
シナネン株式会社は、灯油の国内流通量の約10%を担う等、日本の暮らしを支えるインフラ企業として成長してきました。近年は「エネルギー」「メンテナンス」「モビリティ」の3事業を軸に、全国約80拠点のネットワークを活かして地域密着のサービスを提供し、「世界に誇れる地元をツクる」ことを目指して変革を進めています。本記事では、2027年に創業100周年を迎える同社の皆様に、これまでのキャリアや転職の経緯、そして今回募集される部門の特徴について詳しく伺います。
ゲスト紹介
ゲスト

シナネン株式会社
取締役 常務執行役員 環境エネルギー事業本部長
飯塚 義幸 様
1991年に日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行し、法人営業・審査・企画業務を担当。2009年に日本政策投資銀行へ転職し、審査・監査・人材育成など本部業務に従事。2022年12月にシナネンホールディングス経営企画部長として入社し、2024年4月からは電力・石油販売事業を担当。銀行時代の知見とネットワークを活かし、事業成長に貢献している。

シナネン株式会社
環境エネルギー事業本部 電力需給管理部 需給管理チーム チーム長 兼 BG管理チーム チーム長
兼
シナネンエナジーテック株式会社
電力部 部長
小林 航 様
広告関連企業を経て2014年に株式会社エナリスへ転職し、需要家向け営業や小売電気事業者の立ち上げ支援、電源調達に従事。2021年にシナネンホールディングスへ入社し、電源売買・需給管理業務を担当。ロシア・ウクライナ危機による電源価格の乱高下を経験し、リスク管理体制の構築にも携わっている。

シナネン株式会社
人事総務部 部長
竹井 皓紀 様
2015年にシナネンホールディングスへ新卒入社し、経営企画・マーケティング部門で中期経営計画の策定や予算編成、M&A検討に従事。その後グループ会社の経営企画部門で事業戦略の推進を経験。現在は人事総務部にて人事制度設計・採用・組織開発・総務など「人と組織」領域全般を担当している。
創業100周年目前、変革期を迎えたインフラ企業——異なる背景を持つ3人が語るキャリア
コトラ渡邉:
まずは皆様の自己紹介からお願いいたします。これまでのキャリアの流れや、シナネンへ転職された経緯について、飯塚様からお願いできますでしょうか。
飯塚様:
現在、石油事業本部、電力を扱っている環境エネルギー事業本部、そして新規事業推進部の担当役員を務めております。私は大学卒業後の1991年に日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行し、法人営業や審査、関連する企画業務等に携わってきました。2009年に日本政策投資銀行へ転職してからも、審査や人材育成等、本部業務を中心にキャリアを重ねてきました。
シナネンには2022年12月に経営企画部長として入社しました。長く銀行員として企業の成長を支えてきましたが、「サポートするよりも自分自身で直接事業をやってみたい」という思いが強くなり、転職を決断しました。エネルギー業界は銀行員時代にも審査や法人アドバイザリー業務を通じて関わりがあり、一定の知見を持っていました。脱炭素や新エネルギーへの対応を含めてこれから変化が激しく成長可能性の高い業界であると判断したことや、高い公益性や供給責任が求められる社会的に意義のある仕事であることが決め手でした。
2026年4月からは電力や石油販売といった実際の事業を任される立場になりましたので、これまでの経験や人的ネットワークを最大限に活かし、自社の成長に貢献していきたいと考えています。
コトラ渡邉:
実際に入社されてみて、事業会社で働く面白さや難しさ、あるいはギャップ等はどのように感じていらっしゃいますか?
飯塚様:
銀行員として外から関わっていた頃と、実際に事業会社へ転じて業務を担うようになってからとでは、面白さも難しさも全く異なると実感しています。自らが推進してきた施策やお客様へのアプローチが、直接自社の収益やお客様からの感謝に繋がるというのは、銀行員時代に比べると格段に大きなやりがいです。
こうした充実感を得られるのも、シナネンの職場環境があってこそだと感じています。社内でもよく「入社して3年半しか経っていないのですか?」と言われるくらい、中途入社でも自然に溶け込める職場です。採用区分に関わらず、仕事に対する姿勢や成果次第でフェアに評価される会社だと実感しています。

コトラ渡邉:
続いて、小林様、自己紹介をお願いできますでしょうか。
小林様:
私は2014年に電力業界に入りました。その前は広告関連の企業に勤めていましたが、電力自由化が進む中で伸びしろのある大きな市場であると判断し、転職を決意しました。最初に転職したのは株式会社エナリスという会社で、小売電気事業者の需給管理という中核業務の支援を主軸としていました。需要家向けの提案営業、小売電気事業者の事業立ち上げ支援、電源調達等にも携わってきました。
こうした支援業務を中心に経験を積む中で、より直接的に小売電気事業者として事業運営に携わりたいと考え、2021年にシナネンに入社しました。入社後は電源売買および需給管理業務を中心に担当しています。
コトラ渡邉:
広告業界から全く異なる電力業界へ飛び込まれたとのことですが、そのきっかけや業界を変えられた際のギャップ等はありましたか?
小林様:
きっかけは、広告業界時代のお客様が電力関連の会社に転職され、「人手が足りないので来てほしい」と声をかけていただいたことでした。調べてみると大きな可能性を感じ、入社を決めました。私が入った2014年頃は、まだ小売電気事業といえば旧一般電気事業者がほとんどで、業界外から転職してくる人はあまりいませんでした。そのため、参入者の多くが業界未経験者であり、自ら調べて習得するほかない環境でした。制度も目まぐるしく変わっていくので、常に最新の情報をキャッチアップしなければ取り残されるという厳しさはありましたが、それが仕事の醍醐味でもありました。
コトラ渡邉:
入社されてからのミッションや、会社に対する印象はいかがですか?
小林様:
ロシア・ウクライナ危機を契機に電気の価格が乱高下し、自社も大きな打撃を受けたことで、リスク管理体制の必要性を痛感しました。当時の社長からも電力事業の再成長に向けた構築・強化を指示され、この数年は体制整備に注力してきました。

2027年で100周年を迎える歴史ある会社なので、保守的な社風なのかと思っていましたが、入ってみると変化や変革を強く意識している会社でした。社員一人ひとりも旧来の慣習に縛られることなく、新しい取り組みに積極的に挑戦しています。特に電力チームは参入から10年ほどで中途採用も多く、挑戦を歓迎する文化が根付いていると実感しています。
コトラ渡邉:
では続いて、竹井様、自己紹介をお願いいたします。
竹井様:
私はお二人とは違い中途ではなく、2015年に新卒でシナネンに入社しました。最初の10年ほどは経営企画、マーケティング、事業戦略等の領域を幅広く経験しており、中期経営計画の策定や予算編成、M&A等の検討・推進に携わってきました。
私が入社した翌年の2016年がちょうど電力の小売全面自由化の年で、シナネンが小売に参入するプロジェクトの運営に入っていました。最初に深く関わった業界が電力であったことを、今も懐かしく思い出します。その後、ミライフ西日本というグループ会社に転籍し、2025年までの約6年間、事業側での戦略推進に携わりました。そして2026年4月から人事総務部に着任し、現在は人事制度の設計や採用、育成、組織開発、総務等を担当しています。
コトラ渡邉:
新卒の就職活動の際、どのような軸で企業を探され、シナネンに入社を決められたのでしょうか?
竹井様:
就職活動の際は、専門商社を軸に企業を探していました。その中で、エネルギーという安定的な事業基盤を持ちながら、シナネンは商社でありながら卸売・小売機能を持ち、エネルギー外の事業も多く手がけるなど、多角的なビジネスを展開している点に魅力を感じました。長く働くことを考えたときに、多様な事業を抱える会社であれば、それだけ多くの知見や人との出会いがあると考え、入社を決めました。

コトラ渡邉:
実際に入社されてみて、会社のカルチャーや雰囲気についてどのように感じていらっしゃいますか?
竹井様:
入社当初は、エネルギーインフラを担う会社ということもあり、安定志向で堅実な組織という印象を持っていました。新しい提案をしようとした際に、なかなか承認が得られないもどかしさを感じることもありました。しかし、ここ数年は事業環境の変化や会社の統合等もあり、経営層から「既存のやり方にとらわれずに変えていこう」という強いメッセージが発信されています。我々マネジメント層もチームのビジョンをしっかり作っていくという動きがあり、新たな挑戦を促す気運が全社的に高まっていると感じています。一方で、全国に拠点を持つ会社ならではの難しさとして拠点ごとの文化の違いがあり、拠点間の文化をどう統合し進化させていくかは、現在まさに取り組んでいるテーマでもあります。
「司令塔」としての市場リスク管理チーム——エネルギー事業が直面する課題と変革の方向性
コトラ渡邉:今回募集されるポジションが所属する部門の特徴や、現在の事業戦略、今後の方向性について詳しく教えていただけますでしょうか。
飯塚様:
今回募集しているのは、環境エネルギー事業本部傘下の環境エネルギー統括部における「市場リスク管理チーム」という部署でのポジションです。この統括部は、エネルギー事業全体の「司令塔」として、戦略構築やその実行のモニタリングをフロントとは独立した視点で担う部署です。
シナネンのエネルギー部門は、電力を担当する環境エネルギー事業本部と、灯油や軽油等を担当する石油事業本部の2つから成っていますが、最大の強みは、組織横断で複数のエネルギー商材を組み合わせた、付加価値の高い提案ができる点です。例えば、電気代が高いときにはガスや灯油をエネルギー源としてご提案できますし、軽油や灯油が高騰した際には電力をご提案するといった「エネルギーのベストミックス」を一社でご提供できる点が他社にない優位性です。さらに、建物メンテナンスを行うシナネンアクシアや、シェアサイクル事業を行うシナネンモビリティPLUSといったグループ会社とも連携し、エネルギーの枠を超えた幅広いサービス展開が可能です。
コトラ渡邉:
多様な事業を展開されている総合エネルギーサービス企業としての強みですね。現在直面している課題や、今後変えていかなければならない点はありますでしょうか?
飯塚様:
実は、そうした付加価値の高い提案が十分にできる体制かというと、率直に言えば、まだまだ発展途上です。具体的には、各エネルギーの単体での取り扱いが事業の大部分を占めていますし、市況や需給環境の変化に応じて柔軟にエネルギーポートフォリオを最適化することや、データやAIを活用した需給管理の高度化等の推進態勢も十分ではありません。
今後は特に、電力事業の拡大や、市場リスクを踏まえた収益管理の高度化、そして「エネルギー×デジタル」による効率化の推進に注力し、従来の単なる「販売」だけでなく、「戦略・リスク・データ」を軸にした経営への転換をさらに進めていく必要があります。これまでは卸電力市場から調達した電力に手数料を上乗せして販売する、いわゆる「市場連動型メニュー」が中心でした。自社でポジションリスクを取らない構造です。しかし、これでは価格勝負になってしまい、シナネンならではの付加価値や優位性を出し切れません。電力市場が成熟し取引量が拡大している現在、しっかりと市場を活用して自社でポジションリスクを取り、それをうまくコントロールしながらお客様に最適なメニューを提案する形へ進化させていく必要があります。そのために、市場リスク管理機能の中核となる本チームの立ち上げが急務となっているのです。
この状況は、金融業界が歩んできた歴史と非常に似ていると感じています。金融業界もかつては規制金利であり、金利の変動は緩やかでした。しかし金利が自由化され、現物市場が発展し、次いで、先物市場やデリバティブ市場が広がっていくと、収益を獲得する手段が多様化すると共に、直面する市場リスクは大きくなりました。
電力業界も同様の過程をたどっています。数年前の卸電力市場(JEPX)は流動性も低く、ウクライナショックのような事態で価格が平均で4〜5倍に急騰しました。これは、正常な市場では考えられない水準の高騰であり、その変動に耐えられない多くの新電力会社が倒産しました。しかし現在では現物の取引量が増えて流動性が高まると共に、当時はほとんどなかった先物取引(EEXや東京商品取引所等)も整備が進み、市場リスクをコントロールする手段は格段に増えました。これからはデリバティブ市場も本格化してくるため、金融と同様に、市場を戦略的に活用し、リスクをコントロールしながら収益を上げる環境が整ってきたと言えます。
コトラ渡邉:
市場リスク管理の重要性について、小林様からも電力の特性を踏まえて詳しく教えていただけますでしょうか。
小林様:
2026年4月にグループ会社の統合があり、電力以外の多様な商材を扱う人材が加わりました。その中で電気事業の難しいところは、電力は蓄積が難しく、30分ごとにどれだけ使われるかを予測し、需要と供給の量を一致させなければならない点です。加えて、この管理を全国9つのエリアごとに行っています。販売形態が多様化する中で、家庭や企業の電力使用量は天気や気温によって大きく変動します。仕入れた量に合わせて使用量を調整することはできず、使われる量に合わせて仕入れなければなりません。その乖離がリスクとなります。買う方の量も変動し、売る方の量も変動する中で、ポジションリスク量を適切に管理していく必要があります。
コトラ渡邉:
そうした背景から新設される「市場リスク管理チーム」ですが、具体的にどのような特徴を持つポジションになるのでしょうか?
飯塚様:
本ポジションの主な特徴は、大きく3つあります。 1つ目は、「立ち上げフェーズに携われること」です。まだ組織や仕組みが整備途上であるため、リスク管理の枠組み・システムづくりやルール・指標の設計など、ゼロベースから組織を立ち上げるプロセスに関与できる希少なフェーズです。2つ目は、「事業判断に直結する役割であること」です。電力は市場価格の変動が大きいため、リスク管理の精度がそのまま収益に直結します。そのため本チームでは、電力のみならず、その価格変動に大きな影響を与える原油やLNG市場を含めた幅広いマーケットの分析や、自社のポジションのリスク量把握、ヘッジのためのマーケット戦略立案といった電力事業の根本に関わる重要な業務を担います。そして3つ目が、「戦略立案部門との一体運営」です。単独でリスクを管理するだけでなく、エネルギー事業全体の戦略立案部門と連携しながら、どの程度リスクを取るか、どの領域にリソースを配分するかといった「攻め」と「守り」のバランスを検討する役割を担います。
コトラ渡邉:
需給管理を他社に委託する企業もある中で、御社が内製化にこだわる理由は何でしょうか?
小林様:
明日の電力使用量を予測して日々の調達計画を立てるのが「需給管理」です。一方で「リスク管理」に求められるのは、翌月や半年後を見据え、事前に適切な価格で電力を確保して収益を安定させるという中長期的な視点です。需給管理を外に委託している会社もありますが、委託していると、外部との連携コストが生じ、どうしても意思決定や変更の期限が早まりがちになります。翌日の天気予報と一週間先の天気予報では、直近の方が精度が高いのと同じです。なるべく直近の状況を見て、本当に必要であれば柔軟に修正を加えられるという意味で、自社でリスク管理機能も強化して、リアルタイムに管理・判断できることの効果は大きいと実感しています。
安定基盤の上で、前例のない挑戦を——シナネンが求める人材と職場の魅力
コトラ渡邉:
立ち上げフェーズにある市場リスク管理チームには、どのようなバックグラウンドやマインドを持った方にジョインしてもらいたいとお考えでしょうか。また、働く環境についてもお聞かせください。
飯塚様:
エネルギー事業、特に電力事業は、国のエネルギー政策に応じて頻繁に制度変更が行われると共に、新技術や新サービスが次々と生まれる非常に変化の激しい業界です。加えて、世界レベルで巨額の取引が行われている躍動感のある市場でもあります。そのため、こうした「変化」や「不確実性」を楽しみ、多様な課題に積極的に挑戦できる人材を求めています。
スキル・経験の面では、金融業界で債券や株式等の市場取引に関わってきた方にとって、非常に親和性の高いポジションです。扱う商品が電力となるため専門知識の習得は必要ですが、VaR(Value at Risk)等の手法を用いて市場と向き合い、リスクをコントロールしながら収益を上げるという基本的な考え方は同じですので、培った知見を存分に発揮していただけるポジションです。
そして忘れてならないのは、エネルギーは人間が生きていく上でなくてはならないものであるということです。純粋な収益追求のみを優先すれば良い事業ではありません。高い保安意識や安定供給という公益性が求められるため、社会貢献の観点からも非常にやりがいを感じられる仕事です。この変化の激しい業界で共に挑戦し、新たなビジネスを切り拓くパートナーとなる方のご応募をお待ちしています。
小林様:
私が電力業界に入った当時がそうであったように、この業界はまだ新しく、自ら調べ、動くことが求められる側面があります。しかし、だからこそ、大きなやりがいがあります。シナネンの電力チームは参入から日が浅く中途採用メンバーも多いため、前例に縛られず挑戦できる風土があります。

この仕事はデータを自席で分析するだけでは成り立ちません。販売部門や調達部門と積極的に関わりながら密にコミュニケーションを取っていくことが求められます。「自ら考え、周囲を巻き込みながら新たな仕組みを構築していきたい」という気概をお持ちの方のご応募をお待ちしています。
竹井様:
シナネンで働く環境の最大の魅力は、「安定した事業基盤の上で、変革に挑戦できる環境」であるということです。全国に拠点を持つインフラ企業としての強固な基盤がありながら、現在は会社統合や事業変革を進めているフェーズにあるため、制度・組織・事業のすべてが進化の途中にあります。そのため、定型業務をこなすだけでなく、「より良くするためにどう変えるか」を考え、実行していける方にとっては非常にやりがいのある環境です。
コトラ渡邉:
それでは最後に、転職希望者へのメッセージを皆様から一言ずついただけますでしょうか。
竹井様:
シナネンは今、「守りの強さ」と「攻めの変革」が同時に求められているフェーズにあります。完成された会社ではなく、これから形を作っていく会社だからこそ、自らの意志と行動が組織に与える影響を実感できる環境です。「安定」か「成長」かではなく、その両方を追求したい方にとって最適な環境です。ご応募をお待ちしております!
小林様:
電力事業はまだ成長過程にあり、リスク管理の枠組みもこれから本格的に構築していくという希少なフェーズです。経営判断に直結するダイナミズムのある仕事に、ゼロから関わりたいという意欲をお持ちの方のご応募をお待ちしています。
飯塚様:
長い歴史を持つシナネンですが、決して過去の成功体験に縛られることなく、新たな価値創造に向けて本気で変わろうとしています。中途入社の方が存分に力を発揮できる土壌がありますので、これまでのご経験を活かし、エネルギー事業の「司令塔」としてご活躍いただける方をお待ちしています。

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シナネンに興味がある方へ
今回特集したシナネンの求人をご紹介します。
事業統括・リスク管理チーム(管理職)/上場エネルギー事業会社の求人
■仕事内容
今後の電力事業拡大に向けて市場リスク管理部署を新たに立ち上げる中核ポジションです。
経営層と近い距離で意思決定に関与しながら、ほぼゼロからの事業づくりを主体的に推進いただきます。これまでの経験を活かし、新たな事業スキームを自ら設計・構築していけるチャレンジングな環境です。
当社は、太陽光発電・電力販売・石油製品販売を中心に、エネルギーの提供を通じて脱炭素社会の実現を目指す総合エネルギー企業です。
従来のエネルギー供給に加え、再生可能エネルギーの利用拡大や新たなビジネススキーム創出にも積極的に取り組んでいます。
今回募集する事業統括・リスク管理チームは、当社の多様なエネルギービジネスを横断的に支え、市場リスクのコントロールを通じて企業価値を中長期的に向上させることをミッションとしています。具体的な担当業務は、これまでのご経験・スキル、そして今後のキャリア志向を丁寧にお伺いしたうえで、選考を通じてすり合わせてまいります。中長期的に、以下のような幅広い領域に携わっていただく想定です。
●市場リスク(電力・石油)に関するリスク管理態勢の構築
価格変動リスクの分析・モニタリング/リスク管理指標(EaR 等)やルール策定/社内におけるリスク文化の醸成、ルール運用の推進
●電力市場リスクに関するヘッジ取引
TOCOM(東京商品取引所) や EEX(欧州エネルギー取引所) を活用したトレーディング業務/需給・市況に基づくヘッジ戦略の立案/実需に即したポジション管理、損益分析
● 電力市場の市況分析・競合調査・顧客ニーズ分析
電力スポット・先物価格の動向把握/競合他社の料金メニューや調達方針の分析/データに基づく顧客インサイトの抽出/中長期の市場予測モデル構築
●新規ビジネススキーム・新料金メニューの企画支援
推進需要家向けの新たな料金設計の支援/再エネを活用した新規事業の検討/社内外ステークホルダーとの連携によるプロジェクト遂行/事業性評価・収益シミュレーション
【このポジションの特徴】脱炭素時代の新たなエネルギービジネスの成長を支える中核人材として活躍することが可能です!
・電力市場・石油製品といった複数マーケットを横断的に理解できる
・事業側と密に連携し、企業経営に関わる意思決定にも関与できる
・市場分析からトレーディングまで幅広いスキルを獲得できる
■必要スキル
【必須(MUST)】
●リスク管理に関する実務経験
※エネルギー業界での経験は必須ではありません。他業界での市場リスク分析・リスク管理のご経験があればご応募可能です。
●エネルギー事業への深い興味と学習意欲
入社時に電力事業に関する知識は深くなくて構いませんが、エネルギービジネスへの興味や主体的に学ぶ意欲は必須と考えています。
●マネジメント経験
小規模でも構いませんが、チームの牽引・メンバー育成・プロジェクト推進など、いずれかのマネジメント経験をお持ちの方。
●変化に柔軟に対応できる力、未知の領域にも積極的に挑む姿勢
エネルギー市場は制度を含めた環境変動が大きく、事業領域も拡大中です。新しい分野や前例のない課題に対しても前向きに取り組める精神力を重視します。
【歓迎(WANT)】
●電力の需給運用、電力事業開発の経験
実務での需給調整や市場取引の理解がある方は、活躍の幅がさらに広がります。
●トレーディング実務の経験(商品先物・電力市場・金融市場問わず)
経済や市況動向を読み解き、市場変化を取引戦略に落とし込める方を歓迎します。
コトラでは、業界動向やキャリアに関するご相談を無料で承る「キャリア相談会」を開催しております。
最新の採用動向や非公開求人情報をご提供するとともに、ざっくばらんな意見交換・ご相談を通じて、ご希望やお悩みに寄り添ったアドバイスをさせていただきます。
理想のキャリアを実現する第一歩として、ぜひお気軽にご相談ください!
インタビュアー紹介
インタビュアー

株式会社コトラ
エグゼクティブコンサルタント
渡邉 裕介
大学卒業後、損害保険会社へ入社。コーポレート部門、営業部門、グループ会社への出向を経験した後、コトラに入社。コトラではリスクマネジメント、内部監査領域を中心に担当。








