コンサルティングと国内最大級のフリーランス・プロ人材プラットフォームを融合させ、東証グロース市場に上場する事業創造型ファームINTLOOP株式会社(イントループ)。
2025年8月には、需要が爆発的に高まるプロジェクトマネジメント領域をさらに先鋭化させるため、専門機能子会社「INTLOOP Project Management 株式会社(INTPM)」を設立・分社化しました。
「進捗管理をするだけのPMO」から脱却し、「約57,000名のプロ人材網を動員してプロジェクトを完遂させる“成功請負人”」として急拡大を遂げる同社の事業モデル、3大強み、組織文化・年収水準、主要な募集職種、選考対策をまとめました。
会社概要とポジショニング
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | INTLOOP株式会社(INTLOOP Inc.) |
| グループ専門子会社 | INTLOOP Project Management 株式会社(INTPM) ※2025年8月分社化 |
| 上場市場 | 東証グロース市場(証券コード:9556) |
| 設立 | 2005年2月 |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂2-9-11 オリックス赤坂2丁目ビル6階 |
| 代表者 | ・INTLOOP 代表取締役:林 竜太 ・INTPM 代表取締役社長:田口 正剛 |
| 資本金 | 約20億1,200万円(資本剰余金含む) |
| 人員規模 | 連結 約1,500名(単体 約860名規模) |
| プロ人材基盤 | 登録プロフェッショナル数 約57,000名超(フリーランス向け「HighPerformer」シリーズ等) |
| 中核事業ピラー | 1. コンサルティング事業:戦略策定、新規事業開発、業務BPR、DXグランドデザイン 2. PMOソリューション(INTPM中心):大規模DX/システム刷新の推進マネジメント、炎上・赤字案件の再建支援 3. テクノロジーソリューション:アジャイル開発、クラウド導入、生成AI実装 4. プロ人材活用・Webプラットフォーム事業:フリーランス紹介、スキルシェア、人材マッチング |
| 主要クライアント | 大手システムインテグレーター(SIer)、金融、製造、通信、流通・消費財、エネルギー等の大手エンタープライズ企業 |
従来の総合コンサルティングファームや大手SIerが「自社社員の工数(人月ビジネス)」に縛られ、人手不足の局面で案件を断らざるを得ない中、INTLOOPは「自社社員コンサルタント」×「国内最大規模57,000名のプロ人材データベース」を組み合わせたハイブリッドモデルを確立。
自社の高品質なデリバリー力に、外部の高度専門人材を機動的にブレンドして調達・配置できるため、複雑化・マルチベンダー化する大規模DXプロジェクトにおいて極めて高い競争優位性を発揮しています。
ビジネスモデルと3つの強み
1. 「人が足りません」で終わらせない、リソース調達力を持つ「プロジェクト成功請負人」
一般的なPMOコンサルタントは、WBS(工程表)や体制図の遅れを見て「このポジションの採用はどうなっていますか」と課題を指摘するにとどまりがちです。
- INTLOOP(INTPM)は、自社が抱える約57,000名のプロ人材網から、「不足しているアーキテクトや業務リーダーを自ら即座に調達して現場に補填する」ことが可能
- 「働き方改革」以降、残業や気合でスケジュールを取り戻すことが禁じられたIT・DXの現場において、「人的リソースそのものを直接補充してリカバリーできるPMO」は他社が模倣できない決定的な差別化要因となっています。
2. 「SaaS×マルチクラウド時代」における赤字・炎上プロジェクトの再建力
かつての数十億〜数百億円のスクラッチ開発と異なり、現在は複数のSaaS、クラウド、APIを組み合わせて小さく速く進めるプロジェクトが主流化。
- インターフェースやベンダーが増加したことで、大手SIerや大企業内で「マルチベンダー間の調整不全による赤字・炎上プロジェクト」が急増
- PMO業界の草分けである田口氏(INTPM社長)率いる専門チームが、体制の再構築から進捗ガバナンスまでをテコ入れし、プロジェクトを確実にオントラックへ戻すレスキュー部隊として絶大な信頼を獲得しています。
3. コンサルティング×プロ人材×自社事業開発の多面的なシナジー
受託型のコンサルティングやPMO支援にとどまらず、プロ人材向けのプラットフォーム事業(HighPerformer)、自社Webメディア、地方創生・オープンイノベーション事業を並行展開。 上場企業としての資本力を背景に、JV(ジョイントベンチャー)の設立やスタートアップ投資も推進しており、「自ら事業を創り、回す」事業会社的な視座をコンサルティングに還元しています。
組織カルチャーと働く環境
- 「ビジネスと技術の間に立つ」人間力・調整力の重視
AIやツールが進化しても、「利害関係が対立するステークホルダーの間に入り、合意を形成してプロジェクトを前進させる泥臭い調整力」は代替されません。知的な論理性に加え、関係者を動かす人間味や胆力を尊重するカルチャーです。 - 分社化による専門特化とベンチャー精神
2025年8月のINTPM設立により、プロジェクトマネジメントのプロを目指す人材が集結。大手SIerやコンサルファームでPM/PMOを経験したベテランが多数合流し、若手・中堅へのナレッジ共有が活発に行われています。 - 年収水準と評価体系
実力主義に基づき、半年ごとの評価とキャリア面談を実施。
| 役職・職位 | 目安年齢 | 想定年収レンジ | 期待される役割 |
|---|---|---|---|
| アナリスト / アソシエイト | 23〜27歳 | 450万〜600万円 | 進捗・課題管理、ドキュメンテーション、PMO実務サポート |
| コンサルタント | 25〜32歳 | 600万〜850万円 | プロジェクトの一部モジュールの自立リード、課題解決の推進 |
| シニアコンサルタント / PM | 28〜36歳 | 800万〜1,100万円 | 複数チームの統括、クライアント役員・部長層への報告・折衝 |
| マネージャー / プロジェクトディレクター | 30代前半〜 | 1,100万〜1,500万円超 | 大規模プロジェクト全体の統括、採算管理、リソース配分、アカウント拡大 |
- 働きやすさと労務環境案件内容や顧客方針に応じて、出社と在宅勤務を組み合わせるハイブリッドワークが定着。品質マネジメント(ISO 9001)やセキュリティ(ISO 27001)の認証を取得しており、業務プロセスの標準化が進んでいるため、過度な属人化や理不尽な長時間労働を抑制する体制が整備されています。
主な募集ポジションと求められる人物像
INTLOOPグループの中途採用は、コンサルティングファーム出身者だけでなく、大手SIer、ソフトウェアベンダー、事業会社情報システム部門出身者を幅広く歓迎しています。
1. PM / PMOコンサルタント(INTPM所属中心)
- 業務内容:
大手企業やメガSIerにおける大規模DX、基幹システム刷新、クラウド移行プロジェクトのマネジメント統括、ベンダーマネジメント、課題・リスク管理、体制補強プランの立案。 - 求められるスキル・経験:
- SIer、ソフトウェアベンダー、コンサルファームでのシステム開発・導入経験(2〜3年以上)
- サブリーダー、PL、PM、PMOなど、何らかの進捗・課題管理やステークホルダー調整の実務経験
2. DX・ビジネスコンサルタント(INTLOOP本体)
- 業務内容:
大手製造業、金融機関、サービス業に対するDX中長期ロードマップ策定、新規事業立ち上げ、業務プロセス改革(BPR)、生成AI導入支援。 - 求められるスキル・経験:
- コンサルティングファームでの実務経験、または事業会社での企画・業務変革推進経験
3. ITアーキテクト / フルスタックエンジニア
- 業務内容:
ビジネス要件をシステム仕様に落とし込むアーキテクチャ設計、アジャイル開発チームのリード、プロ人材と連携した開発プロジェクト推進。 - 求められるスキル・経験:
- Web系システム、クラウド基盤(AWS/Azure)での設計・開発・要件定義実務経験
選考対策と転職成功のポイント
- 「なぜ大手SIerや他社総合ファームではなく、INTLOOP / INTPMなのか」の明確化面接で最も重視される差別化ポイントです。
- 「SIerのように多重下請け構造や特定ベンダーの製品制約に縛られるのではなく、ユーザー企業側に立ってプロジェクトを真に成功へ導きたい」
- 「単なる進捗管理のPMOではなく、57,000名のプロ人材プラットフォームという武器を活用し、リソース不足まで解決できる本物のプロジェクト成功請負人になりたい」 といった、同社ならではの事業モデルへの共感を自身の原体験と重ねて語れるように整理します。
- 「トラブルや炎上をリカバリーした経験」の棚卸し面接では、これまでの職務経歴において「スケジュール遅延や要件の食い違いなどのトラブルに直面した際、関係者の間に入ってどのように合意を形成し、プロジェクトを軌道に戻したか」が具体的に深掘りされます。
- STARアプローチ(状況・課題・行動・結果)に基づき、「指示を待つだけでなく、自ら泥臭く動いて突破した行動事実」を言語化しておきます。
- 「AIに代替されない人間力(調整力・合意形成力)」の提示INTPMのトップインタビューにもある通り、同社が求めるのは「ロジックが立つだけの評論家」ではなく、「人と人の間に立って物事を前に進められるファシリテーター」です。面接官の質問意図を素早くキャッチし、明るく前向きで誠実なコミュニケーションができるかどうかが内定獲得の決定打となります。


