【大阪】国内有数の農業機械メーカーでの鋳造技術者（鋳造工場におけるカーボンニュートラル材料の開発）の求人

マテリアル・キャスティングセンターは当社の機械ドメイン（農機・建機・エンジン）や水環境事業など当社が保有するすべての製品に関わる材料を対象とし高性能化、製品開発、分析評価、解析業務を一挙に担っています。今回求人を募集する量産鋳物技術開発チームは主に鉄系材料開発及び鋳造プロセス開発を行っており、確立したテーマについては社内外の生産拠点へ展開をしています。また、鋳造工場のカーボンニュートラル技術及び資源循環技術でも積極的に研究開発を行っています。

【具体的な仕事内容】
・採用時の想定ポジション：
先輩の指導の下、次世代のリーダーとして取り組んでいただきます。
・入社直後に任せる業務：鋳造工場におけるカーボンニュートラル材料の開発
・半年〜1年後の業務イメージ：カーボンニュートラルに寄与する技術開発

【研究の流れ】
・新規研究テーマを立案し研究計画書を練り上げていきます。(当面は継続テーマの一部を担当していただきます)
・1人1テーマで取組みますが、週1回相談会、月1回報告会と都度メンバーと情報報交換しながら推進します。
・定期的に1ｏｎ1ミーティングを実施しており、風通しの良い雰囲気です。
・研究テーマは、基本3~5年の期間で完了させていきますが、中にはフェーズ変更して長く取組むテーマもあります。
・優秀な研究成果は、社内技術発表会や外部学会などで成果報告を行っています。

【関わる部門】
製品設計部門、調達部門、製造部門、協力会社、大学、研究機関など

【働くスタイル】
・保有していない技術については、大学研究室などと積極的に連携してゴールを目指していきます。
・要素試験は実験場や分析評価装置など社内リソースを活用しますが、特殊なものは外部リソースも活用していきます。
・ＤＸも積極的に推進しており、実験結果のデータベース化による情報蓄積、目的に応じたシミュレーションソフトや統計ソフトの活用をしています。

【想定される入社後のキャリアパス】
・将来の管理者候補として鋳造プロセス開発、金属材料開発など新たなテーマに取組むことや、化学の知識があれば、他のチームへの部内異動が可能です。
・鋳造工場などモノづくりを追求したい場合は、製造拠点への部外異動も可能性があります。

【このポジションのやりがいや魅力】
・マテリアル・キャスティングセンターでは、カーボンニュートラルに貢献する研究テーマを更に進めていく計画であり、また、スラグの利活用、電動化材料の開発にも取組んでいく予定です。
・鋳造部門におけるカーボンニュートラルや電動化関連の取組みは、社内では未開拓の領域であり、これまでにない新たな取り組みが可能です。
・チャレンジ精神がある方にとっては、非常にやりがいのあるポジションです。

【学歴】大学卒以上

【必須】
・鋳造関連(材質問わず)の業務経験
・部内、社内技術部門、調達部門、外部協力会社との交渉の経験

【歓迎】
・カーボンニュートラルの取組み経験がある
・化学の知識を活用した業務経験がある
・アルミ鋳造の業務経験がある
・英会話(海外情報の取得目的)