【デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 事業再生チーム】ミドルマーケットのあらゆる業種・業態の企業を再生・成長・プレ再生局面でサポートする専門チーム

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ゲストのご経歴

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デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
MM東京 T&R パートナー

神田 誠様

[ 経歴 ]
投資銀行に入社し、M&Aやファイナンスを行った後、事業会社でM&A、IPO、国内外のIRに従事。その後コンサルティングファームに転職し、2015年にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。
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デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
MM東京 T&R

HK 様

[ 経歴 ]
Big4のFASにて事業再生に従事した後、投資ファンドに転職。その後、2022年9月にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。
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デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
MM東京 T&R

MK 様

[ 経歴 ]
デロイト トーマツ コンサルティングに入社。その後、M&A仲介会社と大手自動車メーカーの経営企画部を経て、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。

インタビュアー

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株式会社コトラ
エグゼクティブコンサルタント

渡邉 裕介

[ 経歴 ]
大学卒業後、損害保険会社のコーポレート部門、営業部門、グループ会社出向を経験。コトラ転職後はリスクマネジメント、ESG領域を中心に担当 [ 担当業界 ]
リスクマネジメント、コンプライアンス、ESG/サステナビリティ、金融ミドルバック

成長~プレ再生~再生の様々なフェーズの企業の企業価値向上を支援する

コトラ渡邉:
本日は、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社のMM東京 T&Rチームより、3名の方にお越しいただきました。まずはお一人ずつ、自己紹介をお願いします。

神田様:
MM東京 T&Rチーム(ミドルマーケットの事業再生チーム)をリードしています神田です。

前職では、投資銀行に入社し、M&Aやファイナンスについて学んだあと、事業会社に移りました。そこでM&A、IPO、国内外のIRに従事しました。そのあとコンサルティングファームに転職し、2015年にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(以下、DTFA)に入社しました。

HK様:
DTFAには2022年の9月に入社しました。前職では1年程投資ファンドに、またその前は10年程他のBig4のFASに在籍し、事業再生に従事していました。

MK様:
私はDTFAに入社してからはまだ1年未満ですが、もともとデロイト トーマツ コンサルティング(DTC)に在籍していたため、デロイト トーマツ グループでは6年目になります。DTCを一旦退職し、M&A仲介と大手自動車メーカーの経営企画部にいましたが、縁あってデロイト トーマツ グループに戻ってきました。

コトラ渡邉:
それでは、神田様より組織概要について伺いたいと思います。
まずは組織構成をお伺いできますか。年齢構成やチームの中での役割分担などをお願いします。

神田様:
チームとしては50人くらいの規模です。年齢層としては新卒から40代前半まで、平均年齢は30歳代前半であるため、比較的若いチームであると思います。

役割分担は、インダストリーなどで特段の担当分けは行っておらず、メンバーの希望や志向を優先しつつ、経験やスキルも考慮してプロジェクトにアサインしています。

プロジェクト以外では、チーム内で採用・育成や業務改革、イベント企画などの重点項目を定め、テーマごとに担当を割り当てています。こうした担当を若手の次世代メンバーが受け持ち、働きやすい環境づくりを進めるような仕組み作りを行っています。

コトラ渡邉:
部門の特徴や組織的な強みを教えてください。

神田様:
部門の特徴ですが、主に売上高100億から3,000億円規模程度の企業を対象とするミドルマーケットおいて、あらゆる業種・業態に多様な支援を行っています。このあたりがブティック系FASとの違いです。また、再生局面(重度な業績不振)での支援に留まらず、成長局面、プレ再生局面(軽度な業績不振)においても、企業価値向上に資する幅広いサービスを提供しています。

ポイントは、成長企業にもサービスを提供しているが故に、業績不振のクライアントに対して、成長企業との比較から改善しなければいけないポイントを早期に発見、アドバイスが可能であることです。これが一般的な事業再生チームとの違いであると自負しています。

もう一つ、前述の通り、当チームでは業種・業態を問わず、成長企業にもサービスを提供していますが、ポイントになるのが、業界ごとの取り組みの濃淡についても気づくことができる点です。これにより、例えば経営管理手法や戦略立案などにおいて取り組みが進んでいる業界の事例を他の遅れている業界のクライアントに移植するということも可能になります。このようなことが可能なのも、様々な業種の成長企業に支援を行っている当チームの強みであると考えます。

また、支援の方法として、成長企業・再生企業に関わらず、ハンズオンのバリューアップ支援の実績があることも強みとして挙げられます。企業・事業としての全体戦略やR&D戦略から始まり、製造、物流、営業、マーケティングなど、オペレーションの改善も支援しています。コンサルはよく、戦略や計画を策定して、それが画餅になってしまう、と言われます。我々は戦略の実行に際して、業務レベルまでサポートしますので、画餅に終わることがありません。

業績が悪化している企業は支援時に改善点を受け入れていただきやすいのですが、成長企業の場合は改善点の必要性を認識いただくまでに苦労があります。支援企業に、なぜ改善が必要なのか理解いただくには、相応の知識・経験とともに、人間性も必要になるので、成長企業への支援で鍛えられたメンバーが在籍している点も強みです。

更に、復調した企業へのサービスの幅広さも強みです。
メーカーなどでは、しばしば自社の技術の強みに気づいていないことがあります。当社は、総合ファームで最大の知財チームを有しています。当チームと連携して技術の棚卸しをして、5年後、10年後にどの領域の技術で勝っていくのか、特許情報を見て競合他社との比較で検討することで、クライアントの技術力に立脚した質の高い戦略の立案が可能となります。
また、サービスの幅の広さの観点で言うと、業務改善においてDX対応が可能な点も他のFAS系ファームとの差別要素であると思います。例えば、業務オペレーションの高度化を図る際に、属人化しているバックオフィス業務の標準化及びデジタル化の検討・実行支援や、製造現場でのロボティクスなどを利用した支援も行っています。
加えて、成長のためのカーブアウトをご提案することもあります。ノンコア事業を売却し、成長分野の事業を買収することでの成長支援も行っています。M&Aを経験しているメンバーも多く在籍しており、成長支援の際に強みを発揮します。

コトラ渡邉:
再生チームで成長企業も見ているというのは、応募者からすると新鮮かもしれません。

神田様:
部門の名前のイメージから、業績が悪い会社しか見ていないのではないかと思われがちですが、成長企業や先進的な業界を見た上で支援しており、双方を見ている点が我々の強みです。

日本企業の大半がミドルマーケット(中堅・中小企業)であり、その中核となる企業をあらゆるサービスを用いてバリューアップする、それが最終的には日本のためになるのではないかと思います。

他のFAS系ファームなどに在籍していたメンバーの話を聞くと、他の事業再生チームは成長のイメージを持っていないケースが多いことが分かります。債権者の言いなりになり、出血を止めるという発想で、すぐにリストラ、事業撤退、売却といった施策になりますが、本質的な再成長のイメージを待たず、このような止血策を実施すると、逆に再生できなくなり、いわゆる、ゾンビ企業を増やすことに繋がります。

我々は他のFASと違って会社と向き合って本質的な再成長のイメージを持ち、止血策に留まらず、同時に、再成長に向けたトップライン向上の仕掛けを立案、実行サポートできることも強みです。

コトラ渡邉:
再生案件と成長企業の案件の割合は、どのくらいでしょうか。

神田様:
コロナ禍で再生案件の割合が増え、7割くらいが再生案件で、3割が成長企業の案件だったのですが、再生が終わったあと引き続き成長軌道に乗せる支援をしているところが多いので、現時点では8割が成長とプレ再生の案件です。

アパレルや外食産業では、倒産直前だった企業が、我々が支援することにより最高益を上げるくらいまで大きく復調しています。

コトラ渡邉:
案件が増えている業界などあれば教えていただけますか。

神田様:
コロナ禍では、特にコロナ不況業種と言われる自動車、外食、アパレル、ホテルの案件が多かったです。自動車業界、特に部品サプライヤー業界はまだ復調しきっておらず、現時点の再生案件の中心は当業界におけるものです。

株式上場区分がプライム、スタンダードに分かれたことで、改めて企業価値も見直されてきています。このような状況下では、コロナ禍、ウクライナ問題、上海のロックダウン、半導体の不足といった個別の問題への対応だけではなく、企業は本質的な課題に対してしっかりと向き合い、かつその姿を投資家に対してアピールしていく必要があると考えます。このような観点から、日本の基幹産業である自動車関連業界は押さえておかなければいけない領域です。Tier1、Tier2サプライヤーの支援実績は、DTFAがリードしていると思います。

次世代メンバーの育成とサービスエリアの拡充により、チームの成長を加速

コトラ渡邉:
チームのメンバーは、どういうバックグラウンドの方がいますか。

神田様:
4割くらいが公認会計士、その他約6割がPEファンド、メガバンク、証券会社(IBD)、他FAS、総合・ITコンサルファームの出身者、更に新卒採用といった構成になっています。

コトラ渡邉:
未経験者だと、どういった業界や部門から移られる方が多いですか。

神田様:
事業再生業務という観点では、経験者は他FASの事業再生チーム出身者に限られ、前述のバックグラウンドの大半は未経験者と言えると思います。

ただし、当チームは前述の通り比較的若手が多いということもあり、未経験者にも多くの機会が与えられ、自然と活躍できるようになります。

また、人材育成の一環として、若手メンバーには数多くの提案書を作成してもらうことで、市場・競合分析を通じた企業課題の深堀りや課題に対して想定される支援メニューの考案といった疑似的なコンサルティングを予行練習のような形で多数経験してもらっています。

このように若手のうちから積極的に参加することで、業界・業態の共通課題の見当がつくようになっていきます。

コトラ渡邉:
組織の今後の展望について、お聞かせ願えますか。

神田様:
ミドルマーケットの中で、海外を含めより規模の大きい企業の支援を行っていきたいと考えています。また、エリアとしては、現状あまり取り組めていない西日本の企業への支援に向けて、体制の整備を進めていきたいと考えています。

事業規模の大きいクライアントと同時に、小規模な企業も扱える体制も大事です。規模の大きい案件では視座が上がるという利点がありますが、分業にならざるを得ません。一方で規模の小さい案件は、1人が担う領域が広くなりますので、人材育成には最適です。事業規模の大きいもの、小さいものの両方をきちんと押さえつつ、カバーエリアを広げていくのが、今後の展望です。

柔軟な働き方で子育てメンバーをサポートする組織風土

コトラ渡邉:
ありがとうございました。ここからは、HK様、MK様を中心に、MM東京 T&Rチームでの働き方について伺いたいと思います。

まずHK様、入社してみての印象や、DTFAに関して感じていることをお聞かせください。

HK様:
私は新卒でブティック系ファームに入社して、事業再生に限らず、不動産や株式のバリュエーションなど様々な業務を経験しました。そのあとBig4のFASに転職し、10年ほど事業再生を行っていました。その後、再生系の投資ファンドに1年ほど在籍し、昨年DTFAに入社しました。

現在従事している業務ですが、プロジェクトのデリバリーと営業活動がそれぞれ4割程度、残り2割程度が採用・育成活動です。プロジェクトのデリバリーではプロジェクトマネージャーという形で関与しているので、プロジェクト全体のクオリティ、スケジュールの管理を、スタッフの教育も含めて携わっています。また、営業活動では金融機関から紹介いただいた企業に対する提案活動やご紹介元である金融機関とのコミュニケーション活動に取り組んでいます。採用・育成活動では、チームの採用方針・戦略の検討・実行や採用面接の実施、ジュニアスタッフ向けの勉強会や基礎知識テストの企画・運営などを行っています。

DTFAに入社した理由ですが、いい意味でFASっぽくないことが一つの決め手でした。当チームではトップラインの改善やDXもあり、いわゆるFASっぽくない動きをできることが魅力です。実際に入社以降も、やりがいを持って仕事ができています。

コトラ渡邉:
一日のスケジュールを、一例で構いませんので教えてください。

HK様:
私は共働きで小さな子どもが2人いることもあり、週に1日か2日はリモートワークをしています。リモートワークの日は起床後に、家事・育児を行った後、8時半頃から業務に入ります。夕方になると、子どもたちが帰ってくるので、業務を中断し夕食の時間などを一緒に過ごします。子どもたちが寝た頃に、残っている仕事などを片付けたりします。

DTFAはフレックスタイム制度もあり、このようにワークライフバランスが取りやすい環境だと思います。

コトラ渡邉:
家庭のスケジュールに合わせて、仕事の中抜けができているのですね。

HK様:
夕方以降になると、クライアントから電話がかかってくることも少なくなり、子どもとの時間を取りやすいです。業務の都合上、どうしてもリモートワークができないときは、妻と協力しながら役割分担しています。

コトラ渡邉:
お仕事と育児の両立のために、特別工夫されていることとか、苦労していることはありますか。

HK様:
そもそも社内的に育児に対する理解がある雰囲気なので、子供が急に熱を出したときなど、休んだり、リモートワークをしたりしやすい状況にあります。

男性社員の中にも、最近子どもが生まれたという方が多く、育児と仕事の両立について話しやすい環境です。当チームは特に比較的若手メンバーが多いことがこの面でもプラスに働いています。チームの約半数のメンバーが、小学生以下の子どもがいます。

コトラ渡邉:
本当に育児と両立しやすい環境ですね。

神田様:
チームに残って引き続き頑張っていただけるのであれば、男女に関わりなく育休を取りたいという要望はウェルカムです。

MK様:
仕事がプロジェクトベースであるため、前もって調整をしておけば、自分の仕事を誰かに代わってもらうこともなく、他の人に業務負荷が増えるということもありません。それが育休を取りやすい理由だと思っています。事業会社よりも、育休を取得する際の心理的なハードルは低いのではないでしょうか。

神田様:
最近では、育休を取りたいという男性社員が増えてきています。他の部門でも、男性社員が育休を取っている実績が複数あり、リクエストされれば、認める方針です。

HK様:
これまでチームに貢献いただいていたメンバーが辞めてしまうのは悲しいですし、新規に採用するのは時間的にもコスト的にも負担が大きくなります。であれば、家庭環境を整えて、会社に長く残っていただいた方が双方にとって合理的なので、このような方針にしています。

コトラ渡邉:
ありがとうございます。続いて熊倉様、ご経歴やDTFAでの働き方など教えていただけますでしょうか。

MK様:
私は独立行政法人からキャリアをスタートして、その後DTCに5年ほど在籍し、M&A仲介の会社と自動車メーカーを経て、DTFAに入社しました。

コンサルティングの仕事が好きなのです。独立行政法人時代の仕事もコンサルティングに近く、日系企業の海外進出支援や貿易投資相談などに携わっており、企業の意思決定の支援をしてきました。その後のキャリアでも、企業の意思決定の支援、そしてメーカーの経営企画で事業会社の総合的な意思決定の場と、企業経営の様々な側面に関わってくることができました。

私は7歳と2歳の子供がいますが、2人目を出産した際は育児休業を取得せず、産休のみでのフルタイムを選択し、リモートワークを活用しながら出社とのハイブリッドで勤務していました。うまくやれていたのですが、私のいたメーカーでは、リモートワークが不可になってしまい、祝日も出勤日だったため、祝日はベビーシッターを雇って仕事に行っていました。働きやすいと思って選んだメーカーでしたが、コロナ禍が落ち着いてきた途端にリモートワークが全面禁止になり、働きにくくなってしまって、それならばもう一度好きな仕事に戻りたいと思い、デロイト トーマツに戻ってきました。

神田様:
事業会社のほうがプロフェッショナルファームより働きやすいというイメージがありますが、プロフェッショナルファームのほうが制度的に働きやすいのではないかと思います。

もちろんプロジェクトの繁忙時には大変なときもありますが、事業会社でもこの点は同じと認識しています。

MK様:    
ライフイベントを考えている方も、事業会社からでも、ぜひデロイト トーマツにチャレンジしてみてください。プロジェクトベースの働き方は、非常に合理的で、両立はし易いのではないかと思っています。

DTFAに入社したのは、仕事の内容として、多種多様なクライアントとお仕事ができるためです。DTCだと事業規模の大きいクライアントが多く、1つのクライアントと長期間の仕事をすることが多いのに比べ、当チームでは対ミドルマーケットということもあり、個々人が常に3社くらいのクライアントを持っています。

数多くのクライアントを担当することで得られる学びも多いですし、比較的短期間のプロジェクトが多いことによるリズムのつかみやすさもあると思っています。

神田様:
仕事の密度がとても濃いですし、一方で働き方は非常に柔軟なのが、このチームのいいところだと思います。

コトラ渡邉:
女性だと、産休・育休から戻れるかが気になる方も多いと思いますが、いかがでしょうか。

MK様:
制度はデロイト トーマツ グループで共通ですので、DTC在籍時のお話をさせていただくと、第1子を出産後、早めに復帰する代わりに、半年間ほど毎週金曜日はお休みする週4日勤務という時短勤務を選択させていただきました。今から7年前なので、当時としては他社に比べて制度の整備が進んでいて、ありがたかったです。今はそうした制度がより充実して用意されています。

コトラ渡邉:
お話を伺い、働き方や制度、職場の雰囲気など、実態とイメージのギャップに驚かれる方が多いのではと感じました。

次に、今後、ご自身で実現していきたいことはありますか。

HK様:
採用と育成を担当しているということもあり、チームを大きくしたい、チームの質を上げていきたいというのが、目標として掲げているところです。一人では限界があるので、チームメンバーでフォローしあいながらやっていきたいです。

MK様:
私は、新卒入社社員の教育・育成をしているので、新卒のメンバーにとって意欲的に仕事ができる環境にしていくと同時に、チームを大きくしていく役に立てればと思っています。もう一つは、案件の受注を増やすことです。お客様との接点を増やして、何よりもまず我々のサービスを知っていただきたいと思っています。

強い思いで世の中を変えていく

コトラ渡邉:
続いて、人材ニーズについておうかがいします。人物面、スキル面で、どういった方にご入社いただきたいでしょうか。

神田様:
人物面で言うと、人間性を重視しています。大変な仕事なので、日本をどうしていきたいかという点で、日本のミドル企業を元気にしたいという思いがある人や、世の中のためにという思いが強い人に是非応募いただきたいと思います。

スキル面で言うと、ブティック系ファームで頑張ってきた30歳前後の人で、もう1サイズ大きな会社をクライアントにしたい、または幅を広げたいという人は大歓迎です。

また、求められるサービスの幅が広がっていますので、DX人材は貴重です。SIerではなく、コンサルの戦略面のイメージもできつつ、DXの経験がある人は、年齢を問わず、即戦力として活躍いただけます。

ポテンシャル採用では、事業会社の人であれば、ビジネスの経験を少し積んだ若手や経営企画を経験した人に挑戦いただきたいと考えています。

ここ数年では、前職でコンサル業界を経験し、ライフイベントで一旦現場を離れた後に復帰される女性も増えてきています。子育てをしながら、プロフェッショナルな領域での経験を活かしクライアントの課題を解決したいという方にも、仲間になっていただきたいです。

コトラ渡邉:
応募を検討される方のために、入社したあとに得られる経験、スキルについても教えてください。

HK様:
戦略、業務改善からファイナンスまわりまで幅広く経験できるので、経営に関して幅広い知識・スキルが身に付きます。我々のチームの出身者は独立して起業したり、CFOになったりする方も多いので、経営全般の汎用的なスキルが身に付くのかなと思います。

コトラ渡邉:
最後に、転職希望者の方にメッセージをいただければと思います。

神田様:
コロナ禍が明けて、ニューノーマルで日本のマーケット環境が変わる中で、ミドルマーケットにはサポートが必要な会社がたくさんあります。そういった会社を救いたいという気概がある方と一緒に仕事ができたらと思います。

HK様:
当チームでは、クライアントからは非常にレベルの高いものが求められます。そういった環境下では、ビジネスパーソンとしてのスキルを急激に上げることができると思いますし、ご自身の裁量で仕事を進められる、裁量の大きさが成長スピードを高める環境ですので、ぜひご応募いただきたいです。

MK様:
外部環境が大きく様変わりし、日本企業、特にミドルマーケットの転換期のタイミングだと思っています。この時代だからこその、非常に面白い仕事ができる職場だと思います。同時に、ご自身のキャリアとご家族との時間を自身の工夫次第でうまく両立できる職場なので、ご興味お持ちいただけたらと思います。

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社にご興味がある方へ

今回特集しましたデロイト トーマツ ファイナンシャル アドバイザリー合同会社様の求人をご紹介します。
ご興味がある方は、下記ボタンよりぜひご応募ください。

■求人
大手FASの事業再生・バリューアップアドバイザリー(未経験者も歓迎)

■年収イメージ
経験・能力を考慮の上、当社規定により決定します(イメージ 〜2,000万円以上)

■業務内容
1 事業再生アドバイザー
●事業・財務面に課題を抱え業績不振等の状態にある企業に対し、その事業を再生し成長軌道に戻すため、財務・事業の両面から支援を行う
●問題の把握と原因の解明から、対応策の検討、マネジメントの意思決定、施策の実行までを一貫してサポートする
●必要に応じて、金融機関等ステークホルダーとの協議の支援を行う

【具体的業務例】
・事業再生支援(Financial Restructuring)
・企業再編支援(グループ内組織再編支援)
・M&A関連業務(FA、財務DD、事業DD、PMI支援等)
・海外リストラクチャリング支援
・法的再生支援

2 バリューアップアドバイザー
●ハンズオン型の業績改善プロジェクトにおけるプロジェクト・メンバーとして、営業、生産・物流等の現場オペレーションおよび経営管理の改善を支援
●事業計画、経営戦略を現場に常駐して担当者の行動レベルまで落とし込み、短期的な成果創出を支援
●クライアントの経営トップをはじめ現場担当者が参加する会議体のファシリテーションを行う

【具体的業務例】
・ターンアラウンド(実行支援)
・バリューアップ支援
・営業、製造・物流領域における戦略・施策の立案および実行支援
・経営管理体制(原価管理の仕組み構築など)の構築支援
・後継者、ミドルマネジメントの育成支援

■必要スキル
◆望まれる人物像
●再生支援やクライシスマネジメント事案において、厳しい状況にあるクライアントに対して、経済条件・時間条件等の制約の高い中で業務提供を行うことから、以下のソフトスキル・特質を備えた人物が適している
・積極性、協調性、誠実性、根気強さ、泥臭い仕事を厭わない覚悟
・論理的な思考能力(分析フレームワークを習得していれば尚可)
・口頭および文書での高いコミュニケーション能力(課題発見・プレゼンテーション)
・肉体的・精神的なタフさ
・即戦力となる事業再生支援/バリューアップ支援の経験者優遇だが、未経験者についても、前職での職務内容と志望理由を考慮し、比較的短期で戦力化するポテンシャルのある人材を積極採用
・入社後の想定職務内容に関わらず、財務・会計の基礎的な知識を有することが望ましい

◆歓迎条件
1 アドバイザリーファーム、PEファンド、銀行・証券会社等において、下記の職務経験を有する方
 ・再生関連業務(コンサルティング、投融資等)
 ・M&A関連業務
 ・ファイナンス業務
 ・調査・審査業務

2 戦略コンサルティング会社等において、下記の職務経験を有する方
 ・戦略策定および戦略実行支援
 ・チェンジマネジメント(ミドルマネジメント層の育成)支援
 ・PDCAサイクルの構築支援
 ・オペレーションの改善業務
 ・PMI(post-merger integration)関連業務

3 事業会社において、下記の職務経験を有する方
 ・財務・経理
 ・経営企画・関連会社統括・海外事業統括等

4 公認会計士(USCPAを含む)・税理士・弁護士の資格を有し、当該資格に係る実務経験を有する方

■勤務地
東京のほか、大阪・福岡・広島でのご相談も可能です。

コトラでは業界動向や今後のキャリアについて無料キャリア相談会を開催しております。
最新の採用動向や非公開求人情報などの情報提供をさせていただきます。
また、ざっくばらんな意見交換・ご相談をさせて頂きながら、理想のキャリアを歩むためのアドバイスをさせていただきます。 お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)