【4月30日締切】大手総合商社での合成メタンをはじめとし、既存エネルギーサプライチェーンを活用した水素事業新規開発を担う人材の求人

●個別にCO2を削減することが難しい（いわゆるHard to abate セクター）都市ガス業界では、天然ガスに代わるカーボンニュートラル燃料として合成メタン（e-methane)※の導入が検討されています（※再生エネルギーを利用して製造されるクリーンな水素と大規模工場などから回収した二酸化炭素を原料に、メタンを人工的に合成するプロセス。メタンは化石燃料由来の天然ガスの9割以上を占める主成分）。
当部は3大都市ガス会社および米国ユーティリティー会社と共同で、2030年の日本への合成メタン導入開始に向けて、米国での合成メタン製造と日本への輸入のサプライチェーンを構築し、2025年度中の最終投資決定を目指して本格化する案件開発作業の実質的なプロジェクトのリーダーを務めています。合成メタンの製造規模・国際輸送ともに世界初となります（想定事業規模：数千億円）。 今後、2024年内のFEED（詳細設計）入りを目指し、米国側の規制当局・サプライヤー・コントラクターなどとの折衝が本格化する見通しであり、新規案件開発の熱意を持つ人材を広く募集しています。


【短中期の業務内容】
5社が推進する米国での合成メタン製造・輸出案件では現在、原材料調達、ビジネスモデル作りやJoint Venture組成などの商務、合成メタン利用の制度設計、メタン合成技術とコントラクター選定管理、といった重要テーマごとに、担当者が各社の担当者と共に共同で検討を進めております。 入社後は合成メタン利用の制度設計や商務構築の担当として、都市ガス3社及び米国パートナー企業とはもとより、社外関係者（官公庁、規制当局、専門機関（コンサルなども含む）、現地サプライヤー（ベンダーも含む）、コントラクター（エンジニアリング会社も含む）
など）との意見調整・工程作成・交渉・契約文書策定などをリードないしそれに近い立場で遂行します。 具体的には、まずは本店でカーボンニュートラルの政策・技術などの動向を理解いただきながら、本募集案件での業務基礎知識、課題やパートナーとの関係などについて習熟いただきます。その後は進捗を踏まえて、米国への出張・赴任を通じた、現地でのプロジェクト推進を担っていただきます。

【キャリアパス】
中長期的には、地球環境エネルギーグループのキャリアデベロップメントプログラムに基づき、個人の能力・適性や成長機会等を考慮し、国内・海外（拠点・事業投資先）や異なる商材・事業領域における経験を通じてキャリアを積んでいただく予定です。

●必須要件
・ 海外パートナーとの交渉、英語文書の読解ができるレベルの英語力
・ 脱炭素社会への移行に向けた取り組みに従事する熱意と、WGでの議論を牽引
し取り纏めるリーダーシップ

●歓迎要件
・ Project management （EPC あるいは IT等、複数の業務が並走してTaskが走る状況において、優先順位とリスクの管理を行った経験）
・ 官公庁等への丁寧な説明とフィードバックの受領