ゴールドウイン 2021年3月期決算と中期5ヵ年経営計画を発表

ゴールドウイン 2021年3月期決算と中期5ヵ年経営計画を発表
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株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:渡辺 貴生)が5月14日、決算と中期5ヵ年経営計画を発表しました。

ゴールドウインは外資と思われていることも多いですが、日本のものづくり企業です。自社ブランドの他、ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセン、エレッセ等のアウトドア、アスレチックブランド用品の製造販売をしています。

▼参考:株式会社ゴールドウイン 決算説明と中期5ヵ年経営計画 (2022年3月期~2026年3月期)(参照 2021-05-18)

ゴールドウイン2021年3月期 決算実績概要

第1四半期中での、コロナ禍の緊急事態宣言によるほぼ全店休業状態を乗り越え、売上高、利益ともに2020年3月期に次ぐ最高業績を達成しました。(売上高:90,479百万円 営業利益:14,838百万円)

アウトドア関連事業

密な場を避けたアクティビティとしてアウトドア関連商材の売上が大きく伸長し、アウトドア関連事業の売上高は、前期を上回り、過去最高を達成したこと、テレワークへのシフトや観光客の減少等によって都心店舗の回復に時間がかかる中、直営店、 卸店舗ともに地方店舗が好調に推移。

またEC売上は、リニューアル後の直営店との連携強化 により前期比28%増(売上高構成比12.4%)となり、バランスのとれた販売チャネルが業績を 下支えしたことが要因として挙げられます。

アスレチック関連事業

アスレチック関連は、 2019年開催のラグビーワールドカップ2019日本大会に伴うカンタベリー の反動減が大きく減収ではあるものの、密を避けたアクティビティへの注目の高まりから、スポ ーツ量販店でのアスレチックの販売が増加するなど復調の兆しも認められました。

中期5ヵ年経営計画概要

中期の財務目標と、長期の非財務目標の両立を目指し、目標数値として次が掲げられています。

■財務目標:

売上高125,000百万円、営業利益21,000、ROE18.0%以上(2021年3月期実績21.6%)

■非財務目標:

環境負荷低減素材使用率60%以上(2021年3月期実績28%)、CO2排出量国内全事業所 カーボンニュートラル(2021年3月期実績1,292t)、材料・製品廃棄80%削減(2021年3月期実績65t)
アパレルマーケットにおいて、資本生産性とサスティナビリティを共に高めるために、「環境配慮素材の開発」と「レジリエンスな経営基盤の構築」の両立を進めることを基本計画としています。

①ザ・ノース・フェイスの成長余地の探求と他ブランドへ成功モデル(アスレチック、ファッション、ライフスタイルへのカテゴリーの横断)を波及させる
②VUCAの時代に対応した実需型ビジネスモデルの磨き上げを図り、販売チャネルの多様化を進める
③全ブランドで環境配慮素材への積極転換を進め、製品開発を強化をして環境配慮素材への移行をする
④盤石な内部留保を構築しつつ、成長領域への投資の両立を図り高ROE経営の推進を持続する

今後、ものづくりメーカーの枠を超えてスポーツ・アウトドアを通じ豊かで健やかな生活に貢献することを目指す企業運営が更に加速することが予測されます。

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この記事を書いた人

KOTORA JOURNAL | ゴールドウイン 2021年3月期決算と中期5ヵ年経営計画を発表

吉岡利記

早稲田大学教育学部卒、株式会社光通信にて携帯販売、インターネット広告営業等に従事し、当時社内での最高数字を記録、合弁会社の代表を数社経験し、あしたのチーム社にて人事評価制度のパートナー営業に従事。個人事業を経て当社に合流。

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経営幹部人材、IT業界、ITコンサルティング