【PwC Japan特集インタビュー】PwC Japanマネージャーが語る ビジネスリスクコンサルタントの魅力とは?

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ゲスト

高木 円香 様
マネージャー, PwC Japan有限責任監査法人 リスク・アシュアランス部

[ 経歴 ]
京都大学経済学部卒業後、金融系フロントシステムの開発・保守等の業務に従事。

PwC参画後は、会計監査に係るシステム評価業務のみならず、個人情報を取り扱う外部委託先や情報システムに対する情報セキュリティ監査、大規模開発プロジェクトの第三者評価、サイバーセキュリティ管理態勢の評価・構築支援、ITガバナンスおよびシステムリスク管理態勢の評価・高度化支援などのアドバイザリー業務に幅広く従事。近年は、プライバシーガバナンスの構築・強化を支援業務にも従事。著作に株式会社きんざい『営業店 金融検査マニュアル実践講座』(共著)。

ゲストの経歴紹介

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高木 円香 様

野村:
自己紹介と合わせて、これまでのキャリアサマリーを教えてください。

高木様:
私は新卒で金融系のITコンサルティング会社に入社し、システムエンジニア(SE)として金融系システムの開発・保守に従事していました。3~4年ほどキャリアを積んだ後、PwC Japanのリスク・アシュアランス部に入社しました。

現在、システム監査とアドバイザリー業務を担当しています。前職のSEの経験を活かしプロジェクトに対する本質的な課題提起に貢献しています。

監査法人は会計士ばかりだとお考えの方も多いと思いますが、会計監査の部門以外は、会計士ではないメンバーもたくさんいます。

私は会計士ではなくSE出身ですが、現在マネージャーとして種々の業務を担当しています。会計士の方でなくても、活躍できるフィールドは沢山あります。

野村:
PwC Japanに入社された経緯を教えていただけますか?

高木様:
まず、転職のきっかけからご説明します。前職では、早い段階でプロジェクトマネージャーを担当させていただくなど、貴重な経験も積ませていただきましたが、将来的なキャリアを考えたときに、SEやプロジェクトマネージャーとしてのキャリアを極めるよりも、よりキャリア幅を広げたいという想いで転職を考え始めました。

SEというキャリアを活かした転職先として、人材紹介エージェントから「社内SE」「ITコンサルティング」「監査法人」といった選択肢があることを教えていただき、その際に初めて監査法人を知りました。その中で、前職のSE経験も活かしつつ、休職・復職を経て活躍される女性も多く、また専門性も高いことから、ワークライフバランスなど中長期的に腰を据えてキャリアを積むことができるという点で、監査法人でのキャリアに興味を持ちました。

またSEとして働くなかで、もっとクライアントに本質的な課題の提言や、システム開発という領域だけに捉われない解決策へのサポートができたらいいなという気持ちが強くなっていました。そんな時、PwC Japanのリスク・アシュアランス部では、クライアントの対等なパートナーとして課題解決に臨んでいることを知り、とても魅力に感じ入社を決意しました。

PwC Japanとリスク・アシュアランス部の特徴

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PwC Japanグループ オフィス風景

野村:
PwC Japanのカルチャーについて、入社前後でギャップはありましたか。

高木様:
世間一般的に「監査法人」と聞くと「堅い」イメージを持たれる方が多いと思います。私もその一人でした。しかし、実際に入社してみるとフラットなカルチャーで、上司とも気軽に話ができる環境があったため、良い意味でのギャップはありました。

特にリスク・アシュアランス部は、世間一般的な監査法人・コンサルのイメージとは異なる部署であると思っています。

野村:
リスク・アシュアランス部様では、社員に成長の場を提供することで個人の成長を後押しをしていると感じるのですが、実際勤務する中で感じることはありますか。

高木様:
私自身は、成長の機会があることを非常に感じています。

キャリアコーチと相談した上で担当する業務内容を決める仕組みがあり、自分のキャリア志向にあったプロジェクトを担当することができるようになっています。

また、新しい領域にも手を上げチャレンジすることや、自らその領域を切り開いていくことができます。実際多くの方がプロジェクトを掛け持ちしており、各々の専門性に軸を置きつつも新しい領域に挑戦することができる点で、成長できる環境があると肌で感じています。

これまでの業務領域を深く極めていきたい、あるいは、新しい領域に挑戦することで業務の幅を広げたい、など各人の志向に沿ったキャリアを選択できるという点はリスク・アシュアランス部の特長の一つだと思います。

野村:
実際働く中で、どんな時に業務のやりがいを感じますか

高木様:
クライアントの本質的な課題を見つけ、提言し、クライアントの課題の解決や改善に資することができた時は非常にやりがいを感じます。

私たちは、クライアントの代わりに手を動かすというよりも、多くはお客様と伴走しながら課題解決をサポートする立ち位置です。しかし、目の前の課題を解決しただけでは、真の課題解決にはなりません。クライアント自身が、その課題を自分たちで改善できるようになり、改善された状態を維持し続け、自走していくために何ができるかということを常に考えています。

PwC Japanでは、「仕事を進めるうえで感じた懐疑心を大事にしよう」ということをよく耳にします。課題を見つけるためには、資料やインタビュー等で感じた些細な疑問点も吸い上げることが重要です。疑問に思ったことをそのままにせず、懐疑心を大事にして物事を突き詰め考えることは、本質的な課題を見いだすのに必要であると思っています。

ただ、本質的な課題というのは、クライアントにとってはクリティカルな部分となることもあり、お伝えしてすぐには納得、理解いただけないこともあります。しかし、数年後などに、クライアントから感謝の言葉をいただくこともあり、振り返ってみて、あの時頑張ってよかったなと感じることもあります。クライアントと伴走しながら信頼を作り上げていくことが監査法人における業務の醍醐味であると思っていますし、やりがいを感じる部分です。

野村:
転職されて感じる、リスク・アシュアランス部の競合他社との違い・強みなどはございますか?

高木様:
PwC Japanで働いているメンバーは、真面目で誠実な方が多いと思います。私を含め、さまざまな企業から転職されてきた方が多い部署ですが、皆さんから同様の声は聞きます。

会社としての強みについては、他の監査法人と比較して監査の割合と同等のコンサルティング・アドバイザリー・サービスのシェアがあり、監査だけでないサービスを幅広く提供している点です。さまざまな専門性・サービスに触れる機会が多い点は、他社との大きな違いだと思います。

また、PwC Japanグループとしてのグローバルのつながりも多く、最近では海外案件を担当する機会も増えています。

リスク・アシュアランス部が求める人材

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野村:
率直にどのような方と一緒にお仕事がしたいとお考えでしょうか。

高木様:
当事者意識を持ち、クライアントに寄り添える方、疑問に思ったことを放っておかない方と一緒に働きたいと思います。私達は、クライアントの直面するさまざまシチュエーション・課題に対して真摯に向き合うことを非常に大切にしています。

また、間違ったことであったり気になることをうやむやにしないということも、非常に重要な要素です。案件の課題を突き詰めて、本質的な課題の提案や解決にむけた助言を行うことが私たちに求められる部分ですので、疑問に思ったことを放っておかない方は自然とリスク・アシュアランス部で活躍できると思っています。

野村:
システム監査業務未経験者であっても、御社で活躍することはできるのでしょうか。

高木様:
IT・会計に関する何らかのバッググラウンドを有している方であれば、活躍するチャンスがあると思います。SEなどのシステム関係の領域から転職された方も多くいらっしゃいますが、社内にある多くの研修制度とOJTを通じて、成長されている方もいます。

その他IT経験がない新卒の方でも、一人前の監査人に成長している方が多くいらっしゃるので全くの未経験でも成長していくことができる環境が整っています。

野村:
候補者様に監査法人様の求人をご紹介すると、「会計士の資格を持ってないと難しいのではないか?」といった反応をいただくことが多いのですが、リスク・アシュアランス部様については資格がなくても問題はございませんか?

高木様:
全く問題ありません。会計士の資格については、私を含めてメンバーの半分以上が保有しておりません。リスク・アシュアランス部を皮切りに、監査法人の業務は監査だけではないという点を、皆様にご認識いただければと思います。

野村:
なるほど、いい意味で業界のイメージをひっくり返していけそうですね。

野村:
昨今、女性の活躍やダイバーシティ推進などが経営上大きな課題になっていると思うのですが、御社が取り組んでいる施策・事例等を共有いただけないでしょうか。

高木様:
当社では、かなり積極的にダイバーシティ推進に取り組んでいると思います。

一緒に働いている仲間には、時短勤務や残業制限を設けて子育てをされている方も多くいますし、キャリアコーチとマネジメント陣が連携してアサインも考慮しています。

リスク・アシュアランス部のメンバーも約3割は女性で、さまざまな制度が整備されています。また、最近では男性の方でも育休を取るケースも多く、制度として存在しているだけでなく実際に利用できるカルチャーがあります。

野村:
プロジェクトの進め方などで前職と比べて異なる点はありますか?

高木様:
前職のようなITコンサルティング会社やSEですと、1つのプロジェクトを専任で担当するケースが多いと思いますが、リスク・アシュアランス部では複数の案件を並行で進めていきますので、その点が大きな違いです。さまざまなクライアントを同時にサポートでき、クライアントにより抱えている課題の違い等があることもあり、自身の成長の面からも常に刺激があると思っています。

前職はベンチャー気質な社風だったということもあり、案件に対する取り組みイメージが短距離走のように感じていました。私たちのプロジェクトの進め方は、どちらかというと中~長距離走をクライアントと一緒に伴走するようなイメージです。前述の通り、私たちが直接クライアントの課題を解決するというよりも、クライアント自身が課題を解決できるようになるためにサポートをするという立ち位置であることが多いため、自分達がクライアントの代わりに短距離走をするようなご支援ではなく、お客様と一緒に伴走して案件を進めていくという点でも、進め方は大きく異なっていると思います。

野村:
割合としては、中途で入社される方の人数が多いですか?

高木様:
そうですね、私たちのチームのメンバーは半分以上が中途入社で、さまざまなバックグラウンドを持った方が集まっています。組織の成長に伴い、色々な方が入社し活躍しています。

リスク・アシュアランス部は中途社員の方が非常になじみやすい環境なので、その点も魅力になると思います。

PwC Japan有限責任監査法人への転職を希望する方へのメッセージ

野村:
最後に御社への転職を希望される方にメッセージをお願いいたします。

高木様:
「PwC」をご存知の方でも、「PwC Japan有限責任監査法人 リスク・アシュアランス部」は聞いたことがない方が多いのではないかと思います。何をしているか分かりづらいと思いますが、IT・会計・グローバルといったワードに少しでも引っかかる方は、ぜひご応募いただければと思います。入社いただくとわかるのですが、世間でイメージされているほど監査法人は堅苦しくなく、キャリアの自由度も高いことが魅力でもあるので、話だけでも聞いていただきたいです。皆様からのご応募お待ちしております!

野村:
本日はお時間いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)