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EEV (ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)

EEV (ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)

EEV(European Embedded Value: ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)

EVの計算手法、開示内容について一貫性および透明性を高めることを目的に、2004 年5月に欧州の大手保険会社のCFO(最高財務責任者)で構成されるCFOフォーラムによってそれに関するガイダンスとともにEEV原則が制定された。

EEV原則では、EVは「対象事業における総リスクを十分に認識した上で、対象事業に割り当てられた資産から得られる分配可能利益の中の株主分の現在価値」と定義されており、全てのリスクを勘案して潜在価値を算出することが求められている。また、TEVとは異なり、オプションと保証の時間価値の影響を確率論的手法によって計算し、その結果を保有契約価値から控除することとしている。つまり、契約者が保有する権利や契約者に対する保証といった、株主に帰属しない価値を控除すべきことを明示している。具体的には、EVは対象事業に割り当てられたフリー・サープラス、維持するための費用を控除した後の必要資本、保有契約価値の3つの合計である。

1)フリー・サープラス フリー・サープラスは保有契約に割り当てられた資産の市場価値であり、保有契約を維持するために必要となる資産の市場価値ではない。

2)必要資本 必要資本は株主への配当が制限され、保有契約負債の維持に必要とされる額を超えて保有契約に属する資産の市場価値である。

3)保有契約価値 保有契約価値は、確実性等価将来利益現価から、オプションと保証の時間価値、必要資本維持のための費用、非フィナンシャル・リスクに係る費用を控除することにより算出する。

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