ITアーキテクトの仕事・役割・必要なスキル・年収は【DX推進で注目】

ITアーキテクトの仕事・役割・必要なスキル・年収は【DX推進で注目】
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現在、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が急務とされる中で「ITアーキテクト」が大きな注目を浴びています。
本記事では、注目されるITアーキテクトの仕事内容や役割、求められるスキルについて解説し、転職活動に役立つ情報をお伝えいたします。
※ITアーキテクトへの転職をお考えの方は、ぜひお読みください。

ITアーキテクトの役割や仕事内容

ITアーキテクトは、企業経営のビジネス戦略において、最適なシステムを企画・立案するための重要な役割を担っています。
具体的には、システム開発における共通仕様・要件定義やシステムのあり方を検討・提案し、システム全体の方向性や仕組みから運用・保守要件まで提示することができる技術者のことを指します。
そのため、プログラマーやシステムエンジニアとは違った、多種多様な知識やスキルが必要とされます。ITアーキテクトは、システムの根本から企画・検討・提案することができる非常に重要な役割を持った職種です。
AI・IoT・5Gなど新たなイノベーションにより、企業のIT投資やDX推進はますます活発になっています。その中で、ITアーキテクトのような高度なスキルを持った人材が、ますます求められていくことになります。

ITアーキテクトになるために必要なスキル

ITアーキテクトと言っても、その業務内容は多岐に渡るため業務に関する広範囲な知識が必要となります。システム全体の設計に関わるアーキテクチャ設計を行う「システムアーキテクチャ」やアプリケーションの設計などを専門に行う「アプリケーションアーキテクチャ」など様々な分野があります。
それぞれの設計をおこなうためには、システムやアプリケーションの全体像がわかるような設計技法を身につける必要があります。また、手戻りなく進めるためには、誰もが理解しやすい設計を心掛けることが重要になります。

その他にも、プロジェクト全体を滞りなく進めるためには「強いリーダーシップ」と「コミュニケーション力」も必要となります。
クライアントやプロジェクトメンバー(技術者)と情報収集や意思疎通が図ることができ、プロジェクトメンバーを指導・牽引していく能力が求められます。
また、マネジメント能力も必要不可欠なスキルとなります。的確な人員配置やコスト管理、考えられるリスクなどを幅広く検討しておく必要があります。
プロジェクトを成功に導くためには、的確なプロジェクトマネジメント能力を身につけることが必要となります。
プロジェクトによっては、最先端のテクノロジーの知識を要する場合もあります。システムをアーキテクトするには、常に最新の技術や動向を調査し、深く掘り下げて検討を重ねられる高い専門性も求められます。

ITアーキテクトに必要な資格

ITアーキテクトになるためには、必要な知識やスキルを学ぶために資格を取得するのも有効な手段の一つです。
IPA(情報処理推進機構)が提供している国家資格である「システムアーキテクト試験(SA)」は、アーキテクチャの設計や開発を主導するための必要なスキルを身につけることが可能です。
また、プロジェクトをマネジメントする上では「プロジェクトマネージャ」の資格も有効です。プロジェクトマネージャは、品質・コスト・納期などに全責任を持ち、プロジェクト計画を立案し、要員や資源を確保して、プロジェクトの体制を整える必要があります。
資格の勉強を通じて、プロジェクトでの主導的な役割を果たすための知識を幅広く身につけることが可能と言えるでしょう。

ITアーキテクトの給与・年収

前述の通りITアーキテクトは、多種多様な知識やスキルが必要とされること、重要な役割を担うこと、DXによる注目により、高い年収を得られる傾向にあります。 具体的には、20代で年収700万円以上、30代で年収1,000万円を超えるケースもあります。2017年に経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」でも平均年収が約780万円となっています。 企業の更なるDX推進が必要とされる中、今後も高い報酬が得られる傾向にあると考えられるでしょう。

ITアーキテクトになるためには

ITアーキテクトは、前述したように技術的・人間的スキルを複数兼ね備えた複合的なスキルが必要となります。
システムの根底から関わる必要があるため困難に直面することも多く、責任感が強くてどんなことがあってもやり遂げる意思がなければ務めるのは難しいでしょう。

しかし、ITアーキテクトはシステムに関する幅広い専門性を要するため、高い報酬が期待できます。
また、今後のDX推進の需要拡大や将来性を考えると、IT業界で携わる方にはぜひ目指していきたい職種になります。

ITアーキテクトのさらに詳しい解説記事はこちら→

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コトラ(広報チーム)