コトラ（広報チーム） 
つくばサステナスクエアとは？
施設の概要と歴史
つくばサステナスクエアは、茨城県つくば市の一般廃棄物の処理を目的としたクリーンセンターです。持続可能な社会を目指し、廃棄物の削減や資源循環の推進に取り組んでいます。その名称の「サステナ」は、まさにサステナビリティ（持続可能性）を象徴しており、地域の環境保護を意識した施設として知られています。設立当初から、市民が安心して利用できる清潔で効率的なごみ処理施設を目指して運営されています。
所在地とアクセス方法
つくばサステナスクエアは、茨城県つくば市水守2339に位置しています（郵便番号: 〒300-4245）。公共交通機関を利用する場合、最寄りのバス停から徒歩でアクセス可能です。また、車を利用する場合は、圏央道つくば牛久ICから約36分の距離にあります。国道6号線を北に進むとスムーズに到着できるため、車でのアクセスが特に便利です。施設内には駐車場も完備されています。
利用できるサービス
つくばサステナスクエアでは、ご家庭から出る一般廃棄物の持ち込みが可能です。持ち込みできるごみには、燃やせるごみや大型ごみなどがあります。ただし、エアコンや冷蔵庫、テレビといった電気製品については、リサイクル法の対象となるため受け付けていない点に注意が必要です。また、ごみ搬入時には、搬入者の本人確認書類（例: 運転免許証、公共料金の領収書）が必要です。その他に、ごみ処理に関する相談や案内の提供も行っています。
休館日や営業時間をチェック
つくばサステナスクエアの営業時間は、月曜日から金曜日までは8:30～16:30、土曜日は8:30～11:30です。祝日の場合は8:30～12:00および13:00～16:30となっています。なお、毎週日曜日と年末年始（12月29日～1月3日）は休館日となります。特に年末年始は搬入できる期間が限られており、混雑も予想されるため、早めの計画が重要です。ごみの受け入れ最終日は2024年12月28日（土）午前11:30まで、また年始の受け入れ開始日は2025年1月4日（土）午前11:30までとなっています。
つくばサステナスクエアの使い方
予約方法と事前準備
つくばサステナスクエアを利用する際には、事前に予約が必要です。予約は電話で受け付けており、施設の電話番号は「029-867-1379」です。予約時には、搬入するごみの種類や量を伝えることが求められます。また、搬入当日は本人確認が必要になるため、運転免許証や公共料金の領収書など、本人確認書類を準備しておくとスムーズに手続きが進みます。
持ち込み可能なごみの種類
つくばサステナスクエアでは、家庭から出る一般ごみと大型ごみの受け入れを行っています。ただし、一部の電気製品（エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電リサイクル法対象品）や危険物、大型の建築廃材などは搬入できない場合があります。持ち込み可能なごみの具体例としては、家具や不燃ごみ、衣類、一般的な家庭ゴミなどが挙げられます。詳細は、事前に施設へ確認するのがおすすめです。
分別の基本ルール
搬入時には、事前にごみをしっかりと分別することが重要です。たとえば、家庭ごみと不燃ごみ、大型ごみはそれぞれ区分されており、適切に仕分けされていない場合、搬入を拒否される可能性があります。また、リサイクル可能な資源ごみは別途、市のゴミ回収日に出すことが推奨されており、サステナスクエアでは受け入れないこともあるため注意が必要です。
注意が必要なアイテム
つくばサステナスクエアで搬入が注意されるアイテムには、特定の電気製品や有害物質が含まれるものが挙げられます。例えば、電池や蛍光灯、スプレー缶などは特定の処理が必要なため、一般的なごみに混ぜないよう注意しましょう。また、年末年始の混雑時期は利用者が多く、スムーズな搬入のために事前予約を確保するのが特に大切です。さらに、大型ごみの場合は10キログラムあたり130円の処理手数料が発生するため、搬入ごみの重量にも留意しましょう。
役立つ情報と便利なコツ
引越しや大掃除時の効率的な利用方法
引越しや大掃除の際には、ゴミが一度に大量に出ることがあります。つくばサステナスクエアでは、家庭ごみをスムーズに処分するためのサービスが用意されています。利用の際は、分別ルールをよく確認し、事前に予約しておくと効率的です。また、大掃除を行う際には、事前にゴミの量を見積もり、搬入しやすいようにまとめておくのがコツです。大型ゴミや不用品など、一般家庭では処理が難しいものも持ち込むことができ、有料（10キログラムにつき130円）で処理してもらえます。特に引越しシーズンは混雑する可能性があるため、早めの搬入計画を立てるとスムーズです。
年末年始の特別スケジュール
年末年始は、通常と異なるスケジュールに注意が必要です。つくばサステナスクエアの年末のごみ受け入れ最終日は毎年12月28日（土）で、午前8:30〜11:30までの短縮スケジュールとなっています。一方、年始の受け入れ開始は1月4日（土）8:30〜11:30から再開されます。また、つくば市内では12月30日～1月2日の間、ごみ収集が休止されるため、事前に計画的なごみの出し方が求められます。特に年末は混雑が予想されるため、早めの搬入を心がけてください。
ゴミ処理コストを抑えるためのヒント
ゴミ処理コストは少しの工夫で抑えることが可能です。つくばサステナスクエアでは、10キログラムごとに130円の大型ゴミ処理手数料が発生します。不要品の重量を減らすため、衣類や紙類などリサイクル可能なものは、リサイクル施設や専用回収ボックスを活用しましょう。また、燃えるごみと燃えないごみをしっかり分別することで、スペースを節約でき、効率的な搬入が可能になります。さらに、無駄な搬入を避けるためには、事前に処分したいものをリスト化してから運び込むと良いでしょう。
サステナスクエアを使ったエコな生活
つくばサステナスクエアは、ごみ処理を通じて環境保護に貢献できる施設です。不要なものを処分するだけでなく、リサイクルの観点を意識することで、エコな生活につなげることができます。例えば、リサイクル可能な資源を分別して適切に処理することで、限りある資源を有効活用することができます。また、ごみの搬入時には、近隣住民や施設スタッフと協力しながら快適に利用することが大切です。サステナブルな取り組みを日常に取り入れることで、環境への負荷軽減を目指しましょう。
つくば市全体のサステナブルな取り組み
つくば市のリサイクル事業
つくば市では、ごみの減量やリサイクルを推進するために、さまざまな事業を展開しています。その中心的な存在が「つくばサステナスクエア」で、ここでは家庭ごみや大型ごみの受け入れなど、多岐にわたる廃棄物処理サービスを提供しています。また、市内のリサイクルステーションや資源回収BOXを活用し、再資源化可能な材料を効率よく回収しています。これにより、市全体でごみの分別精度の向上と環境負荷の低減を目指しています。
他のゴミ処理施設との連携
つくば市は、近隣自治体や他のごみ処理施設との協力体制を構築しています。例えば、大型焼却施設やリサイクル工場など、つくば市を含む複数の地区で共同利用することで、効率的にごみの処理が可能です。また、つくば市で発生する可燃ごみを他のエリアに適切に分配し、焼却量を調整する連携システムも運用されています。この連携により、ごみ処理能力の最大化と最小限の環境負荷を両立しています。
市民が参加できる環境保護活動
つくば市では、市民が直接参加できる環境保護活動を積極的に推進しています。資源回収の日や町内清掃活動、環境講座などのイベントが定期的に開催されており、市民と行政が一体となってサステナブルな取り組みを進めています。さらに、家庭で出るごみの分別講習を行ったり、小学校などでの環境教育プログラムを取り入れたりすることで、将来の世代にも環境意識を自然に身につけてもらう工夫がされています。
未来に向けたリサイクル目標
つくば市は、未来に向けた具体的なリサイクル目標を掲げています。その一例として、2030年までに家庭ごみのリサイクル率を50%以上に引き上げることを目標にしています。この目標を達成するためには、市民一人ひとりの協力が不可欠です。つくばサステナスクエアを利用しながら、ごみの分別を徹底するだけでなく、リユースやリデュースといった生活習慣も見直す必要があります。また、持続可能な年末年始のごみ処理計画や、災害時における廃棄物の対応なども含め、実現可能な取り組みが進行中です。