コトラ（広報チーム） 
ドラえもんが緑に変わった理由とは？
サステナモード誕生の背景
ユニクロは、地球環境に優しい未来を目指した活動「JOIN: The Power of Clothing」キャンペーンを通じて、サステナビリティの啓発に力を注いできました。その取り組みの一環として登場したのが「ドラえもん サステナモード」です。この新しい姿のドラえもんは、従来の青色から緑へと変わり、地球のサステナブルな将来を象徴しています。2001年から環境問題に積極的に取り組んできたユニクロは、リサイクル素材の活用や海洋ごみ削減活動の推進を行い、衣類業界に新たな変革をもたらすことを目指しています。
緑に変わったドラえもんは、ユニクロのグローバルサステナビリティアンバサダーとして、新たなエコロジーメッセージを広める役割を担っています。このカラー変更には、「私たちの地球を守ろう」という強い意思が込められており、それが「サステナモード」という名称に反映されています。
ユニクロ×ドラえもんコラボの意図
ユニクロとドラえもんのコラボレーションは、サステナビリティの重要性を広く伝えるための新しい試みです。特に、親しみやすいキャラクターであるドラえもんとのパートナーシップは、すべての世代に環境の大切さを伝えるための橋渡しとして機能しています。このコラボの主な目的は、リサイクル素材を使用した商品を通じて、消費者が環境に配慮した選択肢を持つことができるようにすることにあります。
また、今回のコラボレーション商品には、すべてリサイクルポリエステルが使用されています。この点は、持続可能性を軸にしたユニクロの取り組みを象徴しています。ドラえもんが緑の姿で登場することにより、楽しくポジティブにサステナビリティを訴えることができ、多くの人々にエコロジーに対する意識改革を促進しようとしています。
ユニクロのサステナブルな取り組み
リサイクル素材を活用した製品
ユニクロでは、環境に優しい未来を目指すためにリサイクル素材を活用した製品の展開を進めています。その中でも注目すべきは、「ドラえもん サステナモード」ラインの商品において、リサイクルポリエステル100%が使用されている点です。具体的には、Tシャツやポケッタブルバッグなどの日常生活に便利なアイテムが、このリサイクル素材を用いて作られています。これには、廃棄プラスチックを資源として再利用することで、環境負荷を軽減しつつ、サステナビリティを強化するというユニクロの取り組みが反映されています。
海洋ゴミ削減への貢献
ユニクロは、「JOIN: The Power of Clothing」というキャンペーンを通じて、海洋ゴミ削減にも積極的に取り組んでいます。この取り組みでは、対象商品を購入するごとに1枚につき1USドルが寄付され、その資金は公益財団法人ユネスコ・アジア文化センターへ提供されます。2023年には6月および10月にキャンペーンが実施され、それぞれ最大100万USドルおよび150万USドルまでの寄付が予定されました。さらに国内では、海岸清掃イベント「スポギョミ！」も開催され、地域レベルでの海洋ゴミ削減活動が支援されています。
JOIN: THE POWER OF CLOTHINGプロジェクト
「JOIN: The Power of Clothing」プロジェクトは、ユニクロが地球環境保護のために推進するグローバルな啓発キャンペーンです。このキャンペーンは、消費者が衣服を選ぶ行為を通じて環境問題に関与できることを提唱しています。また、このプロジェクトは単なる衣服の販売促進ではなく、リサイクル素材の活用や寄付活動など、持続可能な社会を目指すための具体的な行動を組み込んでいます。ドラえもんが「グローバルサステナビリティアンバサダー」として参加していることも、ユニクロの取り組みをより広く発信し、消費者の意識を高める助けとなっています。
ドラえもん サステナモードの注目アイテム
ポケッタブルバッグとその特徴
ユニクロの「ドラえもん サステナモード」シリーズの中でも注目を集めるアイテムの一つがポケッタブルバッグです。このバッグは、軽量でコンパクトに折りたためるデザインが特徴となっており、日常使いから買い物時のエコバッグとしても便利に活用できます。また、環境への配慮として、リサイクルポリエステル100%が使用されており、使うだけでサステナビリティへの貢献を感じられる製品となっています。さらに、ドラえもん サステナモードらしい緑を基調としたデザインは、地球環境保護のメッセージを明確に伝えるアイテムとして親しまれています。
ファーリーフリースフルジップジャケットとは？
「ファーリーフリースフルジップジャケット」は、ユニクロが展開するサステナブルな素材と高い機能性を兼ね備えたアイテムです。このジャケットは、リサイクルポリエステルを使用して製造されており、環境負荷を軽減する形で提供されています。快適な保温性と軽やかな着心地が特徴で、普段着やアウトドアシーンで重宝するアイテムです。また、立体的なドラえもんのキャラクターがあしらわれたデザインがポイントとなり、サステナモードとしての独自性もプラスされています。保温性だけでなく、サステナビリティに貢献できるジャケットは、環境を意識したファッションを楽しみたい方にぴったりの選択肢です。
ぬいぐるみの環境的メッセージ
ドラえもん サステナモードのシリーズには、リサイクルポリエステル100%を使用したぬいぐるみもラインナップされています。このグッズは、単なる癒しを提供するだけでなく、環境保護の重要性を伝えるメッセージを込めたアイテムです。特徴的なのは、通常の青いドラえもんではなく、緑色に変わったドラえもんのデザインです。これは、サステナモードの象徴とも言えるものであり、地球を守りたいという意識を喚起させます。このぬいぐるみは、子どもや大人にとって、サステナビリティへの関心を高めるきっかけとなる一品と言えるでしょう。
未来を描くためのパートナーシップ
サステナビリティアンバサダーとしてのドラえもん
ユニクロのサステナビリティ活動を象徴する存在として、「ドラえもん サステナモード」が選ばれた背景には、誰にとっても親しみやすいキャラクターでありながらも、環境問題への意識を啓発するための大切な役割を担っている点があります。ドラえもんはグローバルサステナビリティアンバサダーとして、ユニクロとともに地球環境問題に取り組む姿勢を広めています。その姿は、世界中の人々が親しみやすい存在となり、子どもから大人まで幅広い世代に環境保護のメッセージを届けています。
消費者の意識と行動の変化
ユニクロの「ドラえもん サステナモード」コレクションを通じて、消費者の環境意識にも変化が見られています。リサイクル素材を使用した製品や、売上の一部を海洋ごみ削減のために寄付するといった活動に触れることで、商品を購入することが地球環境への貢献につながるという意識が広がっています。また、「JOIN: The Power of Clothing」のキャンペーンを通じ、多くの消費者が服を購入する行為そのものに新たな価値を感じるようになりました。その結果、サステナブルな選択を重視した消費行動が社会全体で広まりつつあります。
ユニクロが推進するグローバルな目標
ユニクロはグローバルブランドとして、環境問題解決に向けた積極的な取り組みを続けています。その代表的なプロジェクトの一つが「JOIN: The Power of Clothing」です。このプロジェクトでは、海洋ごみを減らすための寄付活動を行うとともに、リサイクルポリエステルなど環境負荷を軽減する素材を積極的に活用した製品を展開しています。また、ユニクロは持続可能な社会の実現に向けて、特定の期間中に寄付を行うだけでなく、長期的な視点でサステナブルな事業活動を推進しています。このように、ユニクロは地球環境と調和する「未来を描く」グローバルな目標を掲げて活動を継続しています。