【三井住友信託銀行 投資金融開発部】インフラ投資、インパクト投資分野での活躍を実現するための”土壌”がある

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ゲストのご経歴

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三井住友信託銀行株式会社
投資金融開発部 インフラ投資チーム
調査役

市岡 克之 様

[ 経歴 ]
2013年大学院卒業後、新卒にて大手リース会社へ入社。RMとして製造業を中心とした法人顧客に対する営業を経験。その後、PFI・PPP推進部署へ異動し、事業者側に対するFA業務に従事。
2020年に三井住友信託銀行へ入社し、現職である投資金融開発部にて勤務。

インタビュアー

consultant photo m makoto harada - 【三井住友信託銀行 投資金融開発部】インフラ投資、インパクト投資分野での活躍を実現するための"土壌"がある

株式会社コトラ
エグゼクティブコンサルタント

原田 亮

[ 経歴 ]
京都大学理学部卒、東海銀行、UFJ銀行にてデリバティブトレーダーに従事後、大手外資系金融機関にて通貨オプショントレーダー、為替ストラクチャラー、外国為替営業に従事。リスクソリューション部長や営業部長を歴任する。 [ 担当業界 ]
投資銀行、アセットマネジメント、商業銀行の市場部門、ミドルオフィス、バックオフィス、証券会社

原田:
これまでのご経歴についてお話いただけますか。

市岡様:
2013年3月に大学院を卒業後、新卒で入社した大手リース会社の製造業のお客様を担当する営業部門において、銀行でいうRMとしてリースを含むファイナンス提案に従事し、コーポレートファイナンスの他、プロジェクト・アセットファイナンス等に携わっておりました。
その後、2018年4月にPPPやPFIにおける、事業者側のファイナンシャルアドバイザー(FA)業務等に携わる部署に異動し、プロジェクトファイナンスを受ける為のアドバイスや共同投資を検討・実施していました。

※PPP…パブリック・プライベート・パートナーシップ。PFI…プライベート・ファイナンス・イニシアチブ

2020年9月に弊社に転職し、現在所属する投資金融開発部インフラ投資チームで、機関投資家等の皆様へ展開可能な国内外のインフラに対する投資等の検討・実行をしております。

前職では、主としてFA業務という役務提供を行い、必要に応じて事業者と共同投資を行っていましたが、弊社では機関投資家等の皆様方向けに投資機会を創出することを念頭においた上で、事業者と共同投資を行うことが軸にございますので、前職の貸手やFA業務等の知見を活かして業務に携わっています。

原田:
三井住友信託銀行へのご転職の経緯、決め手を教えて頂けますか。

市岡様:
非常に大きなマーケットであるインフラ分野に投資をしていきたいという思いが強かったので、国内最大の機関投資家として127兆円(2022年3月時点のグループ合算)の資産運用残高を有する弊社への転職を決めました。
前職と同じ様な業務ではありますが、機関投資家等の皆様方の資金をお預かりし、単独の投資家では対応が難しい大規模な投資等が出来るというのが大きな魅力でした。

自己勘定投資を含めた2.5兆円規模のインパクトエクイティ投資計画

原田:
ご入社してみての印象はいかがでしょうか(入社前との印象のギャップなど)

市岡様:
印象といたしましては、入社前の期待を上回っています。

前職はリース会社でしたので、同じ金融業界としての弊社のことは知っていました。その為、投資や融資の規模は認識していたものの、取引を有する投資家層が予想以上に幅広く、そこに関われるというのは想像以上に魅力的でした。

また、入社後にリリースされたものですが、弊社は自己勘定で5,000億円のインパクトエクイティ投資を進めていく計画を打ち出しています。この自己勘定投資を呼び水として様々な投資家や事業会社・ファンドからも資金を集め、自己勘定投資を含めた投融資額は2.5兆円規模を見込んでいます。
会社としてインフラ投資、インパクト投資に力を入れていくのが更に明確化されたことは、私にとっても、ポジティブなメッセージでした。

原田:
投資金融開発部で従事された、あるいは従事している業務についてお話いただけますか。

市岡様:
インフラ関連は案件自体が少なく競争も激しいですが、有料道路事業やターミナル運営事業会社の買収や、PPP/PFIなど幅広く携わることができております。

ジャパン・リニューアブル・エナジー様への投資案件は、入社後初めての投資実行案件となりました。

【参考:ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社の共同出資に関する覚書締結のお知らせ】

魅力の一つは、メンバーの多様性

原田:
投資金融開発部の魅力についてお話いただけますか。

市岡様:
魅力の一つは、メンバーの多様性でしょうか。
キャリア採用の方が多く、様々な経歴、バックグラウンドを持った方がいますので、多種多様な知識や考え方があるというのが魅力だと感じています。

また、信託銀行自体も多様な事業があり、プロパー社員であっても経験業務は多岐にわたっていることもあり、多様性に富んでいる印象があります。

原田:
投資金融開発部の特徴を教えて頂けますでしょうか。

市岡様:
先ほどお話した通り、弊社が先行して自己勘定から5,000億円のインパクト投資し、それを機関投資家の皆様にも展開をしていくという方針を示していますが、投資金融開発部の役割は、後段部分の投資家の皆様への展開に主軸を置いています。
機関投資家や年金投資家の皆様方がオルタナティブ領域へ投資しやすいファンド組成を含む金融商品開発や、組成したファンドから投資するプロジェクトを選定する業務を担っています。

その他にも部内では、ESGおよび創薬・知財等を含む新成長領域へのR&D投資を担当するチームや投資後のファンドを管理するチーム等があります。

原田:
どのようなバックグラウンドの方が、どういった形で活躍しているのでしょうか。

市岡様:
多様なメンバーがそろっているためバックグランドも様々です。

皆さん、再生可能エネルギーを含むインフラ分野に対して、強い問題意識を持っていてモチベーションの高い方が多いです。私は、前職においてホールセール業務に従事していましたが、キャリア採用の中にはインフラ系の事業会社から転職されてきた方もいらっしゃいます。そういった方々はファイナンスに係る経験はあまりなくとも、事業に対する見識やプロジェクトマネジメントなど、ご自身のスキルも活かして活躍されています。

原田:
投資金融開発部の今後の展望、ご自身として実現していきたいことについてお話いただけますか。

市岡様:
私としては、基本的には国内のインフラ領域で投資活動を展開していきたいと考えております。

これまでの国内インフラ領域は、FIT制度を活用した太陽光発電所案件が太宗を占めていました。しかしながら、再生可能エネルギー分野を含め、老朽化や脱炭素を必要とする様々なインフラに、投資領域を拡大していきたいと考えています。プロジェクトへの投資もあれば、ジャパン・リニューアル・エナジー様のような企業への投資も行っていきたいです。

国内のインフラマーケットは拡がっていくと想定されており、併せて、機関投資家様のニーズも為替リスクをとる海外案件のみならず国内投資という志向もありますので、機関投資家様のご要望にも沿ったものではないかと思います。しかし、事業者や機関投資家様のご関心に応じて、海外プロジェクトについても検討を進めていきたいと思っています。

自由に様々なアイデアを出し、率先してチャレンジできる環境

原田:
どのような方(人物、スキルなど)にジョインしてもらいたいとお考えでしょうか。

市岡様:
金融機関やファンド等で投融資を行っていた方が有するスキルは順応性が高いと思います。プロジェクトファイナンスやLBOファイナンス等のご経験や事業会社においてプロジェクトの財務等に携わっていた方の知見は活かしやすい環境と思います。

しかし、国内のインフラマーケットにおける投資案件は創っていくこと・掘り起こしていくことが必要ですので、当該分野に強い興味関心や問題意識を持っている方に是非参画していただきたいと思っています。
ファイナンスの知識は業務において獲得できるものですので、投資家という立場から事業会社様と共に、次世代に残すインフラを守り・創っていきたいという想いの強い方に参画していただきたいと思います。

原田:
転職希望者へのメッセージをお預かりできますでしょうか。

市岡様:
弊社は、自由に様々なアイデアを出し、率先してチャレンジできる環境が整備されてます。

また、会社としてもインパクトエクイティの自己勘定5,000億円、投資家の資金2兆円ということを外部に対してコミットしていますので、この分野で活躍したい方にとっては、それを実現するための土壌があります。

チャレンジ精神のある方に、是非飛び込んできていただければと思います。

三井住友信託銀行 投資金融開発部に
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この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)