時間
- 中小企業経営・中小企業政策：60時間
2次試験との関連度が高い科目は、早期からじっくり時間をかけて理解を深めることが、効率的な学習につながります。
科目合格のメリットと戦略
科目合格制度を戦略的に活用することで、学習負担を軽減し、合格への道のりを計画的に進めることができます。
- メリット
- 1度に全科目を合格するプレッシャーを軽減できます。
- 苦手科目に集中して時間を割くことができます。
- 合格科目は履歴書に記載でき、キャリアアップに役立つ場合があります。
- 戦略
- 1年目に得意科目や比較的合格しやすい科目を狙い、科目合格を目指します。
- 2年目以降に、残りの科目と2次試験対策に集中します。
- ただし、得意科目を免除しすぎると、全体の得点源を失うリスクもあるため、慎重な判断が必要です。
最新傾向・予想される変更点と対策
最近の配点や試験傾向の変化
中小企業診断士試験の科目合格率は毎年変動しており、これまでの傾向から以下の点が読み取れます。
- 毎年1科目は合格率が10%を切るような難しい科目が出現する傾向があります。
- 科目合格率は、1次試験が不合格だった受験生のうち、60点以上獲得した割合を示しているため、実際の難易度を測る上で重要な指標となります。
- 企業経営理論、運営管理などは比較的高合格率で推移する年が多い一方、財務・会計、経営法務、中小企業経営・中小企業政策などは合格率が低くなる年が見られます。
次年度以降の出題予想
過去の科目合格率の変動パターンから、次年度以降の難易度を予想することが可能です。
- 難化・易化のサイクル：運営管理や中小企業経営・中小企業政策のように、難化と易化を繰り返す科目があります。直近で難化した科目は易化する可能性があるため、重点的に対策するチャンスとも言えます。
- 安定した難易度：経済学・経済政策や経営情報システムは、比較的合格率の変動が小さく、安定した難易度で推移する傾向があります。基本的な知識を確実に押さえることが重要です。
配点を踏まえた今後の勉強計画
試験傾向や配点、科目ごとの難易度を踏まえた勉強計画を立てることが、合格への近道です。
- 柔軟な学習計画：年度ごとの難易度変動に対応できるよう、柔軟な学習計画を立てましょう。例えば、難化が予想される科目は基礎を固め、易化が予想される科目は高得点を目指すなど、メリハリをつけることが重要です。
- 最新情報の収集：中小企業白書など、毎年内容が更新される科目については、常に最新の情報を入手し、それに対応した学習を行う必要があります。
- 弱点克服と得点源強化：自分の得意・不得意を把握し、苦手科目の足切り回避と、得意科目の得点源化を両立する戦略を立てましょう。
合格者に学ぶ！効率的な得点アップ術
合格者の声・勉強法アドバイス集
中小企業診断士の合格者は、効率的な学習戦略と継続的な努力で成果を出しています。彼らのアドバイスには共通するポイントがあります。
- スキマ時間の有効活用：スマートフォンを活用したオンライン講座や音声学習など、通勤時間や休憩時間といった短い時間を積み重ねて学習する「スキマ時間学習」が推奨されています。
- 2次試験を意識した学習：1次試験の早い段階から2次試験との関連性が高い科目を重点的に学習し、知識の応用力を高めることが重要です。
- アウトプット中心の学習：テキストを読み込むだけでなく、問題演習を繰り返すことで知識の定着を図り、解答スピードと精度を向上させます。
- モチベーション維持：長期にわたる学習期間を乗り切るため、学習記録の可視化や学習仲間との交流を通じて、モチベーションを維持する工夫も効果的です。
失点を防ぐポイントと時間管理法
試験本番で実力を最大限に発揮するためには、失点回避と適切な時間管理が不可欠です。
- 1次試験での失点防止
- 足切りライン（40点未満）を絶対に回避するため、苦手科目でも基礎的な問題は確実に得点できるよう対策します。
- 難しい問題に時間をかけすぎず、解ける問題から確実に解き進める時間配分を意識します。
- 2次試験での失点防止と時間管理
- 与件文の読解と設問解釈に十分な時間をかけ、問題の意図を正確に把握します。
- 解答の型を身につけ、限られた文字数で論理的かつ的確な記述ができるように練習を重ねます。
- 事例IVのような計算問題では、正確さとスピードを両立させるための反復練習が必要です。部分点を狙える場合は、計算過程も記述するように心がけましょう。
オススメの学習教材・サービス
効率的な学習をサポートする教材やサービスを活用することで、合格への道のりを短縮できます。
- 通信講座・予備校
- 体系的なカリキュラム、質の高いテキスト、経験豊富な講師による解説、質問サポートなど、独学では得にくいメリットが多くあります。
- 特に、スタディングのようにスキマ時間学習に特化したオンライン講座は、忙しい社会人におすすめです。
- 過去問題集
- 各社の過去問題集は、詳しい解説が付いており、出題傾向の把握や弱点克服に役立ちます。特に、複数年分の問題をテーマ別に整理したものは、効率的な学習に貢献します。
- 補助教材
- 財務・会計の計算問題集や、特定の苦手分野に特化した参考書なども、必要に応じて活用しましょう。
まとめ
配点の理解を生かした戦略立案
中小企業診断士試験の合格には、1次・2次試験それぞれの配点や合格基準を深く理解し、それに基づいた戦略的な学習計画を立てることが不可欠です。特に、1次試験の科目合格制度や、2次試験の採点基準の傾向を把握することで、限られた時間を最大限に活用し、効率的に得点アップを目指せます。得意科目で確実に高得点を狙い、苦手科目では足切りを回避するというメリハリの効いた戦略が、合格への鍵となるでしょう。
合格に近づくための勉強の進め方
中小企業診断士の合格に必要な勉強時間は1,000時間と言われますが、やみくもに時間を費やすだけでは不十分です。
- 1次試験と2次試験の関連性を意識した学習を早期から取り入れましょう。
- 過去問演習を繰り返し行い、出題傾向の把握と解答力の向上に努めましょう。
- 独学に不安がある場合は、通信講座や予備校の活用も有効な選択肢です。プロのノウハウとサポートを活用することで、効率的に学習を進めることができます。
よくある質問と解答
- 中小企業診断士の勉強は楽しい？
- 経営やマーケティング、財務分析など、実務に役立つ知識を学ぶことに興味があれば、非常に楽しく感じられるでしょう。難解なテーマを理解できたときの達成感も、学習の大きなモチベーションとなります。
- 中小企業診断士の理想の勉強スケジュールは？
- 1年間の学習計画をインプット期（8月～12月）、アウトプット期（1月～6月）、1次試験直前対策期（7月～8月）、2次試験直前対策期（9月～10月）に分け、各期間で目標を設定し、計画的に学習を進めることが理想的です。
- 中小企業診断士の1次試験に必要な勉強時間は？
- 一般的に800時間程度が目安とされています。初学者の場合は多めに時間を確保し、毎日2～3時間の学習を継続することが、合格に必要な基礎力を養う上で重要です。
- 中小企業診断士を独学で合格するのは無理なのか？
- 独学での合格は可能ですが、難易度は高いです。教材選び、試験範囲の管理、進捗確認などすべて自己管理が求められるため、自己管理能力が高い人に向いています。不安な場合は、通信講座や予備校の利用を検討することをおすすめします。
