事業再生コンサルタントの仕事・役割・必要なスキルとは

事業再生コンサルタントの仕事・役割・必要なスキルとは

事業再生コンサルタントは、コンサルティング業界の中で花形の1つとされる職種です。
経営環境の変化や競争環境の激化により危機に瀕している企業を、健全な経営状態へと戦略的に導くことが主な仕事になります。
昨今の世界的な経済情勢の変化により、益々ニーズが高まっていると言えるでしょう。
事業再生コンサルタントとして活躍する人は、どのようなキャリア・経験を持っているのでしょうか?
具体的には、以下のような経験を持つ人が「事業再生コンサルタント」に転職しています。

・戦略コンサルティングや業務コンサルティングの経験者
・銀行などの金融機関・ノンバンク系金融機関などで事業会社に対する融資業務の経験者
・投資銀行などでの業務経験や金融コンサルティングの経験者

戦略・業務コンサルティングの経験は、クライアント企業の経営に直接参画(ハンズオン型)し事業整理の上で経営戦略を検討する際に活かされます。また、財務状況を好転させることに特化する場合は、金融機関出身者にとって強いフィールドとなり、特に金融機関に対する交渉力が期待されます。その他、事業価値を高め上場させ、投資に対するリターンを成果とするPEファンド系の場合、投資銀行や金融コンサルティングでの経験が強みとなります。
本記事では、事業再生コンサルタントの仕事や役割、必要なスキルについて解説し、転職活動に役立つ情報をお伝えいたします。
※事業再生コンサルタントへの転職希望の方は、ぜひお読みください。

↓↓↓事業再生コンサルタントについての徹底解説記事↓↓↓

企業再生(事業再生)コンサルタントとは?【徹底解説】

事業再生コンサルタントの仕事内容

事業再生コンサルタントは、経営環境の変化などにより資金繰りが悪化している企業や不採算事業の影響で財務状況が悪化している企業に対して、財務・事業構造・業務など多角的な視点から現状を分析し、企業を存続させるためのソリューションを検討します。具体的には、金融機関との交渉、不採算事業の整理や組織構造にまでメスを入れ、企業のリストラクチャリングを検討します。
ハンズオン支援型での場合、自ら経営陣となり企業のリストラクチャリングを実施します。これらは、会社を存続させたい企業がクライアントになる場合です。
一方、クライアントが投資機関となるPEファンド系の場合、デューデリジェンスと適正な分析をおこなった上で、価値の高い事業のみを上場させると共に、その他の事業を売却してリターンを得ることが目的となります。
展開している事業の中に強みのある企業にとっては、経営再建の1つの方法となります。事業再生は、経営コンサルティングと投資家としての要素が兼ね備わった仕事としてやりがいを感じる人も少なくないでしょう。
・オススメ記事:金融・財務コンサルタントの仕事・役割とは【BIG4 FAS/独立系FASへの転職希望者必見】

事業再生コンサルタントのキャリア

事業再生コンサルタントは、戦略・業務コンサルタントのアフターキャリアの1つとして考えられています。経営コンサルタントや事業再生コンサルタントとして、経験を重ねた上で独立したファームを設立することも考えられます。
経営環境の変化が著しい中、企業に対する事業再生案件は増加傾向にあります。さらに、少子高齢化に伴い存続の危機に瀕している地方自治体や教育機関のニーズも増回傾向にあります。
SWOT分析・ブランディングから財務状況の改善や産業振興・ベンチャーキャピタル提案を初めとして、様々な課題を手掛けるチャンスがあります。事業再生コンサルタントとしての経験を積んでいくと、自分自身が活躍できるフィールドを創造できるようになっていくでしょう。

事業再生コンサルタントに必要なスキル・資格

事業再生コンサルタントに必要なスキルとして、現状分析力・課題解決力・論理的思考・危機管理能力が挙げられます。経営者層がクライアントとなるため、経営的な視点も必要となってきます。また、自ら経営陣となるハンズオン支援型の場合、推進力や情熱、体力も必要となります。
公認会計士・税理士・不動産鑑定士・中小企業診断士などの資格やMBAホルダーであると良いですが、プロジェクトチームでの業務が主となるため、必ずしも求められるわけではありません。
クライアントが投資機関となるPEファンド系の場合、海外とのM&A案件を成立させ、上場させるようなケースも存在するため、相応の英語力が求められます。
・オススメ記事:コンサルタントに転職するために必要なスキル3選【未経験者必見】

事業再生コンサルタントの年収・給与

事業再生コンサルタントは、手掛ける仕事によって年収は変わってきます。調査・分析からソリューション提案の場合は、20~30代で700万円~1,200万円前後。
ハンズオン支援型の場合、30代で1,000万円前後からスタートします。
PEファンド系の場合、インセンティブ設定も高いため、30代で2,000万円を超える人も存在します。

事業再生コンサルティングファーム

外資系のグローバル企業であれば、アリックスパートナーズが代表的なファームになります。アリックスパートナーズ日本支社は、経済産業省出身者が代表取締役を担っている時期もありました。
日系企業だと山田ビジネスコンサルティングが事業再生を基軸とした経営コンサルティングをおこなっています。山田コンサルティンググループには、会計事務所や監査法人などもあります。
その他、経営共創基盤(IGPI)も事業再生コンサルティングを手掛けており、包括的に経営コンサルティングやM&Aからハンズオン支援型までを担っています。
また、BIG4のFAS(Financial Advisory Services)にもリストラクチャリングサービス部門があり、事業再生コンサルティングをおこなっています。

・オススメ記事:コンサルティングファームとは?仕事内容と会社一覧

> BIG4 FAS(Financial Advisory Services)の企業情報

KPMG FAS の企業情報
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリ-(DTFA) の企業情報
・EYストラテジー・アンド・コンサルティング
PwCアドバイザリー の企業情報

>【必見】事業再生コンサルファーム スペシャルインタビュー

アリックスパートナーズスペシャルインタビュー
経営共創基盤(IGPI)スペシャルインタビュー

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