デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー 企業インタビュー

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デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー株式会社(以下DTFA)では、M&Aアドバイザリー、財務デューデリジェンス、企業再編・企業再生、バリュエーション、フォレンジック(不正調査・防止)などクライアントの企業価値向上のためのM&A関連サービスを提供しています。
人事担当パートナーの山田泉氏に話を伺いました。

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山田 泉 氏 / 人事担当パートナー

チャレンジ精神とグローバルファームならではの総合力で勝負

DTFAの魅力はなんでしょうか?

新しいビジネスを開拓するチャレンジ精神と、クライアントのニーズを満たすための専門性と総合力を併せもっていることです。

ビジネスは流動的ですから、一度築き上げた強みも時間の経過とともに薄れていきます。
ビジネス領域を限定せず、常に新たなビジネスチャンス・マーケットニーズを発掘し続けること、そして発掘したニーズに応えることができる様々な専門性を備えた人材を、国内トーマツグループのネットワークだけではなく、デロイトメンバーファームに属する全世界150カ国以上、約200,000人のプロフェッショナルから活用することができる、それこそがDTFAの強みだと言えます。

部門間の垣根を越えたサービス提供を

総合力というのは、具体的にはどのようなことでしょう?

企業再編の事例で言うと、ある企業が複数の事業を行っている場合、それぞれの事業に対し、強化するか、現状維持か、或いは撤退するかという選択を経営者が行い、株主や債権者などのステークホルダーに対して説明を行う責任があります。

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その際に、第三者であるアドバイザリーに、その事業を強化あるいは維持することの正当性、もしくは売却することの正当性を評価してもらうというニーズが強く、そのような場合は、リオーガニゼーション部門が、他の部門と共同で、将来の収益についてシミュレーションやバリュエーションを行ったり、あるいはグループ会社のデロイト トーマツ コンサルティングと共同でコマーシャルデューデリジェンスを行ったり、というサービスを提供しています。

財務デューデリジェンスやバリュエーションのサービスも、単体での提供だけではなく、様々な関連サービスを組み合わせてワンストップで提供することで、大きな付加価値を感じていただけるサービスになっています。

戦略的に投資をしている新しいビジネスとは

新しいビジネスとして戦略的に投資をしている分野はどこでしょうか?

新しい投資対象、新しい投資家が出てくるような状況の中で新しいファイナンスのニーズが発生するというタイミングを常に窺っています。
最近ではヘルスケアやインフラ投資などが注目されていますので、そのエリアも注力分野の一つとしており、今年2月にインフラ向けのチーム(インフラ・PPPアドバイザリー)が発足しました。
他には不動産のアドバイザリーサービスも以前から立ち上げています。

また従来から強みを持っているエリアですが、フォレンジック(不正調査・防止)の分野も戦略的に組織作りを行ってきました。
この分野でのコンサルティングやアドバイザリーは日本の市場においてまだ歴史が浅く、競争優位性を確立するチャンスがあると考えています。
海外のメンバーファームの力も集結し、デロイトのメンバーファームとして日本における強化分野と位置づけてきましたので、すでにDTFAはこのエリアで大きな強みを持っていると考えていますが、今後2~3年の間で、更に圧倒的なポジションを確立したいと考えています。

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DTFAで活躍する人材の3つの資質

では、そんなDTFAで活躍できる人材とは、どのような資質の持ち主なのでしょう?

スキルとしての人材要件は個々の部門によって異なりますが、共通するものが3つあると考えています。

第一に、新しいことにチャレンジする精神があることです。今までと同じサービスを提供するだけではなく、新しいサービスを創り出していくには、何事にも柔軟に取り組む姿勢や意欲が欠かせません。

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第二に、クライアント目線、マーケット目線に立つことです。
専門性が高い仕事ですから、専門性を追求することは重要です。ただ、それだけではなく、クライアントの課題は何か、どうしたら課題を解決できるのか、という課題解決思考を持ち、クライアントに寄り添い、クライアントと共に課題解決に取り組む姿勢が重要となります。

第三に、チームワーカーであることです。
国内外のトーマツおよびデロイトの多数の専門家たちをどうチームアップして、どのように組織としてバリューを出していくのか、ということが重要です。
どんなにスキルが高い個人であっても一人でできることは限られていますし、部門間の垣根を越えて業務を遂行することが多いので、チームの一員としてワークする、チームを引っ張っていくことができるかどうかは極めて重要な要素です。

適材適所をかなえる人事制度

業界未経験者でも挑戦できると伺いました。

若手社員は部門横断的なアナリストユニットで採用しますので、複数の部門を経験することができます。
まだ経験の少ない若手の方は、自分が何をやりたいのか、何に適性があるのか分からないという方も多いため、まずは複数の部門に派遣され、その経験のなかで自身の適性を考えることができます。
多くの方は2~3部門を経験する中で、「ここで仕事をしたい」という部門を見つけて、そこに定着するという流れになっています。

シニアアナリストやバイスプレジデントなど、主任クラスでも部門を移ることはできますか?

はい、可能です。例えばフォレンジック所属の方が、部門の垣根を跨いで業務を経験する中で自身の適性に気づき、リオーガニゼーションに異動するなど、様々な部門への異動や兼務といった事例は多数あります。

グローバルな経験を積むことができる環境

海外のメンバーファームとの間で人材の交流はありますか?

海外に人材をどう派遣するかは人材育成を考える上で重要な課題となっています。
現在は、日系企業を主にサポートするため、アメリカ、イギリス、中国、シンガポール、インド、ブラジルなどに駐在員を派遣しています。

また駐在以外では、グローバルな経験を積んでもらう目的で、海外のデロイトに派遣しプロジェクトメンバーとして業務を遂行する、また逆に、日本のプロジェクトへ参加してもらうなどの相互交流も行っています。

クロスボーダーの案件が増えていますし、これからも海外での経験を積む機会を増やしていきたいと考えています。

フラットな環境がチームのアウトプットを最大化する

最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

DTFAに転職してきた方に、入社しての感想を聞くことがあるのですが、「DTFAは組織がフラットで部門間の垣根が低いので、仕事がしやすい」という感想をもらうことが非常に多いです。

部門を越えた交流も多く、チーム間のナレッジも蓄積されており、ますます部門間の垣根は低くなっていくと思います。

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DTFAには、会社が一丸となってクライアントに、付加価値の高いサービスを提供することができる環境がありますので、皆様のご応募をお待ちしています。

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この記事を書いた人

コトラ(広報チーム)