【プロ経営者とは?】「起業」以外の方法で経営者になる道を徹底解説

今回は、サラリーマンが経営者になるための情報をお伝えいたします。

皆さん、経営者になる道は「起業」だけだと思っていませんか?実はここ最近、「プロ経営者」になるという選択肢もメジャーになりつつあります。

今回は起業だけではない「プロ経営者」になるという選択をお伝えいたします。この記事を読んでいただくことで

記事のポイント

・ プロ経営者とはなにか

・ プロ経営者を目指す方がやるべきこと

・ プロ経営者へのキャリアステップ

これらのことがわかります。この記事をプロ経営者になるためのキャリアプランの参考にして転職活動に役立てましょう!

プロ経営者へのキャリア相談はこちら

プロ経営者とは?

プロ経営者(プロけいえいしゃ)とは、複数の会社を経営者として渡り歩く人物を指す俗語。 一般には、社外から「雇われ社長」的に招聘(いわゆるヘッドハンティング)され経営トップに就く者をいう。

参考:wikipedia

プロ経営者とは一般的な経営者と違い、複数の会社を経営者として渡り歩く人のことを指します。

また、新卒から課長→部長→役員→社長と出世していくパターンや、家族経営会社の跡継ぎとして就任するなど内部から社長を任命するのではなく、外部から会社トップを招き入れることも一般的な経営者と異なるポイントです。

プロ経営者は、バイアウトファンド(PEファンド)から投資先の企業のバリューアップを目的として送り込まれます。バイアウトファンドとは事業会社への投資を行い、その会社の企業価値を向上させた上で売却し利益を得るファンドのことです。

今回の記事で解説する 「プロ経営者」は、ベインキャピタルやカーライル・グループをはじめとするバイアウトファンドの投資先・買収先のトップCEOのことと定義します。

▼バイアウトファンド(PEファンド)についての詳細はこちらの記事で解説しています。

プロ経営者は「3つのサイクル」を繰り返す

プロ経営者は次の3つのサイクルを繰り返し、経営者として企業の価値向上に務めます。

ヘッドハンティングされる

ファンドから依頼を受けたヘッドハンターや、企業から直接ヘッドハンティングされる。

CEOとして会社経営

ヘッドハンティングされた企業に経営トップ(CEO、COO、CFO、経営企画など)として就任し会社経営をする。

企業のバリューアップ

会社経営をするなかで企業のバリューアップをねらう。そして企業のバリューアップに成功することで新たな企業にヘッドハンティングされる。

プロ経営者ニーズの高まり

現在、ファンド投資先の人材ニーズが高まっています。

近年ではこのバイアウトファンド業務が急拡大し、ファンドの投資額が急激に増加しました。このような背景から投資先の企業価値をより向上できるようにそれに伴った投資先幹部(CEO、COO、CFO、経営企画など)のニーズが増加しています。

▼ファンド投資先への転職についてはこちらの記事で詳細に解説しています。

出典:pwc「日本におけるプライべート・エクイティ・マーケットの分析と日本企業への提言 2020

プロ経営者に求められる役割

バイアウトファンドの投資先に送られる「プロ経営者」に求められる役割、それは「企業価値を最大化すること」です。

具体的なスキルだと経営企画業務、ファイナンス業務、マーケティング・営業など様々ありますが、特に重要視されるのが「マーケティング・営業」つまり、売上を上げられるかどうかという点になります。

プロ経営者には企業の価値を最大化することが求められるため、株主であるファンドへの説明責任もプロ経営者には強く求められます。

プロ経営者に求められる役割
プロ経営者に求められる役割

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プロ経営者を目指す方が今やるべきこと

自分の現在位置を知り、適切なキャリアを把握すること

プロ経営者へのファーストステップ。
それは自分の現在位置を正確に把握し、それに合わせた適切なキャリアプランを把握することです。

当然のことですが、何の経験もなしにいきなり経営幹部人材になることはできないです。

そのため将来的にプロ経営者になることを目指し、20代30代の若手が現在から長期的なキャリアプランを描くことが必要になってきます。

何歳までにどんな経験・スキルが必要なのか理解すること

自分の現在位置を知り、適切なキャリアを把握したあとはなにが必要でしょうか。
それは、その目標から逆算して現在の自分に足りない経験であったりスキルなどを理解することです。

現在の自分に足りていないものを理解すると、その経験を得るために必要な職場環境や仕事内容などを明確にすることができ、適切なキャリアを歩むことができるようになります。

ただ闇雲に転職するのではなく、経営者になるためには現在の自分の立ち位置を正確に認識し、ゴールまでの戦略的なキャリアプランを描くことは欠かすことができないです。

プロ経営者へのキャリアステップ

プロ経営者になるために必須なこと

プロ経営者になるために必須なスキルとは何でしょうか。それは、「経営企画的CFOの経験」+「特定業界複数社での成果・実績」です。特定業界複数社での成果はイメージがわきますが「経営企画的CFO」とは何でしょうか。

経営企画的CFOとは?

「経営企画的CFO」とは、事業成長のために資金調達などをするCFOと、企業の中長期に渡る経営計画の管理や策定・新規事業の創出を行う経営企画が合わさったものです。

CFOは企業の実態を数値としてまとめることはできますが、解決策の立案まではできない場合があります。一方、経営企画は中期経営計画などの企画立案・資料は作れますが、企業の実態に即していないことが弱みです。

「経営企画的CFO」両者の良いとこどりをして、数値化したデータから企業の現状を把握し解決策を立案、KPIに落としてPDCAを回すことができるポジションのことを指します。

まとめると、

企業のバリューを上げるにはどうすればよいかを数字から把握し
そのボトルネックを解消するための解決策を提案することができ
解決策をKPIにまで落とし込んで、実行管理ができる人

これが、プロ経営者を目指すうえで必須の経験となる「経営企画的CFO」なのです。

経営企画的CFOの役割
経営企画的CFOの役割

経営企画的CFOに必要なスキル

経営企画的CFOに必要なスキルは数多くありますが、いちばん重要なのは「組織を整備・構築・変革するリーダーシップを発揮できること」です。

プロ経営者が就任する際、一部のプロパー社員は「乗っ取り家が来た」とプロ経営者を煙たがり、非協力になる場合があります。そのような場合であっても、うまく従業員たちとコミュニケーションをとり企業一体となって企業価値を上げることができるのか、というのがバイアウントファンドが求めるプロ経営者に必要なスキルです。

財務・会計・○○業界での経験など履歴書に実績として書き残すことができる部分が最も重要だと考えられがちですが、それだけが大切なわけではありません。

上記の場合のように、履歴書だけで測ることができない部分がとても重要になってきます。

経営企画的CFOの求人事例
経営企画的CFOの求人事例

まとめ

プロ経営者になるには、年齢・キャリアに応じて、適切なスキルを身につけ、適切な経験を積むことが必要です。それらを身につけるためには戦略的なキャリアプランに設計することが重要になってきます。戦略的キャリアプランを作るために「現在の自分の立ち位置」「いつまでにプロ経営者になりたいか」、この2つをまずは明確にしましょう。

しかし、自分に足りないものを明確にすることはできたとしても、それをキャリアプランに落とし込みため、実現可能なキャリアプランなのか・最も効率的なのか・必要な経験が詰めるポジションなのか等、これらのことを一人でこなすのは非常に困難です。

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この記事を書いた人

奈良慎太郎

青山学院大学在学中、米国・東南アジアへ留学。卒業後、米国外資系コンサルティング会社へ入社。基幹システム導入・業務改善・社内リクルーティングプロジェクト等幅広く従事。

[ 担当業界 ]
戦略コンサルティングファーム、M&Aコンサルティングファーム、ITコンサルティングファーム、ファンド投資先若手ポジション、その他外資系企業