ITコンサル業界の転職。年齢層によって求められるスキルとは?

ITコンサル業界の転職。年齢層によって求められるスキルとは?
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ITコンサル業界にて転職するには、大きく3つの年齢層に分かれます。

ITコンサル業界での転職年齢層

1、上司・先輩の指導の下、一通りの経験を終えた「20代」

2、後輩を育成しながら複数プロジェクトを経験した「30代」

3、リーダーとして部下を育成し業務経験も豊富で、クライアントの経営者層とのコミュニケーション経験を持つ「40代」

それぞれの年齢層によって、求められるスキルも異なります。

20代では、若さが最大の強みです。
30代は、即戦力として数多くの募集があるのは事実です。
40代になると、専門性に特化するか、若しくはコンサルティングファームの経営者層と同等のスキルが求められます。

本記事では、年齢層別に求められるスキルについて解説し、転職活動に役立つ情報をお伝えいたします。
※ITコンサル業界で転職をお考えの方は、ぜひお読みください。

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1 - ITコンサル業界の転職。年齢層によって求められるスキルとは?

20代で転職する場合

20代は、経験したプロジェクトが少ないため、業務経験よりも基本的なスキルが問われます。

体力があり健康上の不安は無いことが望ましいですし、仕事をやり遂げる志を持ち、社会人としての常識を持った態度が必要です。加えて、リーダーの負荷を軽減するための戦力としての位置付けとなりますので、ロジカルシンキングや文書作成能力を持っている方が有利です。

浅い経験の中で、業務・IT双方の観点からどの分野が長けているのかをアピールする必要があります。例えば、業務を経験して得たスキル、特に作成したことのある文書の種類を纏めてエントリーシートに記載するのも良いでしょう。

受け入れる企業側も、これから経験を積んで育成する人材として採用します。その為、人間性・意識の高さ・積極性・将来のビジョンなどを明確に持っているかどうかを確認します。下記のポイントは明確にしておく必要があります。

20代が明確にしておくべきポイント

「何故この時期に転職をするのか?」

「今の自分は、会社にどのように役立つのか?」

「将来的には、どのように貢献していきたいのか?」

現時点でのスキルと将来的なポテンシャルの高さがアピールポイントとなりますので、しっかりと自分を見つめ直し、整理した上で転職活動を始めてください。

30代で転職する場合

30代は、社会に出て10年程度経っており、ある程度の業務経験や後輩の育成の経験がある年代となります。

即戦力として期待され、最も脂の乗り切った年代である為、転職のオファーも多いのは事実です。今までの業務経験とそれを踏まえた専門性があると、強みとなります。

エントリーシートには、販売管理・物流管理・財務会計などの業務知識やITシステム導入の経験をプロジェクトの規模やITスキルなどを軸に纏めておくと良いでしょう。

採用する企業は、IT・業務双方のスキルを確認するのは勿論、リーダーシップの有無や人間力にも関心があります。その為、後輩や部下の育成経験もアピールポイントになるでしょう。また、クライアント企業の経営者層とのコミュニケーションも必要となってくる為、経営的視点を持っている事も必要となります。

クライアント企業が大企業であれば、お相手をするクライアントの年齢層は平均して10歳程度年上となります。礼節・礼儀を弁えながら、持論を展開できるコミュニケーション能力が必要となります。

経済新聞を読む習慣を持つなどして常に業界の動向を掴み、クライアント側との共通の会話を持てる工夫をすると、活躍の幅も広がるでしょう。

この年代は、努力すればする程高評価を得られ、年収アップも見込めます。ライフワークバランスを保ちつつも、自己実現のためのキャリアアップに励んでください。

40代で転職する場合

40代は、コンサルティングファームによってはパートナーとなる方が居ます。年代的には、パートナーと同等のスキルを求められると考えても過言ではないでしょう。

案件を創り出し、売り上げに貢献できる人物かどうかが採用する企業の確認ポイントとなります。今までの経験で「どんな人脈があり、案件を創出できるのか?」「業務やITの専門知識や資格を持ち、社内の人材育成に貢献できるのか?」「どんなチームビルディングをおこなってきたのか?」などをアピールすると良いでしょう。

採用形態として、専門性に特化した顧問契約等も念頭に入れた転職を考えてみてください。この場合、クライアント企業で業務ユーザー側だった人が活躍するケースもあります。

自分の経験談を体系だってアウトプットするスキルがあれば、40歳代からITコンサルへのキャリアチェンジの可能性もあるでしょう。

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コトラ(広報チーム)