三井住友フィナンシャルグループ 2021年3月期決算を発表

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三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)全体の業績

グループ全体では資産運用ビジネスや海外証券ビジネスが堅調に推移したことや、市場事業部門による機動的なポートフォリオ運営が奏功したこと等により増益となりました。

一方、航空機リースであるSMBC Aviation Capital Limited やアジア出資先でのクレジットコストの増加を主因に持分法による投資損益が減益要因となり連結業務純益は▲10億円の微減でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により国内外でコストが発生したことに加え、将来のコスト発生に備えた予防的(フォワードルッキング)引当(+1,899 億円)を計上したこと等から、経常利益は▲2210億円の7110億円となりました。

▼参考:三井住友フィナンシャルグループ 2020年度決算説明資料(参照 2021-05-17)

2021年度三井住友フィナンシャルグループの強化ビジネス

不動産ビジネス

従来も不動産ファイナンスは注力分野でしたが、グループ全体として更に強化をするために、独立系大手不動産アセットマネジメント会社であるケネディクスを三井住友ファイナンス&リースを通して買収。また私募REIT子会社の設立等不動産アセットマネジメント分野を強化、グループに大手総合信託銀行が無いことからSMBC信託銀行の不動産部門との連携強化に加え今期から銀行本体にCREを軸とした不動産ソリューション部隊を設立。

上流の提案から一貫してサポート出来る体制を構築中です。

環境ビジネス

事業会社、金融機関も世界の動きからの遅れを挽回しようと一気に動き始めていますが、「SMBC Group GREEN X GLOBE 2030」という計画をに基づき、気候変動問題に対しての具体的なアクションを加速させます。

GHG(温室効果ガス)削減の為、グループの投融資ポートフォリオにおけるGHG排出量の把握と中長期目標達成のため、顧客企業との対話を通して(排出量の大きい顧客企業=石油、ガス、電力から初めて順次拡大)地球環境への貢献度を高めます。

また、三井住友フィナンシャルグループ自体の排出するGHGも2030年において実質ゼロにする目標を策定しております。

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この記事を書いた人

KOTORA JOURNAL | 三井住友フィナンシャルグループ 2021年3月期決算を発表

柳田秀穂

大阪外国語大学インド・パキスタン(ウルドゥ)語学科 (現・大阪大学外国語学部) 卒業後、株式会社三井住友銀行(当時・株式会社太陽神戸銀行) に入行。マネーディーリング業務、 ALMヘッジオペレーション業務に従事。 途中、さくら投信株式会社に出向し、 運用部ポートフォリオマネージャーとして公社債投信運用業務に従事。その後、法人取引先の事業再編支援業務を経験。

[ 担当業界 ]
不動産金融、不動産ファンド、投信投資顧問、再生エネルギー、バックオフィス(財務会計・コンプライアンス)