日本の金融インフラの中心へ。決済×テクノロジーで社会変革に挑む|株式会社インフキュリオン

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「戦略を描くだけでなく、社会の仕組みそのものを変えたい。」そう考えるコンサル出身者にとって、インフキュリオンは一つの有力な選択肢かもしれません。

キャッシュレス、フィンテック、AI——。同社は決済基盤の構築を通じて金融インフラの変革を最前線で牽引し、コンサルティングを起点に、今や自社プロダクトを持つプラットフォーマーへと進化を遂げました。また、代表の丸山様は、FinTech協会の会長などの要職を歴任。長年にわたり国や省庁の有識者会議等を通じ、法制度改正の提言やグランドデザインの構築に深く携わってきた、日本の決済制度の「変革者」の一人でもあります。

今回は代表取締役社長CEOの丸山様と執行役員CSOの森田様に、創業の理念からプラットフォーマーへの変遷、プロダクトが生むシナジーの実態まで深くお話を伺いました。AI時代に求められる「総合力」とは何か。コンサル出身者がここで積める希少価値とは何か。決済とテクノロジーの最前線で、その答えに迫ります。

ゲスト紹介

ゲスト

株式会社インフキュリオン_丸山弘毅

株式会社インフキュリオン
代表取締役社長CEO

丸山 弘毅 様

[ 経歴 ]
新卒で株式会社ジェーシービー(JCB)に入社。決済業界で長年の経験を積み、独立して株式会社インフキュリオンを創業。代表取締役社長CEOとして決済基盤のプラットフォーム構築や新規事業開発を牽引。また、フィンテック協会代表理事会長(現 エグゼクティブアドバイザー)を務めるなど、日本の法制度改正やキャッシュレス普及、ルールメイキングにも深く関与する。

株式会社インフキュリオン_森田航平

株式会社インフキュリオン
執行役員 CSO

森田 航平 様

[ 経歴 ]
大手SIerのTIS株式会社を経て、2017年にインフキュリオンへ参画。インフキュリオンコンサルティングにてメガバンクをはじめとする多数の新規事業立ち上げやプロジェクト推進に従事した後、現在は事業側へ移り、執行役員CSOとして事業戦略の立案、組織マネジメント、巨大プロジェクトの推進を担う。

決済を真の社会インフラへ。コンサル起点で挑んだ創業の原点

コトラ野沢:
まずは会社の創業背景についてお伺いできたらと思います。丸山様は、新卒でJCBに入社されたとのことですが、当時の決済ビジネスに対してどのような印象を抱いておられたのでしょうか。また、決済領域を選ばれた背景や創業に至った経緯について教えてください。

丸山様:
私は新卒でJCBに入社してから30年近く決済業界にいますが、当時は「キャッシュレス」や「フィンテック」といった言葉もなく、業界としてもまだ確立されていない時代でした。しかし、インターネットの登場により、対面でのモノの交換からデジタルなやり取りへと変化していくことは明らかでした。

社会の基盤がデジタルに変わる中で、決済がデジタルになるのは当たり前のインフラになるだろうと考え、これから50年で世の中のインフラが最も変わる未着手の領域に飛び込み、自ら社会を変えていこうという思いから決済業界を選びました。

JCBでは中核的な役割を担い、非常に意義のある活動ができました。ただ、決済が本当の社会のインフラになるには、決済が目的ではなく「手段」でなければなりません。消費行動や商取引を生み出すプレイヤーがもっと決済に参画していくべきだと考えました。そのためには、業界の中に閉じこもるのではなく、外に出て新しいプレイヤーが参画できるエコシステムを広げていく方が社会のためになると考え、創業に至りました。

コトラ野沢:
創業当時は事業会社ではなくコンサルティングから始められたそうですが、その理由は何だったのでしょうか。

丸山様:
我々が社会全体を変えたいと考えたとき、もちろん自分たちで小さくビジネスを始めるのも重要ですが、一番インパクトが大きいのは大企業が決済業界に参入し、イノベーションを起こすことでした。当時我々にはプロダクトもインフラもなかったため、まずは大企業に対して「我々と一緒に決済業界に参入しませんか、業務やシステムのノウハウを提供しますよ」と提案する活動が重要だと考えました。結果としてそれがコンサルティングという形になった、というのが理由です。

コトラ野沢:
森田様は、2017年にSIerであるTISからインフキュリオンコンサルティングへ入社されましたが、その背景を教えていただけますでしょうか。

森田様:
前職ではメガバンクのフィンテック部門に対して新しいソリューションを提案する営業をしていました。あるときハッカソンを支援する機会があり、そこにインフキュリオンもシステム基盤を提供する立場で参加していました。目の前で新しいビジネスが生み出されていく熱気を感じ、システム側からビジネス側へ移りたいと強く思ったのが一番の理由です。

また、汎用的なスキルを身につけながら新規事業に携わりたいと考えていた中で、【事業を作る手段としてのコンサルティング】を行っているインフキュリオンコンサルティングの環境が、自身のキャリアやフィンテックに飛び込みたいという思いに合致し、入社を決めました。

コトラ野沢:
コンサルを経験された後、現在はインフキュリオンへと移られていますが、ご自身の視座はどう変化しましたか。

森田様:
コンサル時代は、意思決定をするために複合的な要因をいかに体系化し、網羅的に用意してクライアントに判断していただくかというスキルが身につきました。一方、本体の事業側に入ってからは、自らが意思決定をする立場になり、複合的な要因に重み付けをして「今はここを重視すべき」といったバランスを取りながら、いかにスピード感を出して事業を推進するかを考えるようになりました。

また、個人のコンサル組織のマネジメントから、事業を伸ばすための組織マネジメントへと、求められる役割が大きく変わったことで、事業推進の視座が高まったと感じています。

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歴史的変革を牽引するプラットフォーマーへ。今、求める人材像

コトラ野沢:
創業から現在までの歩みについて、お伺いいたします。「決済支援」から、現在のような「プラットフォーマー」になった背景はいかがでしょうか。象徴的なターニングポイントも交えて教えてください。

丸山様:
大きく3つのポイントがあります。まず根本として、我々が「新しいビジネスや社会をこう実現すべきだ」と提言しても、システムが伴わなければ実現できないという壁に直面しました。そこで、提言するだけでなく自分たちで新しい技術を試し、プロダクト作りまで担わなければ本当に社会は変わらないと考えました。

株式会社インフキュリオン_丸山弘毅

1つ目の転機はスマートフォンの台頭です。決済デバイスとして活用し、日本のキャッシュレスの入り口を変えるルールメイキングに関わりました。

2つ目が大きなターニングポイントですが、フィンテック協会を立ち上げて代表を務め、日本の法制度改正に深く関わったことです。銀行のオープンAPIや金融サービス仲介業の制定など、縦割りの仕組みから機能別に拡張できる仕組みへと、世の中の枠組みを構造的に変えることができました。

そして3つ目は、レガシーな基幹システムまでも我々が最新技術で作り変えていく領域に入り込み、歴史的な金融業界全体を変革するプラットフォーマーへと進化したことです。

コトラ野沢:
事業が拡大する中で、20年以上続いているコンサル部隊は、インフキュリオンにとってどのようなシナジーをもたらしていると思いますか。

森田様:
大きく2つのシナジーがあります。

1つ目は、事業とは独立してコンサルティングを行うことで、我々の既存ソリューションの延長線上ではリーチできないような案件やプロジェクトに携われる点です。最前線で事業のトレンドや時代の変遷を肌で感じ、次の案件発掘に繋がる重要な役割を果たしています。

2つ目は、事業推進をトータルで担えるスキルセットを持った人材が育つことです。コンサル側と事業側の双方で人材が成長し交わることで、より高いレベルでの事業推進が可能になります。コンサルとして入社した方のキャリアパスとしても非常に良い手段になっています。

コトラ野沢:
現在、組織として直面している課題や、それを突破するために求めている人材像についてはいかがでしょうか。

丸山様:
我々の支援領域は急速に広がっており、決済や金融を入り口にしつつも、BtoBの卸や製造などあらゆる産業に関わるようになっています。そのため、決済のエキスパートだけでなく、新しい仮説やアイデアを持ち、事業を統合していく力が求められています。

森田様:
加えて、AIが情報の整理を担うことで、人間はより高度なディレクションとスピード感を持って突破していく「総合力」が必要になっています。ご自身でハンズオンしながら、短いスパンでプロジェクトを回して突破していけるような、コンサル出身の方の素養がまさに求められています。

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実事業と隣り合う独自環境。全産業のコアで希少価値を積む

コトラ野沢:
インフキュリオンコンサルティングが提供するサービスは、一般的な戦略ファームやITコンサルと「ミッション」や「手触り感」において何が決定的に違うのでしょうか。

丸山様:
我々は戦略やITにとどまらず、「ビジネスそのものや社会の変革」に強くコミットしています。経営自体がアジャイルになっている今の時代、戦略を作りながら同時に技術的にも作り上げ、ビジネスを改善していくという動き方が必要です。成功も失敗も全てノウハウになります。

AI時代になると、知識や情報はAIですぐに調べられるようになります。だからこそ、誰も持っていない一次情報を持つこと、つまり実践から得られるノウハウを持つことが最も重要な差別化になります。我々には考えながら動く、作りながら直すという形で、ビジネスを一緒に作っていく手触り感があり、それが社会の変革に直接繋がっているのが一番の違いです。実際にお客様とは、プロジェクトが単発で終わることなく、長期にわたり継続して伴走させていただくケースが多くあります。

コトラ野沢:
森田様から見て、コンサル出身者が今インフキュリオンコンサルティングにジョインする意義や魅力はどこにあると思われますか。

森田様:
AI時代において、知識はすぐに調べられるようになりますから、理論を積み重ねるだけではなく、実践・実行を伴うコンサルティングスタイルがより求められると考えています。

インフキュリオンはグループ内に実業となるプロダクトやソリューションを持ちながら、独立したコンサルティングも行っているという、他にはなかなかない非常にユニークなバランス感を持っています。我々のグループ製品の導入のためのコンサルではなく、独立して案件を行いながらも、社内にある実践を通じた手触り感のある一次情報をすぐ横で得ながらコンサルティングができる環境は、本当に事業を前に進めたい、理論だけでなく実務を伴って事業を良くしたいと考えるコンサル出身の方にとって、今まで以上に大きな魅力になるはずです。そしてこの経験こそが、これからのAI時代においても価値を出し続けることができるコンサルタントになると考えています。

コトラ野沢:
貴社は金融や決済領域に特化していますが、この領域で専門性を身につける「希少価値」についてはどのようにお考えでしょうか。

丸山様:
決済はBtoC、BtoB問わず、ビジネスが生まれれば必ず発生します。つまり全産業に関わるものです。これまではコストと見なされていましたが、今はこれを自社のビジネスに取り込もうとする動きが活発です。特にAI時代において最も付加価値が高いのは、AIが持っていない「契約が成立し支払われたという決済データ」です。決済データは、その前後のサービス提供やマーケティング、ファイナンスにも繋がっていきます。あらゆる産業における最もコアなデータ部分に触れ、新規ビジネスを生み出す側に回れることは、非常に付加価値が高いと思っています。

森田様:
決済に特化することへのリスクを心配される方もいますが、私は決済という要素が「アドオン」されるプラスのものだと捉えています。今や決済はクロスインダストリーの領域になっており、実際に我々の決済ソリューションに対して、様々な業界から問い合わせが来ています。それだけ決済に対するニーズは高まっています。今後ステーブルコインなどが普及すれば、支払いに対する概念が根本から変わります。そうした大きな変革の波に対して専門性を身につけられることは、非常に大きな強みになるはずです。

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無限の好奇心で変化を楽しむ。コンサル出身者が即戦力として輝く環境

コトラ野沢:
会社の雰囲気や働く環境についてお伺いします。組織が急拡大しても薄まっていない「インフキュリオンらしさ」や、一緒に働く仲間に期待する共通点は何でしょうか。

丸山様:
変わらないのは、とにかく「みんな楽しんでいる」という点です。社名の由来が「infinite curiosity=無限の好奇心」であるように、新しいプロジェクトやアイデアに対してワクワクしながら前向きに議論しています。

世の中に新しい兆しが見えたとき、守りに入るのではなく「もっとこうしよう」「こんなことができるんじゃないか」とチャンスに変えていく姿勢を持っています。 社内でも、職種を跨いで新しい技術を試して発表する場があったり、全社ミーティングでAI活用や法規制の動きを共有し合ったりと、世の中の動きに対して早く情報をキャッチアップし、みんなの考えが集まる環境がありますね。AI環境も整っており、全社で最先端のツールを使えるようになっています。

コトラ野沢:
現在活躍されているコンサル出身者の方の共通点や、象徴的なエピソードなどはございますか。

株式会社インフキュリオン_森田航平

森田様:
共通しているのは、自身のバリューを出すことへの強いコミットとフォーカスです。自分がこのプロジェクトでどうやって価値を発揮するかを最初にしっかり定めています。

最近のエピソードで言うと、大手コンサルファームでマネージャーをされていた方が入社後すぐに巨大な新規プロジェクトのPMを担い、数十人規模の開発組織をいきなり引っ張ってくれました。迅速に立ち上がり、開発プロセスにAIやアジャイルの手法を積極的に取り入れながら、守るべき品質とチャレンジのバランスを取ってプロジェクトを進行していただいたのは流石でした。

ほかにも、事業開発ポジションで入社してすぐ、複雑な契約周りを丁寧に解きほぐし、事業計画を書き切って組織の方向性をまとめてくれた方もいます。コンサル出身の方ならではのキャッチアップの早さと、汎用的なスキルが遺憾なく発揮されています。

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日本の金融インフラの中心へ。変革期の今こそ得られる先行者利益

コトラ野沢:
最後に、今後の事業戦略と、プラットフォームカンパニーとして描く決済の先の未来についてお聞かせください。

丸山様:
これからステーブルコインやCBDC、さらにはAIが自動で取引するような新しい技術がどんどん社会に実装されていきます。一方で、まだ現金を使っている方もおり、非常に混沌とした時代になっていくでしょう。その中で我々がプラットフォームを持つ意味は、特定の先進的な人だけでなく、誰もが時代の進化の恩恵を受けられるような、究極のインターオペラビリティ(相互運用性)を担うことです。日本の金融インフラの中心としての役割を担い、社会全体をアップデートし、リードしていく立場になりつつあります。

コトラ野沢:
今このフェーズでジョインすることが、キャリアにおいてどのような「先行者利益」や「希少価値」を生むか、転職希望者へのメッセージをお願いいたします。

森田様:
一言で言うと、「まだこの船に乗るの、間に合うよ」ということです。世の中がAIやデジタル通貨で大きく変わろうとしている変革期のど真ん中に我々はいます。昨年東証グロース市場へ上場しましたが、これはゴールではなく新たなスタートです。今後、更なる非連続な成長を遂げるフェーズにあります。だからこそ、これから入社される方と一緒に船を漕いでさらに大きくなっていく、この本当の意味での成長フェーズを経験できるのは今しかありません。

丸山様:
AIを活用した新しいデジタル決済は、AIが簡単に代替できない最後の砦とも言えるレイヤーです。我々がやっているような、まだ誰も手をつけていないR&Dから実事業まで手がけている部隊のノウハウを持ちながらコンサルとして動ける環境は、他にはない希少価値があります。淘汰されず、未来があって本当に面白い職種です。日本の社会全体を代表してテクノロジーとビジネスを進める会社に、ぜひ今のうちから参画していただきたいですね。

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インタビュアー紹介

インタビュアー

株式会社コトラ_野沢秀陽_v2

株式会社コトラ
エグゼクティブコンサルタント

野沢 秀陽

[ 経歴 ]
明治大学商学部卒業後、クレジットカード会社に就職。法人営業を経験後、バックオフィスの統括部署に異動。基幹システムの改修や、社内DXの推進に従事。その後、現職に至る。主な担当領域は、ハイクラスを中心とした決済業界含む金融全般、コンサルティングファーム。


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この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)

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