大正製薬株式会社の転職・採用情報

概要

創業	1912年10月
従業員数	2,811人（2023年3月31日現在）
代表者	代表取締役社長上原茂

大正製薬株式会社は、大正製薬ホールディングス株式会社の中核をなす製薬会社だ。

「健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献する」ことを使命に掲げ、セルフメディケーション事業（OTC医薬品及び健康関連商品事業）と医薬事業（医薬用医薬品及び同関連事業）を展開する大正製薬HDの両事業における中心的役割を担い、特にOTC医薬品においては国内首位の売上を誇っている。
セルフメディケーション事業は高齢化やセルフメディケーションに関する高まりという追い風の環境を生かし、「リポビタンDシリーズ」「パブロンシリーズ」「リアップシリーズ」など、販売実績のよい既存の強力なブランドに加え、生活者の健康意識の高まりに対応した新しい領域でのブランド育成にも取り組んでいる。

医薬事業では、国内外の企業や研究機関との共同開発、協業を通じてパイプラインの拡充に努めつつ、販売面では2型糖尿病治療剤「ルセフィ」や経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア」等の新薬の売上の最大化を図っている。
海外事業では、2009年よりアジアのOTC医薬品事業へ本格参入し、インドネシア、フィリピン、タイ、マレーシアなど東南アジアを中心としたOTC医薬品事業の強化に取り組んでいる。またフランスの医薬品製造販売会社であるUPSA社の子会社化の方針を決め、今後東南アジア市場と欧州市場の2極体制により拡大、成長する方針だ。

沿革・歴史

1912年

「大正製薬所」創業

1927年

鎮咳去痰薬「パブロン」発売

1928年

商号を「株式会社大正製薬所」として、東京都文京区に設立

1943年

本社を東京都豊島区に移転

1948年

商号を「大正製薬株式会社」と改称

1953年

皮膚病薬「ダマリン」発売

1955年

「ワシのマーク」を制定

1957年

目薬「アイリス」発売
初の医療用医薬品、乾癬治療薬「ソリオン」発売

1960年

鎮痛剤「ナロン」発売

1962年

ドリンク剤「リポビタンＤ」発売

1963年

東京証券取引所市場第2部に上場

1966年

東京証券取引所市場第1部に指定

1978年

胃腸薬「大正漢方胃腸薬」発売

1983年

合弁会社「大正サノフィ製薬株式会社」設立
「香港大正製薬（力保健）有限公司」設立

1984年

「台湾大正製薬股?有限公司」設立

1988年

「加州大正製薬株式会社」設立

1990年

「マレーシア大正製薬株式会社」設立

1992年

「フィリピン大正製薬株式会社」設立

1995年

「インドネシア大正製薬株式会社」設立

1996年

「オソサパ大正株式会社」設立

1997年

「上海冠生園大正有限公司」設立
「大正ヒゾン株式会社」設立

1998年

「株式会社大正製薬物流サービス」設立

1999年

発毛剤「リアップ」発売
「ベトナム大正有限会社」設立

2000年

「大正製薬北京オフィス」設立

2001年

「大正R&DUSA株式会社」設立

2002年

「大正富山医薬品株式会社」設立

2003年

「目白不動産株式会社」設立

2005年

「大正アクティブヘルス株式会社」設立

2009年

「シンガポール大正製薬株式会社」設立

2011年

「大正製薬ホールディングス株式会社」設立

拠点（国内・海外）

国内

本社・支店/事業所5ヵ所、工場・研究所・物流センター9ヵ所

海外

トピックス

ベトナム・ハウザン製薬株式会社を連結子会社化

大正製薬ホールディングス株式会社は、2019年5月に株式の公開買付によりベトナム・ハウザン製薬株式会社の発行済株式の51.0%を取得し、連結子会社化した。
同社は、2009年にBristol-MyersSquibb社から同社がアジア地域に保有するOTC医薬品の商標権等のブランド資産とインドネシア子会社の株式を買収して以来、セルフメディケーション分野での成長が見込まれるアジアのOTC医療品事業に本格参入している。
医薬品市場が年平均10%以上の高い成長率を見せるベトナムの医薬品市場における最大手の製薬企業であるハウザン製薬を子会社化したことにより、アジアOTC医薬品事業の成長を期待するとともに、同社のベトナムの流通網を活用することにより、同国に製造工場を持つ「リポビタン」ブランドの販売強化も図っている。

https://www.kotora.jp/c/kessan_taisho-holdings/

https://www.kotora.jp/c/industrial_company/