サステナビリティ・ESG採用マーケットが転換期を迎える
〜2023年の振り返りと2024年のフォーキャスト〜

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2017年から成長を続けてきたサステナビリティ・ESGに関する採用マーケットは、2023年も引き続き成長しましたが、2023年はやや転換が生じました。

サステナビリティ・ESGの新規受注求人の推移

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金融業界、事業法人については、引き続き新規受注求人数が増加した一方で、マーケット成長を牽引してきたコンサルティング業界では、はじめて新規受注求人数の減少に転じることとなりました。

コンサルティング業界の動向

コンサルティング業界においては、減少と言っても引き続き新規受注もあり、サステナビリティ・ESG領域を成長領域として捉え新たにビジネス参入する企業が、日本企業のみならず外資系企業においてもあったところです。
ただ全体の新規受注が減った要因として、2022年4月の東証市場再編と併せて要請されたTCFDに基づいた情報開示などの対応が一巡したことがあります。

コンサルティングのクライアント企業において、目先のこととして対応しなくてはならないサステナビリティに関する方針づくり、開示対応が一段落したという話も聞かれますが、ようやく本質的な取り組みのスタート地点に立ったということでもあり、実質的な取り組みが今後進んでいく中で、実行支援に関するコンサルティングニーズが今後はより増えるものと考えられます。

金融業界の動向

金融業界では、メガバンク、信託銀行、証券会社(投資銀行部門)、アセットマネジメント会社、格付会社での求人など全体的に求人ニーズが高まっています。

金融業界のサステナビリティ・ESG転職のトレンドについては、コトラチャンネル(動画チャンネル)で詳しく説明しています。

投資によるリターン・リスクに加えて、社会的なインパクトも併せて考えるインパクト投資に関する求人も増加してきています。

<関連動画>

事業会社の動向

事業会社の求人も増加しており、総合商社、エネルギー事業者、プラントメーカー、食品メーカー、IT企業などにおいて、ビジネスおよび管理の両方のポジションでニーズが生じています。

事業会社における動向について、いくつかの記事をコトラからリリースしています。

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最後に

2024年は一層様々な変化がありそうなサステナビリティ・ESG転職です。

コトラでは最重要テーマの一つとして認識し、最新の業界情報のアップデート、求人企業とのリレーションの構築と求人ニーズに対する支援、プロフェッショナルのキャリア構築の支援に、全社的に取り組んでいく所存です。

求人を考えている企業の人事部門、管理部門や事業部門の皆様、転職をお考えの皆様とお話できることを一同、楽しみにしていますので、お気軽にコトラにご連絡ください。

担当コンサルタント紹介

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パートナー 宮崎 達哉
[ 経歴 ]
信州大学工学部卒、ゼネコンでの施工管理者を経験した後、三重県庁にて産業政策の企画・運営業務に従事。県庁在籍中に、経済産業省資源エネルギー庁及びNEDOにてエネルギー政策に係る新規事業立案や規制・制度の合理化に従事。デロイトトーマツグループでの地方創生及び教育分野のコンサルティング業務を経て現職。

[ 担当業界 ]
ESG/サステナビリティ領域、シンクタンク、コンサルティングファーム、監査法人、パブリックセクター、教育、経営層、管理系人材、技術者

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エグゼクティブコンサルタント 網中 響太郎
[ 経歴 ]
明治大学政治経済学部卒業後、新卒でコトラに入社。入社時からコンサルタント業務に従事。入社2年目で大手監査法人パートナー等と共にウェビナーを主催し、ファシリーテーションも務める。現在はESG、財務会計アドバイザリー、金融ミドルバック全般、コンサルティングファーム全般を担当。

[ 担当業界 ]
ESG領域、コンサルティングファーム、財務会計アドバイザリー、金融ミドルバック

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エグゼクティブコンサルタント 原田 崇史
[ 経歴 ]
大学卒業後、生命保険会社の不動産部、営業所長・営業部長、営業管理、事務管理等を経験後、ハウスメーカーで人材育成関連業務に従事。コトラ転職後はESG領域、監査領域、人事・経理部門を中心に担当。

[ 担当業界 ]
ESG/サステナビリティ、監査関係、金融機関全般、コーポレート部門、マーケティング

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コンサルタント 清原 駿
[ 経歴 ]
早稲田大学創造理工学部環境資源工学卒業後、アストモスエネルギー(LPガス専門商社)に入社。主にエネルギー課題解決のためのソリューション営業に従事。その後、スペシャリスト人材紹介会社を経験し、現職。


[ 担当業界 ]
エネルギー、不動産金融

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コンサルタント 村松 航也
[ 経歴 ]
広島大学教育学部卒。現在はESG領域、パブリックセクター、コンサルティングファーム、金融機関を担当。

[ 担当業界 ]
ESG領域、パブリックセクター、コンサルティングファーム、金融機関

この記事を書いた人

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宮崎達哉

信州大学工学部卒、ゼネコンでの施工管理者を経験した後、三重県庁にて産業政策の企画・運営業務に従事。県庁在籍中に、経済産業省資源エネルギー庁及びNEDOにてエネルギー政策に係る新規事業立案や規制・制度の合理化に従事。デロイトトーマツグループでの地方創生及び教育分野のコンサルティング業務を経て現職。
【担当業界 】ESG/サステナビリティ領域、シンクタンク、コンサルティングファーム、監査法人、パブリックセクター、教育、経営層、管理系人材、技術者