IT・エンジニアリングの人気職種トップ10

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本記事は以下の内容を翻訳・引用しています。
Top 10 jobs in IT and engineering

テクノロジー業界で求職中・キャリアチェンジを計画中ではありませんか?CareerCastが給与や業界成長状況や影響力などを基準にまとめた、IT・エンジニアリング職の人気職種トップ10が要チェックです!

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一番人気のIT・エンジニアリング職とは?

それぞれ目的やスキルセットは異なるものの、テクノロジー系の職種が増えつつある現在。そのテクノロジー市場でもっとも人気のある職種をまとめるため、CareerCastでは今回、見込み給与額や雇用拡大の見通し、そして変化の激しい求人市場における立ち位置の調査を行いました。

ビジネスのアナリティクスやデータ、クラウド、ハードウェア、ソフトウェアへの関心が高まっている今、テクノロジー系職種の職務満足度と雇用拡大率はまさに最前線にあり、適切なスキルセットがあれば業界参入も十分間に合う仕事でもあります。そこで、テクノロジー系業界への就職、転職を考えている人のために、CareerCastのデータを参考にしながらIT・エンジニアリング職のトップ10をまとめました。すでにIT・エンジニアリング系の仕事をしていて、自分の仕事が何位なのか知りたい人にも要チェックです!

データサイエンティスト

ビッグデータは、IT業界、テクノロジー業界、ヘルスケア業界、政府機関など、非常に多くの業界で取り入れられており、ほぼすべての企業が事業慣習の整理や合理化にビッグデータを活用しています。しかし、データや関連システムの管理はちょっとやそっとの時間でできる仕事ではなく、フルタイムでの勤務が必要なため、最近ではデータサイエンティストの雇用が増加しています。米国雇用統計局(BLS)によると、2024年までのデータサイエンティスト職の成長見通しは16%で、平均年収は128,240米ドル(約1,456万円)となっています。

セキュリティアナリスト

テクノロジーの台頭によってビジネス経営は未だかつてないほど気軽なものになりましたが、同時に極秘情報がリスクにさらされる危険性も最大化しています。データ漏洩や大規模なハッキング事件をニュースで耳にすることも多く、セキュリティのプロを社内に確保したいという企業が増加しています。そのため、セキュリティ面での不安が増大する一方の現在、米国雇用統計局(BLS)による2024年までのセキュリティアナリスト職の成長見通しが18%という数字になっているのも驚くに値しないでしょう。また、BLSの報告によればセキュリティアナリストの平均年収は90,120米ドル(約1,023万5,000円)にもなります。

ソフトウェアエンジニア

私たちがよく使っているアプリやOS、ソフトウェアは魔法でできているわけではなく、才能とスキルのある人材が開発や製造監督を行わなければ実現しません。そこで、プログラマーや開発者などと作業しながらソフトウェアの設計、開発、導入、維持を行うソフトウェアエンジニアは必要不可欠な存在です。BLSによると、ソフトウェアエンジニアの平均年収は100,690米ドル(約1,143万5,000円)であり、2024年までの予想雇用拡大率も27%となっています。

システムアナリスト

最新・最高レベルのハードウェア・ソフトウェアを持っていても、企業がそれを活用できているとは限りません。システムアナリストの出番はそこにあり、企業の技術への需要を包括的に理解し、そのために技術をもっとも効率的に生かすための方法を算定するという仕事を担います。また、ビジネスやテクノロジーの需要だけでなく制約も意識した上で、このデジタルトランスフォーメンションの時代にさらに注目されている事業部門とITの溝を埋める役割も負います。BLSによると、システムアナリストの年収は平均で84,800米ドル(約961万7,200円)で、2024年までの雇用拡大率は21%と予測されています。

システムアドミニストレーター

今や高度で複雑なネットワークシステムを導入していないビジネスはありません。また、そうしたネットワークシステムの制御やメンテナンスは毎日実施しなくてはならず、さらに24時間無休で行わなければならないケースもあります。システムアドミニストレーターが求められるのはこの部分です。ビジネスや組織にとって最適なネットワークを導入し、ビジネスとテクノロジーの成長に合わせてメンテナンスや改善を行います。BLSの報告では、システムアドミニストレーターの平均年収は77,810米ドル(約881万1,200円)で、2024年までの予測雇用拡大率は8%です。

ペトロリアム・エンジニア

テクノロジー系の仕事があるのはIT業界だけではありません。石油産業など、エンジニアを必要とする業界はほかにもたくさんあります。その中でもペトロリアム・エンジニアは、企業利益も考慮しながらも石油やガスを安全で効率的に抽出する機器の設計を行います。石油・ガスを安全かつ効率的に抽出するという仕事の目的上、コンピューターや油田装置、機械工学について幅広い知識が必要とされます。エンジニア職の中でも特に給与が高いキャリアであり、BLSによると平均年収は129,990米ドル(約1,417万7,500円)で、2024年までの予測雇用拡大率は10%です。

Web開発者

HTMLで失敗しているような「原始的」なWebサイトがはびこる時代は終わり、企業がカスタマーエクスペリエンスやユーザーエクスペリエンス(UX)に注目するようになる中、Web開発者の需要も高まっています。そのため、目的はEコマースの発展やブランドアウェアネスの向上などさまざまですが、ユーザーが何度も訪れたくなるようなインタラクティブなWebサイトの作成をWeb開発者に依頼する企業が増加しています。BLSはWeb開発職の成長は圧倒的なスピードで進んでいるとしており、2024年までの予測雇用拡大率は27%、平均年収は64,970米ドル(約735万5,300円)と発表しています。

環境エンジニアリング

IT業界以外のエンジニア職として、環境のモニタリングや環境に関するデータ収集・分析を行う環境エンジニアリングもあります。汚染洗浄や環境システムのクオリティチェックが必要なときに派遣されるパターンが多数です。BLSの発表による平均年収は84,560米ドル(約958万4,900円)、2024年までの予測雇用拡大率は12%となっています。

土木エンジニア(CE)

土木エンジニア(シビルエンジニア、CE)も、数あるエンジニア職の中でも魅力あるキャリアのひとつで、道路や空港、トンネル、橋などの開発や監督、管理、再建築といった仕事を行います。BLSの予測では、2024年までの雇用拡大率は他業種平均と同等の8%となっています。また、平均年収は82,220米ドル(932万2,900円)です。

メカニカルエンジニア

IT・エンジニアの人気キャリアとしてメカニカルエンジニアが第10位にランクインしていることから分かるように、エンジニア業界での雇用には非常に活気があります。BLSの調査では、メカニカルエンジニアの仕事は、エンジンやマシン、または温度計などの設計、開発、テストそしてメンテナンスまで実に多岐にわたります。2024年までの雇用拡大率はさほど高くありませんが、BLSの予測によると平均雇用拡大率と同じ5%となっています。また、平均給与は83,590米ドル(約947万5,800円)です。

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コトラ(広報チーム)