変化の激しいサステナビリティ領域で、顧客が目標を達成するための道筋を見つける【KPMGコンサルティング株式会社】

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ゲストのご経歴

81006760 木村みさ 01 - 変化の激しいサステナビリティ領域で、顧客が目標を達成するための道筋を見つける【KPMGコンサルティング株式会社】

KPMGコンサルティング株式会社
アソシエイトパートナー

M.K様

[ 経歴 ]
法律事務所を経て、2006年にKPMGコンサルティングの前身のKPMGビジネスアドバイザリーに入社。コーポレートガバナンスやERM(全社的リスクマネジメント)、戦略リスクマネジメント、サステナビリティビジョン・マテリアリティ分析など、リスクマネジメントの専門家として多様なプロジェクトをリードするほか、サステナブル経営など幅広いサービスを提供している。
KC81109216小出 悠太 - 変化の激しいサステナビリティ領域で、顧客が目標を達成するための道筋を見つける【KPMGコンサルティング株式会社】

KPMGコンサルティング株式会社
マネジャー

Y.K様

[ 経歴 ]
大手金融事業会社にて、BPR推進、システム企画・開発などに従事。KPMGコンサルティングに入社後は、BCP/BCM(事業継続計画/マネジメント)の構築やサステナブル・サプライチェーンを中心に、クライアントのビジネス変革を支援している。
81108694 泉麻里奈 01 - 変化の激しいサステナビリティ領域で、顧客が目標を達成するための道筋を見つける【KPMGコンサルティング株式会社】

KPMGコンサルティング株式会社
シニアコンサルタント

M.I様

[ 経歴 ]
国際総合法律事務所にて、国内外の大手企業に対する法務支援(訴訟対応、情報開示、ファンド設立など)に従事。KPMGコンサルティングに入社後は、コンプライアンス、リスクマネジメント領域のプロジェクトを主に担当。現在は、企業のサステナビリティ体制の高度化プロジェクトに携わる。

インタビュアー

consultant photo m tatsuya miyazaki - 変化の激しいサステナビリティ領域で、顧客が目標を達成するための道筋を見つける【KPMGコンサルティング株式会社】

株式会社コトラ
パートナー

宮崎 達哉

[ 経歴 ]
信州大学工学部卒、ゼネコンでの施工管理者を経験した後、三重県庁にて産業政策の企画・運営業務に従事。県庁在籍中に、経済産業省資源エネルギー庁及びNEDOにてエネルギー政策に係る新規事業立案や規制・制度の合理化に従事。デロイトトーマツグループでの地方創生及び教育分野のコンサルティング業務を経て現職。

[担当業界]
ESG/サステナビリティ領域、シンクタンク、コンサルティングファーム、監査法人、パブリックセクター、教育、経営層、管理系人材、技術者

consultant photo m kyotaro aminaka - 変化の激しいサステナビリティ領域で、顧客が目標を達成するための道筋を見つける【KPMGコンサルティング株式会社】

株式会社コトラ
コンサルタント

網中 響太郎

[ 経歴 ]
明治大学政治経済学部卒業後、新卒でコトラに入社。入社時からコンサルタント業務に従事。入社2年目で大手監査法人パートナー等と共にウェビナーを主催し、ファシリーテーションも務める。現在はESG、財務会計アドバイザリー、金融ミドルバック全般、コンサルティングファーム全般を担当。

[担当業界]
ESG領域、財務会計アドバイザリー、金融ミドルバック、コンサルティングファーム、FAS

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ご経歴について

網中:
ご自身のこれまでのキャリアやバックグラウンドについて教えてください。

Y.K様:
前職は、金融系の事業会社にて業務部門・システム部門に在籍しており、国際的なプロジェクトにおけるシステム開発のPMOなどに携わりました。

もっと経営に近い領域に携わりたい、また、さまざまな業界に関わる仕事がしたい、という想いからKPMGコンサルティングに転職しました。

実際に転職直後から、多様な業界の経営層とのコミュニケーション機会にも恵まれましたし、企業が抱える悩みや課題と向き合える幅広い支援ができていると感じています。

サステナブル領域については未経験でしたが、KPMGコンサルティングにはグローバルを含めたナレッジやアセットがありますので、常にナレッジ・スキルを積み上げることができる素養があれば、飛び込める領域であると感じています。

また、入社して感じることですが、多様なバックグラウンドを持つ同僚との協働を通して、色々な価値観や考えが育まれ、日々新たな気づきもある刺激的な環境です。

M.I様:
前職は国際渉外法律事務所にパラリーガルとして勤務していました。就職活動時は、業種を問わず、企業のグローバルでのビジネス展開を支える仕事を軸に就職先を検討する中で、重要な社会基盤である「法律」というルールの中で企業がいかにプレーしビジネスを展開していくのか、この点に寄り添った支援ができる法律事務所に魅力を感じ、国内外の大企業をクライアントとし、国際訴訟を多く手掛ける法律事務所への入所を決めました。

パラリーガルとしてさまざまな法務案件に携わっていましたが、法律事務所ではクライアントが抱えている問題へのリーガルアドバイスが中心となるため、体制やオペレーションをどう変えるべきかといった根本的な課題に直接アプローチするようなご支援はできませんでした。目の前のクライアントが5年後、10年後にありたい姿を目指す過程で、クライアントに併走してご支援ができる職種は何かを考えていた際に見たKPMGコンサルティングの募集に職種の制限なく成長できる可能性を感じ、転職を決めました。

転職後は、法務・コンプライアンスチームにて、海外子会社が現地法令を遵守するための体制強化や、全社的リスク管理のためのプロセス整備など、前職のバックグラウンドを活かし、クライアントのコンプライアンスやリスク管理に関するプロジェクトに携わってきました。いずれのプロジェクトでも、まずはクライアントの現状を把握し、課題を整理し、目指したいゴールに向かうにはその課題をどう解決していけばよいのかを、クライアントと考えながら進めていきます。

昨今では、欧米を中心に人権や環境に関するさまざまな法規制が進み、法務・コンプライアンスチームにもESGに関するクライアントからのお問い合わせが増えています。新しい領域でのコンプライアンス対応という業務も増えているなか、ESGリスク管理体制構築といった、より幅広い観点でサステナビリティを扱うプロジェクトに従事しています。非常にチャレンジングかつやりがいのある仕事だと感じています。

M.K様:
前職の法律事務所を経て、2006年にKPMGコンサルティングの前身のKPMGビジネスアドバイザリーに入社しました。入社当時は、内部統制やリスクマネジメントの黎明期だったこともあり、法律や法医学のバックグラウンドを活かして企業が直面するさまざまなリスクに対する支援をしたいという想いがありました。

入社後は、リスクマネジメント体制やコンプライアンス体制の構築、その当時まだ新しかったCSR(企業の社会的責任)の支援として、企業の行動指針・行動規範策定を中心に経験を積んできました。

ESGというキーワードが注目されてからは、単に企業の中に内在するリスクだけに対応するというより、環境や社会の変化を含めてリスクをどう捉えるのか、それを企業がどのように対処すべきかを考えるなど、取り扱うべきイシューが広がってきました。こういった世の中の動きや、企業のニーズに沿って、我々もクライアントへ提供するサービスを進化させていったことが、現在所属しているSustainability Transformation(SX)部署が立ち上がった背景にあります。

サステナビリティ領域でサービスを提供する際の工夫

網中:
世の中のニーズに合わせてサステナビリティ領域へとサービスが拡大していく中、情報収集やインプットする上で工夫している点などありますでしょうか。

M.K様:
国の政策や法律、クライアントの関心がどこにあるのか、高くアンテナを張っておくことがまず重要です。加えて、企業統治のガイドラインとして参照すべき原則や指針を示したコーポレートガバナンスコード(CGコード)や経済産業省が公表するガイドラインは常に専門家として見る必要があります。

私たちは、新しいサービスをあえて作ろうというよりも、どのようなニーズがあるかを把握し、そのニーズに対応したサービスへと進化させるように取り組んでいます。

網中:
2015年に策定されたCGコードは、上場企業にESGやサステナビリティの対応を求める内容も含まれていますが、これによってクライアントからの相談内容に変化はあったのでしょうか。

M.K様:
ご相談件数は、倍近くまで増えました。ひと昔前までは、日本企業は自社のガバナンスについては外部に相談するものではないという感覚を持っていたと思います。

しかし、CGコードの項目にあるサステナビリティへの取り組みや、気候変動に伴うリスク・収益機会に関する開示について、効率的な対応方法や、どうすれば効果が出せるのか、他社との比較についてはどうすべきなのかというご相談が増えてきたように感じます。

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具体的なプロジェクトについて

網中:
具体的には、どのようなプロジェクトやテーマに取り組んでいますか。

Y.K様:
現在は、サステナブル・サプライチェーンの実現やレジリエンス(BCP:事業継続計画/BCM:事業継続マネジメント)の高度化といった支援をメインに、中でもとりわけ、「サステナブル調達」に取り組んでいます。

持続的な企業活動・経営を行うために、サステナブルなサプライチェーン構築の重要性は高まっています。一方で、既存のBCPではスコープ外とされてきたESG/SDGsといった潮流を包含することが求められていると考えています。

調達におけるESGイシューは多くありますが、環境・人権・社会問題を包括的に支援できるツールやサービスの開発を行っています。人権を例に挙げると、製造業であれば紛争鉱物系の問題がありますし、食品業界であればパームオイルといった部材の調達が人権問題に関わってきます。

一口に調達といっても、部材・部品などによって発生しうるESGイシューは異なります。将来的な調達リスクに関しても不確実性はあり、人権問題などによって調達が困難になる部材があるかどうか、複雑性も増して予測しづらい状況となってきています。

最近は投資家などからそういった指摘をされることもありますし、サステナブルなサプライチェーンを維持するために、調達自体を変革したり、事業内容を変える必要があるかもしれません。

その他、これまでの自然災害などを前提としたBCPをベースに、ESGリスクにもアプローチ可能な形へ進化させることにも取り組んでいます。

法規制・条約などが刻々と変わっていく中で、ゴールは必ずしも1つではありません。

先進的な取組みをしていくのか、周りと足並みを揃えてやっていくのか、すごく遅れているからキャッチアップするのか、クライアントごとに成熟度の段階が異なります。それぞれの段階に合わせてどうやって階段を一緒に上っていくのか、をクライアントと共に考えながら進めています。

クライアントについて

宮崎:
クライアント側は、どういった部署が対応しているのでしょうか。

Y.K様:
BCPやBCMというと、日本企業の文化的に、総務部管掌が多いです。調達については、もちろん調達部門があります。日本企業では調達部門とESG推進部門が分かれている場合が多いので、両方の部門がクライアントになることもあります。

宮崎:
提案先は、BCP部門や調達部門に直接か、CxOといった経営層か、どちらが多いのでしょうか。

Y.K様:
CxOがきっかけ、ということは大いにありますね。

各部門がCxOからミッションを与えられている場合もありますし、CxOクラスの方々との会話から課題認識がなされ、プロジェクトにつながることもあります。

やはり、経営層の方々は感度が高いため、漠然と課題認識として持っておられることを、よりシャープにしていくことでプロジェクトにつながることも少なくありません。

そういった意味では、その機能を担う部門への提案とはなりますが、根本的には企業全体への提案といえるのかもしれません。

宮崎:
サステナブル調達というと、アパレル、食品というイメージがありますが、最近は業界の広がりはありますか。

M.K様:
特定の業界だけが対象となるわけではありませんが、特に製造業や海運業、エネルギー業界では、以前から企業活動において重要な課題をサステナビリティの観点から数値化しマテリアリティとして戦略的に取り組む動きがありました。

これまでは二酸化炭素排出といえばビルの電気を消します、くらいの向き合い方から、企業の社会的責任として、世界や社会の課題にどう取り組んでいるかに向き合い始めたという傾向があると思います。

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課題解決策を見出すことは難しさでもあり、やりがい

網中:
実際にプロジェクトを進めるうえで、SXならではの難しさなどを教えてください。

M.I様:
これは難しさであると同時にやりがいのある部分でもありますが、クライアントが何を目標にし、何を解決できたらよいのか、そこを見出していくプロセスが難しいと感じています。SXではサステナビリティを軸にした支援を行っていますが、一口に「サステナビリティ」といっても、その捉え方や範囲はさまざまです。10年前には企業の議論の遡上にも挙がらなかったまたは社会的注目度が低かったテーマが、現在では企業のサステナビリティを左右する重要テーマになっています。こうした中、対応の意義・必要性は感じているけれども、実際に対応するための「HOW」の部分や課題を見極めることにお悩みの日本企業は多くいらっしゃるように感じます。また、新しいテーマであるだけに、社内でどの部門が対応するのかという「WHO」の部分が決まっておらず、対応が後手に回ってしまうというケースも見受けられます。こうした新しいテーマの荒波にさらされているクライアントに対して、そもそも達成したいことは何なのかを見極め、課題を整理し、目指す姿を達成するためのアプローチを見つけていく点、これがサステナビリティを扱う我々SXチームならではの難しさかと思います。

先ほど「WHO」が決まっていないという点に少し触れましたが、実際にプロジェクトに入ると、直接のカウンターパートは法務部門やサステナビリティ部門だったとしても、他の部門の協力なくしてプロジェクトは進められず、クライアント内での社内調整に時間を要することも多くあります。関係者の方々と丁寧なコミュニケーションを取り合意を図りながら進めることが必須である一方、その間も外部環境はスピーディーに変化していくため、クライアントの社内調整に併走しつつ、プロジェクト全体をナビゲートしていくことが重要と感じています。サステナビリティは変化の激しい領域であるからこそ、社内外の動き両方を注視しながらプロジェクトにあたることを意識しています。

網中:
プロジェクトを通じて得られる、コンサルタントならではの面白みや仕事のやりがいを教えてください。

M.K様:
正解がないからこそさまざまな工夫もできますし、新しいテーマなので決まった型にはめていくわけでもないので、クライアントと一緒に作り上げていく面白さがあります。大変なこともありますが、クライアントが新しい価値観に開眼し、会社自体が変わっていく様が分かりやすく見える点にやりがいを感じています。

コンサルティングファームとして案件に関わることの面白さ

網中:
転職希望者の方とお話する中で、サステナビリティの領域に携わりたいけれど、事業会社かコンサルティングファームか、どちら側から携わるか悩んでいる方もいらっしゃいます。コンサルタントとして携わることの面白みはどんなところですか。

M.K様:
事業会社ですと部署異動で担当が変わる可能性がありますが、コンサルタントは1つの領域で専門性を突き詰めていくことが可能です。

同じことばかりではなく、サステナビリティという領域は日々進化していますので、そのテーマの中で深掘りや、広げていくこともできます。

事業会社ですと、どうしても自社の商品やサービスを中心に考えなければならない制約があるかと思いますが、コンサルタントはそういった障壁を取っ払って考えることができる点では縛りがありません。

上辺だけではなく、課題をこじ開けて実際に変えていくところまでできるのが、コンサルタントとして冥利に尽きる部分です。

Y.K様:
私自身、事業会社で働いていた当時は、自分が携わる事業の中でしか考えられないことや社内調整に体力をかけることの非効率さに悩みがありました。

コンサルタントは色々な業界・事業体に対して、社内の仕組みを変えていく手立てをアドバイスできるという、幅広くしがらみのない楽しさがあります。

また、テーマや規制が日々変化するSX領域で、 成功・失敗含め常に新しい体験を得られるという楽しさもあります。産みの苦しみはもちろんありますが、産みの喜びの方が大きいので、それがやりがいなのかなと思います。

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様々なバックグラウンドの方が働いている部署

網中:
SX部署には、どのような方が所属していますか。

M.K様:
コンサルティングファーム出身者よりは、事業会社から転職された方がとても多い印象です。

経営企画部門や内部監査部門、広報部門にいた方、リスクマネジメントをされていた方、最近では環境系の部署にいらした方など、本当にさまざまです。

網中:
コンサルタント未経験で転職してきた方が、最初のキャッチアップのところで、うまく立ち上がるために工夫されているところはありますか。

Y.K様:
始めはみんな知らないところから始まると思います。

ゼロからイチのところで、自分に足かせをかけずやっていくということ。また、1を10にしていく活動は日々必要です。

ゼロイチに嫌悪感のない人、チャレンジングにやれる人、まずやってみよう・手を動かしてみようという人は楽しめると思います。

網中:
KPMGコンサルティングにはチャレンジを後押しするカルチャーがあるのでしょうか。

M.K様:
特にSX部署は、その母体となるリスクコンサルティング部署が、異なるバックグラウンドを持つメンバーが多かったので、それが当たり前となっています。

コンサルタントだからこうするといった枠もないので、資料作成ひとつとっても、使いやすいテンプレートを共有したりはしますが、慣れてきたら、資料で伝えたいことの大枠を共有し、どう組み立てるかは本人に任せています。積極的な人はキャッチアップも早いです。

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リモートワークについて

網中:
最近だとリモートワークが増えている中、コミュニケーションのとり方にも工夫はされているのですか。

Y.K様:
日々工夫はしていますが、頻繁にチャットを活用しています。また、出社時には積極的にメンバーと会話するようにしています。

オフィスも固定席ではないので、出社したら隣の席に別の部署の同僚がいて、そこからつながりができたりもします。

自分たちだけでは知らない知識もたくさんあるので、知っている人を社内で探していくことも大事です。聞いたら皆さん答えてくれますし、一緒にやろうという土壌・環境があると思います。

M.K様:
社内には、部署が異なる人たちとコミュニケーションするための活動もたくさんあります。
SX全体でも定期的に会議を開き、新しい情報を全員で発信し合ったりもしています。いまはリモートですが、リモートでなくても、複数のプロジェクトが走っていますので、誰が何をやっているか、どんな新しいことがあるのかわかるように気を配っています。

宮崎:プロジェクトアサインは、どのように決めているのですか。

M.K様:
メンバーの専門性を第一に考慮しています。プロジェクトのメンバー構成は、マネジャー以上はプロジェクトと本人の専門領域が同じ人を、マネジャー未満のメンバーについては、専門性の高い人を中心にアサインします。その他、パフォーマンスマネジャー制度では、シニアコンサルタント以下のメンバーの成長希望を定期的にヒアリングしているので、アサイン会議の際にも情報共有しています。色々な仕事に触れる機会や、興味がある分野に挑戦する機会をつくり、メンバー育成やキャリア形成も考えながらアサインしています。

コンサル経験がなくてもチャレンジングな方と働きたい

網中:
どのような方にSXの仲間として働いてほしいですか。

また、転職活動中の方やKCを志望している方へ向けて、一言応援メッセージをお願いします。

Y.K様:
前向きでチャレンジングな人と一緒に働きたいです。

さまざまなバックグラウンドを持った人がいるので、これだからダメだということは全くありません。

多様なメンバーがいるからこそ、色々な価値観を生み出していけるので、未経験でも気にせず飛び込んできてもらえるとありがたいな、と思います。

あとはゼネラリストがいいのか、スキルの尖った人がいいのかという議論があると思うのですが、私自身はどちらでも通用すると考えています。

ゼネラリストに育っていきたければ、そうすればいいし、1つのことを突き詰めたいならば、入社してから専門分野を定めて、精進していけばいいと思います。

クライアントのニーズを常に考えながら自分自身を追求していくような働き方をしてもらえば、きっと身になっていくし、周りにも好影響を与えられると信じています。

M.K様:
主体性がある人、自分が何をしたいかを考えられる人が、コンサルティング業界に向いていると思います。

常に自分が何をしたいかを考え、チャレンジングなことでも、自分はこうしたい、これをやりたいという想いを持っている方が強いです。

逆に、上意下達で言われたものだけをこなしていればいいという世界ではないので、言われたことしかできない人、私はこれしかできませんという人は向いていないと思います。

否定的な発想よりは肯定的な発想、これはできないではなく、これをやってみようという想いがあれば、いまはゼロのものでも作り出すことができる。そういう方とご一緒できると良いなと思います。

M.I様:
正解がない問題へ取り組むことを楽しめる方と一緒に仕事をしたいです。サステナビリティのテーマに対してどのようなアプローチを取っていくかはクライアントにより三者三様で、正解はありません。クライアントにとってのベストな道は何なのか、この点をクライアントと共に粘り強く考え抜けるかが、SXでの仕事を一層楽しむためのポイントだと感じています。

また、より日々の業務に焦点を当ててお伝えすると、プロジェクトでは上司から細かな具体的な指示が来ることはほぼありません。「こういう示唆をお客様に与えられる資料を作ってみたら」というような指示が中心になりますので、アウトプットに向けたアプローチの仕方は自分で考えることができます。「これを調べてみたら面白いのではないか」、「これはデータがなかったけれど、この進め方ならできるのではないか」などなど、目的に至るまでの道筋を自分でクリエイトできるかが求められるため、自分で絵を描きそれを合理的に説明すること、このプロセスを前向きに楽しめる方とご一緒できたら嬉しいです。


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KPMGコンサルティング株式会社にご興味がある方へ

今回特集しましたKPMGコンサルティング様の求人をご紹介します。
ご興味がある方は、下記ボタンよりぜひご応募ください。

■求人
SX戦略コンサルタント

■業務内容
プロジェクト事例
<経営理念・長期戦略・ブランディング>
・サステナビリティビジョン策定支援、マテリアリティ分析
・サステナビリティ戦略策定・推進部門立ち上げ支援
・SXブランディング支援
・統合思考による価値創造モデル策定支援
・長期シナリオプラニング支援
<事業戦略・オペレーション変革>
・サステナブルプロダクト開発戦略支援
・サステナブルサプライチェーンに向けたベンチマーク調査
<脱炭素>
・脱炭素新規事業創出支援
・クリーンテック投資調査支援
・SAF(Sustainable Aviation Fuel)事業開発支援
・ネットゼロ戦略立案、ロードマップ策定
・カーボンマネジメント体制構築・デジタル技術活用支援
<サーキュラーエコノミー>
・サーキュラー製品戦略策定支援

役割および責任 
※候補者様のご経験・ご志向を考慮し最適なポジション・ロールをご提案いたします
【Consultant / Senior Consultant】
・プロジェクトで定められたスコープ、成果物に基づいたタスクの確実な遂行
・適切なタイミングで上位者とコミュニケーションを図りながら、サステナビリティ領域における専門性や自身の経験等を活かした創意工夫に基づくアウトプット
・自身の専門性・経験を踏まえた、クライアントの課題に合わせた各種提案
・下位メンバーに対する指導・助言
【Manager以上】
・プロジェクトの組成、遂行、クロージングまでの一連のマネジメント
・作業タスク・スケジュールを自ら起案し、クライアント期待値やチームとしてのパフォーマンス等を見極め、成果物の品質確保
・ConsultantおよびSenior Consultantへの作業指示・品質レビュー
・新規案件受注に向けた提案活動(提案書構想・作成、見積もり、プレゼン)
・サステナビリティ/ESGの専門性や戦略・オペレーションの経験・知見を活かした下位メンバーの指導・育成、チームの成長への貢献

■必要スキル
必須要件(いずれも必須) 
・サステナビリティ/ESG関連テーマについて強い関心をもち自律的・継続的にインプット/アウトプットできる方
・経営方針立案、グループ経営管理、事業戦略構想、プロダクト開発、サプライチェーンマネジメント等の事業・機能に関する知識・経験のある方
・高いビジネスマインドを持って、クライアントファーストな立ち振る舞いや他のプロジェクト・メンバーをモチベートできる方
・問題・課題を検知・分析し、論点を整理した上で解決までのアプローチを構想し、クライアントに説明、共感を得て、実行に移すことができる
・社会的意義に対しビジネス性をもって向き合い、実行力を発揮できる
【Manager以上の候補者の場合】
・2年以上のプロジェクトマネジメント経験あるいはチームマネジメント経験

歓迎スキル
・サステナビリティ/ESG関連テーマに関する高い専門性
・部門横断的なプロジェクト推進経験
・パートナーシップ組成・推進のご経験
・同種のコンサルティング業務への関与経験をお持ちの方
・サステナビリティに関する公共部門・NGO等でのご経験の方
・テクノロジーの活用推進やデータ分析業務への関与経験をお持ちの方
・ビジネスレベルの英語力、またはその他の外国語力をお持ちの方

フィットする人物像
・継続的な学習意欲と成長志向の強い方
・コミュニケーション能力に優れた方
・ポジティブ志向で、明るく朗らかな方
・知見や技術に拘泥することなく、それらを分かり易く伝え、必要な情報・論点を最大限に引き出すことができる方
・自己マネジメント力の高い方
・論理的思考と共感力をもって適切に物事を捉えることができる方
・異文化理解への関心と姿勢を持つ方

コトラでは業界動向や今後のキャリアについて無料キャリア相談会を開催しております。
最新の採用動向や非公開求人情報などの情報提供をさせていただきます。
また、ざっくばらんな意見交換・ご相談をさせて頂きながら、理想のキャリアを歩むためのアドバイスをさせていただきます。 お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)