悩みを抱えている人を決して一人ぼっちにはしない職場【みずほ信託銀行株式会社 不動産本部】

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キャリア入社の方へ期待する経験・スキル

加賀：
中途でご入社いただいている方は、どのようなご経歴の方が多いですか。

麻賀様：
当部は、もともとみずほ入社の人材に加えて、キャリア採用の人材も多数在籍しております。あるチームは半数がキャリア採用で大手流通系の出身者が比較的多いですが、ハウスメーカーや証券会社や設計会社出身など多種多様です。即戦力という面では、大手流通出身の方が一日の長があるのですが、色々ですね。

大崎様：
ご経歴で多いのは、やはり金融や大手不動産流通系のご出身の方が多いです。応募していただく方の多くは、今携わっている業務より、さらに規模が大きく、ダイナミックな業務に携わることで自らのスキルを伸ばしたい方が多い、という印象を持っています。

加賀：
不動産仲介はいろいろな側面があるので、皆さんご自身の強みを活かしていただける環境なのですね。

中途でご入社いただいた方にはどのようなキャリアを期待されていますか。スペシャリストか、不動産全般のゼネラリストかといったような。

麻賀様：
基本的には、スペシャリストを目指す形だと思います。不動産案件は、ディールによってそれぞれ違うので、経験が全てです。ゼネラリストのイメージではないですね。

不動産仲介営業の他にも、不動産コンサルティング部・不動産投資顧問部・不動産ファイナンス営業部・不動産信託部といった部があり、不動産に関わるスペシャリストが多数在籍しております。企画提案営業の企画書の作り込みであったり、不動産流動化に際してのファイナンスアレンジであったり、不動産REITの管理であったり、不動産の受託管理であったり、不動産に関わるあらゆる機能を持ち合わせております。

大崎様：
信託銀行の仲介になるので、仲介業務にプラスして、銀行ならではのファイナンスも絡めた業務の幅があります。幅広い不動産業務の中で自分の得意分野を見つけていってほしいです。

活躍には経験に裏付けられた「センスと運」が必要

加賀：
不動産部門の強みや特徴についてお聞かせください。

麻賀様：
みずほグループの圧倒的な顧客基盤が、第一の強みだと思います。その基盤をベースにグループ一体となって、お客様の不動産に関わる課題に対してソリューション営業を展開しております。

銀行ですから、お客様の財務状況や、日々変わるニーズ、企業戦略などの情報をタイムリーに共有でき、そこからお客様自身が気づいていない潜在的なニーズをすくい上げ、提案していくような営業が醍醐味です。私が担当時代に関わっていた案件が、部長になって成約するといったような、長期間に渡る案件も数多くあります。

加賀：
どのようなスキルセットの方が、不動産ソリューション営業で活躍されるのでしょうか。

麻賀様：
センスと運が非常に大切です。センスや運と言うと、元々生まれ持ったものと思うかもしれませんが、そうではなく、センスは知識や経験の上に成り立っています。より多くの経験を積み知識を習得することによって、センスが磨かれていきます。好奇心を持って色々なことを習得していく能力が一番大事です。興味を持ち、見て、試して、自ら動いてと多くの経験や知識を積むことによって、スキルやセンスが磨かれていくのです。

もうひとつは、運ですね。かの松下幸之助さんは採用の最終面接で必ず、「あなたは運がいいですか？」と尋ねていたと聞いたことがあります。私も採用の面接で質問するようにしています。自らのことを運がいい、と常々思っている人は、周りから見て明らかに運が悪い状況に陥ったとしても、「必ずなんとかなる」という前向きな思考と立ち向かう勇気と力を持っている人だと思います。どんな困難も乗り越えられるという勇気を持っている人が、運を呼び込むものです。運がいい人には、人も情報も仕事も向こうから寄ってくる。私自身、日々、そうなるように心掛けておりますし、そのような前向きな考え方を持ち合わせている人は、どんな分野でも活躍出来るはずです。

加賀：
ご自身にとっての不動産部門の業務の、やりがいであったり、社会的意義を感じたりする部分はどういうものですか。

麻賀様：
業界でトップクラスの実績を誇っておりますので、質・量ともに貴重で優良な情報が数多く集まり、それを活かしたダイナミックな仕事ができる、ということです。

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コミュニケーションが活発な職場環境

加賀：
みずほグループは不動産に強い、という印象があるのですが、情報以外で、何か強みのようなものがあるんでしょうか。

大﨑様：
組織的な面で言うと、金融と不動産、ファイナンスと不動産の連携というところに、いち早く取り組んでいるのがみずほだということです。「不動産・金融コンサル集団」として組織の体制上、ノンリコースローンを打てる不動産ファイナンス営業部が、不動産本部内にあるというのは、みずほだけです。

また人数が少ない分、一丸となる組織文化もあります。

麻賀様：
不動産本部にいて感じるのですが、個人個人の士気、仕事に対する意識が高いと思います。過去から脈々と受け継がれてきた、組織の伝統があるのではないかと思います。

加賀：
麻賀様が部長として心がけていること、大事にしていることは何ですか。

麻賀様：
最前線にいる担当者一人ひとりが、最大限のパフォーマンスを発揮できるような職場作りや環境整備に尽きますね。それから、仕事を円滑に進めるには、良好なコミュニケーションやスピーディーな情報の共有化も大切です。当部の職場はフリーアドレス制になっており、決まった座席はありません。しかしながら、導入当初は結果的に毎日同じ席に座っている人が多かったので、今は毎日くじ引きで自席を決めています。結果、毎日違う人が横にいる。毎日、誰がどういう仕事をしているのか、否が応でも耳に入ってくる。今まで気が付かなかった自分の業務に活かせるような新しい発見がある。チーム間を超えた部内のコミュニケーションが活性化し、情報の共有化がスピードアップしたと感じております。導入当初は否定的な反応もあったのですが、今は好評です。

加賀：
部内の雰囲気はどうですか。どのような方が働いているのでしょうか。

麻賀様：
キャリア採用者も多く、色々な企業文化を経験してきた人達がいます。自分では「常識」と思っていることが決して常識でないことも多々あります。おかしいなと思ったことは躊躇うことなく声を上げてもらうようにしています。過去から当たり前のようにやってきたことが、実はおかしいと気付かされることがあります。

毎日、社内外からの要望や依頼事項、また膨大な情報を受け取り、それをスピーディーに加工し展開していくことが求められている職場です。当然、ストレスや悩みを抱えることもありますが、一人で悩みを抱え込まずに気軽に相談できる雰囲気や安心感が大事です。悩みを抱えている人には手を差し伸べ、決して一人ぼっちにはしない職場です。

これから不動産部門に入られる方への期待

加賀：
転職者を含めて、新しく不動産部門に入ってくる方に、どんなことを期待されますか。

麻賀様：
向上心と好奇心ですね。昨日より今日、今日より明日と、日々成長し自分に磨きをかけていってほしいです。結果、それがお客様のためになり、自分自身のためにもなりますから。

加賀：
面接でお会いする候補者に、質問して探ったりもされるのでしょうか。

麻賀様：
そうですね。「これまでに印象に残った仕事はなんですか」や、「生きていく上で大事にしていることはなんですか」などの質問をすることがあります。その際の回答がいわゆる模範解答的なものでなく、自分なりの思いを持った回答をする人は、自分なりの思いやこだわりを持っているのではないかと思います。

採用の時点でプロフェッショナルである必要は全くなくて、重要視しているのは向上心と好奇心、そして運とセンスですね。

加賀：
転職希望者へのメッセージをお預かりできますか。

大﨑様：
不動産業界でダイナミックな仕事をしたいという方は、ぜひ応募いただきたいと思います。法人仲介営業のご経験が無い方も、研修等を用意しておりますのでお待ちしております。

麻賀様：
当本部は不動産スペシャリストの集団であり、この業界においてトップ水準の知見を持ったメンバーが多数在籍しています。皆様も是非そのレベルに到達して頂きたい。不動産に関わるあらゆる機能を備えており、クオリティの高い仕事ができる集団です。同じ職場で働く仲間としての機会を得た暁には、高い向上心と好奇心を持ってどんどん挑戦をして頂きたいと思います。 10年後、20年後には、この分野では絶対負けない、という高い意識を持ってほしいですね。また、それが実現できる組織ですので、ぜひ仲間になって頂きたいと思います。

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