【イグニション・ポイント株式会社】 ~クライアントの課題解決に特化し共創型プロジェクトをつくるユニット~

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ご経歴の概要

コトラ 梅田:
まず初めに、羽間様と岩尾様のご経歴をお聞かせください。

岩尾様:
私はもともとSIer出身で、証券会社様向けの株や債券等の注文、注文後の約定に関するシステム開発や維持保守に携わっておりました。
特に株の取引においては、取引所へ迅速に注文を届けることが求められており、社会インフラを支えるシステムを担っていることにやりがいを感じていました。

コトラ 梅田:
そこからイグニション・ポイント様へご入社されたのでしょうか?

岩尾様:
はい。昨年(2022年)の8月に入社しました。

羽間様:
私は2008年に新卒でアクセンチュアに入社し、製造業界、流通業界を中心にITや業務コンサルティングに従事しておりました。
その後、楽天へ転職し、そこではECのロジスティックス事業部での業務効率化やシステム導入、ラストワンマイル事業の立ち上げ等、業務のデジタル化やプロダクトサービス開発というところをリードしてきました。

その後、2018年の10月にイグニション・ポイントへジョインをしました。
私が入社した頃は社員数は30名程だったのですが、現在(2023年12月)は370名程に増えており、この5年間を経て、別のステージに立っていると感じております。

コトラ 梅田:
イグニション・ポイント様へのご入社の決め手をお伺いしてもよろしいでしょうか。

羽間様:
これまでコンサルティングや新規事業開発を経験してきて、これらの経験を活かして今度は自身が組織をつくる立場に携わってみたいという想いを抱きました。
一方で当時は、経営に関する経験やスキルが十分ではなかったため、比較的小さい規模感や手触り感がマッチしたという点が決め手になりました。

コトラ 梅田:
岩尾様はいかがでしょうか。

岩尾様:
社会インフラを担っていることについて、やりがいを感じていたものの、もっと身近な人の役に立つ仕事がしたいと思い、転職活動を始めました。
転職の過程で「計画的偶発性理論」に関する本を読み、自ら行動を起こさなければチャンスは生まれないという考えに出会い、自身の将来の方向性を変えようと思っている今だからこそ、行動してみようと思いました。
当時、イグニション・ポイントでは、コロナ禍の医療現場を救うための消毒等を行うロボットを導入する案件等があり、社会課題を解決する案件を迅速に推進していることが魅力的だと思い、入社を決めました。

ご入社後の印象

コトラ 梅田:
ご入社されてからの印象はいかがでしょうか。

岩尾様:
私が入社した頃は、社員の顔と名前が一致できるような規模感であったため、入社後すぐに馴染むことができました。プロジェクトで関わる方々の人柄も良く、発言もしやすい雰囲気であると感じていました。

業務については、私は転職活動時から一貫して社会課題を解決するような業務、もっと言えば「私が作った仕組みがこうやって世に出ているんだよ」と自分の子どもにも誇れるような仕事がしたいという想いがありました。
その想いを汲み取っていただき、地方自治体の課題を解決するような地域創生に関する業務や、自治体のスタートアップを輩出するアクセラレータープログラムの企画運営の業務に携わっています。
未経験の領域であったため最初は苦労しましたが、携わりたかった仕事ができているため、活き活きと働くことができています。

羽間様:
イグニション・ポイントに入社した時は、ないものばかりで、それまで在籍していた大手企業では、制度やメソドロジーなど整っていたことを実感しました。
時間には限りがあり全部に取り組むことは難しいため、必要なものは何か仮説を立て、優先順位をつけて実行しました。

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併せて、組織や経営にも当てはめていくことが大事だと思いながら、仕事をさせてもらったことで、目線がとても上がったと感じました。
従来のコンサルティングファームでしたら、組織作りや人材育成など、プロジェクトマネジメントをきちんと行うことで、仕事としては機能するでしょう。ただ、弊社に入社して組織や経営を自分事とすると、会社や組織のあり方をどうしていくのか、人材をどう育てていくのかまで考える必要がありました。
そのとき、経営視点の重要性に気付かされ、入社当初の予想以上の環境に身を置いたことで大きく成長できたなと感じています。

コトラ 梅田:
「経営」という観点に、強制的に携わることになったのですね。

羽間様:
ユニットを見るようになってから3年ぐらい経ちますが、本当に自分事として考えるようになりました。
組織が大きくなってくると、規模感に応じてまた新しい課題が出てきます。それが難しさでもあり、面白さでもあると私は思います。

部門の組織構成

コトラ 梅田:
部門の組織構成を教えてください。

羽間様:
人数は100名超になっています。
組織構成では、特に大きくチーム分けはしていないのですが、注力する領域に対して、サブユニットを設けています。
具体的には、デジタルを活用した新規事業の創発や、デジタル戦略、プロダクトサービス開発などです。
そのような形で、支援メニューや領域を定め、サブユニットのリーダーとなるようなシニアマネージャーやディレクターを配置しています。スタッフは、自分たちの今後のキャリアをイメージしながら、それぞれのプロジェクトにアサインされます。

階層別の人数構成は、マネージャーが30名、スタッフが70名程度になります。
平均年齢は30歳前後になります。2019年から新卒採用を始めて、5期にわたって入社している新卒からのメンバーが、30名程います。
そのため、新卒から3~4年目くらいまでのメンバーが3分の1ほどを占めていて、あとは中途採用の方になります。

コトラ 梅田:
今年(2023年)、新卒で入社したメンバーは何名程いらっしゃるのでしょうか。

羽間様:
15名です。大体、10名以上は毎年コンスタントに採用しています。

中途でご入社された方のバックグラウンド

コトラ 梅田:
社員全体の7割ぐらいが中途採用の方ということですが、どのようなバックグラウンドの方がいらっしゃるのでしょうか。

羽間様:
大手コンサルティングファームやSIから来る方もいれば、若手は事業会社でサービス開発などを経験し、新規プロダクトを作っていきたいというメンバーもいて、バックグラウンドは様々ですね。
特に新規事業は抽象的で見えづらいことも多いため、その解像度を高めていくことが我々の仕事であると感じています。
解像度を高め、それを推し進めていく力のある方は、コンサルティングファーム、事業会社出身に限らず活躍していると感じます。

コトラ 梅田:
いわゆる大手のコンサルティングファームが求める人材とは、色合いが違うのでしょうか。

羽間様:
コンサルティングファーム出身の人は、答えるべき問い、筋のいい仮説を出すといったところに長けている人が多く、親和性が高いと思います。
一方で、事業家のマインドも求められる部分があるため、そこにマインドチェンジできるかどうかがコンサルティングファームから転職してきた方が成功できるポイントになります。
逆のパターンで言えば、事業会社出身の人は積み上げ思考ではなく、構造化して物事を考えることができるかというところが、成功に向けての分水嶺になると思います。

コトラ 梅田
キャリア採用で入社された社員に対してのフォロー、例えば研修などは、どのような仕組みになっているのでしょうか。

羽間様:
各ユニットごとにスキルマップを定義し、目指すべき姿と現状のスキルレベルを把握する材料として活用しています。
加えて、パフォーマンスマネージャーと呼ばれるコーチの役割を担うマネージャーが、2週間に1回の1 on 1ミーティングを通じて、アドバイスや軌道修正を行っています。
マネージャーに対しての1 on 1研修やコミュニケーション研修というところも、来年(2024年)はやっていきたいと考えております。
上位の目標やビジョンを達成するためには、KGIやKPIなどの数字だけに頼らず、人と人との繋がりを大切にすることが重要であると考えています。

コトラ 梅田:
岩尾様は昨年(2022年)ご入社されたとのことですが、実際に研修を体験してみていかがでしょうか。

岩尾様:
私は、研修を体験したというよりは、研修を提供した側であるため、その観点でお話しいたします。
弊社の研修については、大手のコンサルティングファームと比較して、研修制度が整っていない部分もありました。
このため、新卒や若手の社員向けに、身に着けるべきスキルを可視化したスキルマップを作成して、各スキルを身に着けるための研修を設計しました。
私は、要件定義研修、システム開発の基礎に関する研修資料の作成と研修を実施しました。
研修の準備は大変ではありましたが、知識や専門領域を持っている社員が多くいるため、社員に必要なスキルを身に着けるための研修を提供することができたと感じました。

部門の魅力

コトラ 梅田:
部門の魅力や強みをお伺いしてもよろしいでしょうか。

羽間様:
3つあると思います。
1つは、クライアントの課題解決や、価値創出そのものにフォーカスすることです。
例えば、IT戦略やDX戦略という形でコンサルティングの依頼を受けた際に、出された具体案が、システム開発やBPOなどの売る側の都合になっていることが、他のコンサルティングファームでは見られると思います。
当部門ではそうならず、クライアントの課題解決にフォーカスする点が強みであると感じています。

2つ目は、ドリームチームが作りやすいことです。イグニション・ポイントのメンバーは、コンサルティング事業だけでも、ストラテジー、デジタル、エクスペリエンスデザイン、ワークデザイン、インキュベーション、イノベーションプラットフォーム、インダストリーフォーカスと、7つのユニットがあります。
イノベーション事業本部やインベストメント事業本部など、別のケイパビリティを持った本部で、越境型人材でのチーミングが可能です。更に、電通グループとの連携もスムーズに行うことができ、構造的にドリームチームを作りやすい環境であると感じています。

3つ目は、クライアントと共に、共創型プロジェクトを作っていくところです。
一般的にコンサルティングファームは、短期的に発注して短期的に結果を出すことに強みがありますが、クライアントが自分たちでできるようにならないことがしばしばあります。
クライアントが内製化できるのが最も理想的であるため、共創型プロジェクトを作ることを重視しています。
具体的には、集中討議やワークショップなどの機会を設け、クライアント自身の引き出しを作っていく、そのような形で自社で持続可能な成長を実現できるようにサポートしています。

コトラ 梅田:
伴走する形で支援していくということですね。

羽間様:
クライアントと共に課題を解決していくことで、新しいビジネスモデルが生まれることも少なくありません。
例えば、クライアント企業様と新規事業を共同で立ち上げるなど、ジョイントベンチャーを組んだりすることもあります。
このような取り組みを通じて、クライアントと対等な立場でビジネスを創造し、コンサルティングファームのビジネスモデルの変革につなげていきたいと考えています。

コトラ 梅田:
どのような営業スタイルで案件を獲得するのでしょうか。
自治体やプロスポーツチームはどのようなコネクションでクライアントとなるのでしょうか。

羽間様:
プロスポーツチームは私の前職での繋がりがきっかけになります。
そうした繋がりから始まるものもございますし、公共系は自分たちで直接調達情報を見るケースもありますし、電通やグループ会社経由で接点を持つことや紹介していただくことなどがあります。
最も大事なのは一つ一つのデリバリーを品質よく行っていくことだと思っています。

コトラ 梅田:
電通様とのシナジーは、今後もっと強くしていきたいとお考えですか。

羽間様:
電通の現社長(2024年就任)の佐野氏がインタビューでコンサルティングに関する考えを語っています。
佐野氏は「コンサルティング」とは言わず、「ビジネストランスフォーメーション」という言い方をしており、ビジネスの変革の中の一つの機能であると考えています。
インテグレーテッド・グロス・パートナーの中のDXやBXを強化していきたいと、電通としても考えておりますし、その部分を担っている組織の人間として、私もそこに貢献していきたいと考えております。

イグニション・ポイントならではの強み

コトラ 梅田:
他社様と異なる点、イグニション・ポイント様ならではの強みをお聞かせください。

岩尾様:
弊社では、1人の社員が、いわゆる両利きの経営というところの「知の探索」「知の深化」の両方に携わる機会があることであると感じています。

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前職での私の仕事は、どちらかというと、既存の業務を効率化することで収益を上げる「知の深化」に関する業務が多かったように思います。
業務効率化の必要性は理解していましたが、今までにないものを生み出す「知の探索」にも興味がありました。
他社様は、「知の探索」「知の深化」に従事する社員を分けていることが多いと推測しています。
弊社では、1人の社員が両方に携わることができる機会があるため、社員のスキルアップや、モチベーションの向上に繋がる点が強みであると感じています。

コトラ 梅田:
そうなると社員の定着性やチームとしての魅力づけが要になると思いますが、何か工夫されていることはありますでしょうか。

岩尾様:
技術や業界ごとに専門性をもった社員がいるため、自分の知識や経験が足りない分野でも、すぐに他の社員へ相談することで、弊社としての品質を担保した業務の推進、社員のスキルアップ・定着に繋がったと考えています。
例えば、スタートアップの作成した事業計画書や、ピッチのプレゼンに係るメンタリングの機会も、ユニットを超えた弊社社員のスキルや、弊社のアセットを活用して推進できました。

コトラ 梅田:
何か困りごとがあった際、すぐにサポートしていただける雰囲気があるのですね。

岩尾様:
はい。
サポートする雰囲気であるのはもちろんですが、社員のスキルアップにも繋がっていると感じています。
私は、公共領域を専門としてきた方と一緒に仕事をすることで、公共領域への理解が深まりました。
また、公共領域を専門としてきた社員も、私など別のメンバーと一緒に仕事をすることによって、システム開発に関する知見が深まるといったように、自分の専門領域に近しい領域のスキルアップにも繋がっています。

羽間様:
私はデジタル領域が専門のため、DX部門を見ていますが、テーマは現在多岐にわたっています。
そのため、デジタルの要素だけでは、成功のハードルがとても高いと強く感じています。
例えば、新規事業をとっても、既存事業の枠組みにとらわれずに、自社の強みが生きる新規事業を創出するために、デジタルと戦略の組み合わせが必要になります。

また、人材育成の点で、ビジネスとITのスキルセットを持つDX人材を育成して獲得していきたいと思いますが、理想のDX人材像は、企業によって異なるのが現状です。
DX人材の獲得は、採用、育成、評価も含めて全部取り組む必要があるため大変です。
「費用をかけてAI人材を3000万ぐらいの年収で採用しました」と言っても、制度設計がなければ結局その人の強みを活かすことができないため、ワークデザインのようなユニットと一緒になる必要があります。
そのため、デジタル単体で解決できるテーマは、DXには存在しないのではないかと思っています。

このように、複合チームでの支援体制にすることで、複雑なテーマの克服が可能になると考えているため、そういった文化がある点は弊社の強みであると感じています。

コトラ 梅田:
異なるユニット間のコミュニケーションを活性化させるための制度やプログラムはあるのでしょうか。

羽間様:
全社的な制度やプログラムはありませんが、少なくともユニットリードはそれぞれお互いの取り組みを理解する場を持つようにしています。
全てを自前でやるのではなく、使えるものをうまく掛け合わせて効果を出すという発想自体を持つということは、私自身もユニットメンバーに伝えていかなければなりませんし、伝えていこうとしています。
そういった点を、会社の文化として根付かせていけたらいいなと思います。

働き方について

コトラ 梅田:
コンサルティングファームのコンサルタントより求められるものが多いという印象を受けたのですが、ワークライフバランス、働き方についてはいかがでしょうか。

岩尾様:
周りの雰囲気も良くて、働く環境には恵まれていると感じています。
私は子どものお迎えのため、毎日18時に退勤しなければならないのですが、クライアントやチームメンバーとの打ち合わせを調整し、仕事と家庭の両立ができています。そのあたりも恵まれていると思っています。

コトラ 梅田:
クライアントとなる自治体によっては出張もあると思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

岩尾様:
家族に協力してもらって出張に行っております。

コトラ 梅田:
実際、残業時間はどのくらいなのでしょうか。

羽間様:
平均の残業時間は20時間~30時間程度です。
そのため、限られた時間の中で自身で優先順位を付け、どのように設計していくかといったようにプロジェクトマネジメント力が問われる仕事になっていると思います。

人材ニーズについて

コトラ 梅田:
これからもっと組織を大きくしていくために、どんな方に入社していただきたいとお考えでしょうか。

岩尾様:
2つあります。まず1つ目は、企業にとっては人が重要ですので、クライアント、協力会社、弊社社員を大切にし、相互理解できるMutual Respectの精神がある人にジョインしてもらいたいなと思っています。
2つ目は、スキルについてです。コンサルタントとして必要な思考力、コミュニケーション力、プロジェクトマネージメント力などはもちろんのこと、新技術などへの成長意欲がある人にきていただきたいと思っています。
我々も努力して成長していかなければクライアントの期待に応えられないと思っているため、自分自身も含め、成長する意欲がある人に来ていただけたらいいなと思っています。

羽間様:
入社してくる人にとってイグニション・ポイントで実現したいことは、何なのか?という問いを持って欲しいと思います。
自分自身がどうなっていきたいのかという姿を考えて、そこに向かってどのようにアプローチしていくのかという思考でジョインしてもらえたらと思います。
自身のキャリアマップを自身で描く、そんな人に入社してもらいたいです。
将来のビジョンをしっかりと描ける人に入社していただき、その場としてこの会社を活用してもらう、そんな人に来てもらえればいいと思います。

今後の展望

コトラ 梅田:
今後、イグニション・ポイント様として業界を絞ることはお考えでしょうか。

羽間様:
業界を絞ることは考えておりません。

弊社の理念である「ゆたかな人生のきっかけを」に基づき、「ゆたかな人生にどう寄与するか」という視点からスタートし、衣食住、モビリティ・トランスポーテーション、テクノロジー・コミュニケーション、趣味や娯楽、教養、ライフサイエンス、ヘルスケア、健康、資産形成など、ゆたかな人生を築くための要素を探求しています。

これらの要素は、社会基盤や産業基盤など、一般的なインダストリーカットで広範な業界を網羅するのではなく、「ゆたかな人生のきっかけを作るカット」として組み合わされています。
私たちは、ゆたかな人生を入口に掲げ、逆算的なアプローチで考えており、それにより包括的なインダストリーが浮かび上がっています。
同様に、インベストメント事業においても、「ゆたかな人生のきっかけ」を基準に、どの業界に投資していくかを検討しています。

今年(2023年)11月から、インダストリーフォーカスユニットを立ち上げ、フォーカスするマーケットを絞って専門性を強化しています。(下記画像参照)
弊社の理念である「ゆたかな人生のきっかけを」に基づき、よくあるインダストリーカットで全ての業界を網羅するのではなく、”ゆたかな人生”にどう寄与するかという視点から始まり、インダストリーを包括的に見ています。
コンサルティング事業に留まらず、インベストメント事業においても、投資先となる業界は、同じ視点で考えることが多いです。

20240110インダストリーフォーカスユニットの資料 1 - 【イグニション・ポイント株式会社】 ~クライアントの課題解決に特化し共創型プロジェクトをつくるユニット~

コトラ 梅田:
3つの事業の中で人のローテーションはあるのでしょうか。

羽間様:
ローテーションはないのですが、公募が出て異動したり、元の部署に戻ったりなど、人の交流は結構あります。

コトラ 梅田:
インベストメント事業は投資先の経営にどの程度関与するのでしょうか。
例えば、事業に出資する、アドバイスをするくらいなのか、それともPEのようにバリューアップするために深く関わっていくのでしょうか。

羽間様:
インベストメント事業自体はVCなのですが、PE的な要素も入れてアクセラレーションする形になっております。
コンサルティング・インベストメントというところも、インベストメント事業のCVCの設立を活かした、立ち上げを支援も行っています。
スタートアップと、それに興味を持っている事業会社さんとの新規事業開発のプログラムの、PMみたいな仕事もしています。

候補者様に向けてのメッセージ

コトラ 梅田:
最後に、候補者様に向けてメッセージをいただけますでしょうか。

岩尾様:
長年、一つの企業で働いていると、このままのキャリアで本当にいいのか、自分の人生で成し遂げたいことは何か、という思いに直面する機会は誰にでもあるかと思います。
その際に、自ら行動することによって得られるチャンスも多くあり、そのチャンスを掴むことで、スキルアップして自分の理想とする姿に近づくことができる可能性があります。
もし悩んでる方がいらっしゃいましたら、まずは転職という行動を起こすというのも一つの手段であると感じます。
その中で、イグニション・ポイントを選んでいただけましたら、私としては嬉しく思います。

羽間様:
弊社の環境を最大限に活用して、ご自身の夢を実現し、社会課題の解決やゆたかな人生に繋がるように貢献していただきたいと考えています。
そのような、夢やビジョンがある方と是非お話をしてみたいです。併せて面接でもそういったことを聞けたら嬉しいです。

コンサルティング業界の事業モデルは、時代の変化に合わせて変革していく必要があります。
新しいモデルを一緒に作り上げていきたいという方は、是非ジョインしていただきたいです。
コンサルティング業界はかつては長時間労働が当たり前でした。
しかし、現在はスマートに働くことが求められるため、限られた時間の中で自分の価値を発揮し、長時間労働で得られる成果をさらに上回る価値を創出することが求められるのではないかと感じています。

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登壇者紹介

ゲスト

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イグニション・ポイント株式会社
コンサルティング事業本部 パートナー
デジタルユニット責任者

羽間 裕貴 様

[ 経歴 ]
慶応義塾大学商学部卒業。アクセンチュア、楽天を経て現職。新規サービス立ち上げ、業務改革、ロジスティクス改革、IT戦略・経営計画の立案・実行支援を先頭に立って行い、多数のプロジェクトの成功に貢献。
イグニション・ポイントではパートナー兼デジタルユニット責任者として、「データ/AI活用を基軸としたDX」「プロダクト/サービスを基軸としたDX」プロジェクトを推進し、日本国内のDXの発展に向けて尽力。
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イグニション・ポイント株式会社
コンサルティング事業本部 デジタルユニット
マネージャー

岩尾 美香 様

[ 経歴 ]
早稲田大学大学院先進理工学研究科修士課程修了。
野村総合研究所を経て現職。証券業界のバックオフィスシステムの開発PM、新規クライアントへのバックオフィスシステムの導入に従事。クライアントの抱える課題解決に向けた、システム設計・開発・運用保守に強みを持つ。
イグニション・ポイントでは公共案件を中心に新規事業の創出支援、DXによる課題解決支援に従事。

インタビュアー

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株式会社コトラ
エグゼクティブコンサルタント

梅田 哲正

[ 経歴 ]
学習院大学法学部卒業後、大手生命保険会社に入社。7年間システム開発業務に従事。 その後、アクセンチュアに転職。アクセンチュアでは採用部門に所属、年間100名以上のITおよびコンサルタント人材の採用を長年経験。その後、大手不動産ファンドのプロロジス、大手人材紹介会社、大手ITコンサルティング会社で人事採用関連の幅広い業務に携わる。

[ 担当業界 ]
コンサルティングファーム、IT業界、人事/総務など管理部門全般
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株式会社コトラ
コンサルタント

吉田 宗平

[ 経歴 ]
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、外資系IT企業に入社。SEとして貿易システムプロジェクト等に従事した後、コトラに入社。

[ 担当業界 ]
IT業界、コンサルティングファーム等

この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)