サステナビリティ・ESG領域での人材採用が活発化、メガバンク・投資銀行・コンサル・格付機関などでESG求人増加

サステナビリティ・ESG領域での人材採用が活発化、メガバンク・投資銀行・コンサル・格付機関などでESG求人増加
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サステナビリティ・ESG領域の求人数2018年からの3年間で約11倍に

サステナビリティ・ESG領域での人材採用が活発化しています。コトラでの同領域での求人は、新規オーダーベースで、この近年、倍々で増加しており、2021年は2018年に比べると約11倍となっています。

これまでは大手会計事務所やシンクタンク等のESG・サステナビリティのコンサルタントポジションが多かったですが、これらに加えて、メガバンク・信託銀行・アセットマネジメント会社等の金融機関、格付機関、証券会社の投資銀行部門、事業会社など様々なポジションが出てきています。これらの業界の間での人材の流動化も活発化しています。

経験者は需要過多、未経験者でもキャリアシフトの可能性あり

比較的新しい領域であることから、ESG・サステナビリティ領域において経験を豊富持つ人材は人材マーケットには少なく、需給の状況としては、需要過多となっている状況です。そのため経験者においては、新しいキャリアを進める好機となっています。

経験者に対するオファー年収の水準に関しても、経験者に対しては1,000万円以上の高いオファーが出るケースもあり、企業における位置付けの高まりを感じるところです。

他方で、未経験者においてもコンサルティングファームにおける他領域の経験者が、今後のキャリアとして、ESG・サステナビリティの領域のコンサルティングに参入するといったキャリアシフトも生じています。

▼ESG・サステナビリティコンサルタントへの転職については下記の記事で詳細に解説しています。

今後も採用活動は一層活発化する見込み

従前からのESG投資の潮流や経営とサステナビリィの融合の動きに加えてコーポレートガバナンスコードの改訂が2021年6月にあり、「プライム市場上場企業において、TCFD 又はそれと同等の国際的枠組みに基づく気候変動開示の質と量を充実」「サステナビリティについて基本的な方針を策定し自社の取組みを開示」が盛り込まれたことなどから、より一層この領域でのプロフェッショナル人材の採用が活発化すると考えられます。

▼コーポレートガバナンスコードの改訂については下記の記事で詳細に解説しています。

サステナビリティ・ESG領域の転職ならコトラ

コトラでは、サステナビリティ・ESG領域のポジションに関して、メガバンク、信託銀行、アセットマネジメント会社、証券会社、格付機関、監査法人、シンクタンク、コンサルティングファーム、メーカー等の事業会社等、業界横断的に網羅しています。また同領域のプロフェッショナルとのリレーションを構築しています。

この領域でのキャリアに関心のある転職希望者様、採用を検討している企業様からのコンタクトをお持ちしています。業界の知見やネットワークを生かし貢献して参ります。まずはお気軽にコトラまでご相談ください。

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この記事を書いた人

KOTORA JOURNAL | サステナビリティ・ESG領域での人材採用が活発化、メガバンク・投資銀行・コンサル・格付機関などでESG求人増加

宮崎達哉

信州大学工学部卒、ゼネコンでの施工管理者を経験した後、三重県庁にて産業政策の企画・運営業務に従事。県庁在籍中に、経済産業省資源エネルギー庁及びNEDOにてエネルギー政策に係る新規事業立案や規制・制度の合理化に従事。デロイトトーマツグループでの地方創生及び教育分野のコンサルティング業務を経て現職。
【担当業界 】ESG/サステナビリティ領域、シンクタンク、コンサルティングファーム、監査法人、パブリックセクター、教育、経営層、管理系人材、技術者