大手産業機械メーカーでのコンポーネント事業に関する損益管理の求人

【概要】
コンポーネント事業部は、ドライ真空ポンプ、排ガス処理装置等の真空排気系製品事業を統括しています。本ポジションでは、コンポーネント事業部内の「製品損益の改善・向上・健全化」を目的として、管理会計及び事業企画業務をご担当いただきます。

具体的には…
・国内外の子会社まで含めたグローバルとしての予実算管理・製品損益管理・原価管理
・月次損益レビュー会議資料、レポートの作成、経営者（事業部長）との事前協議
・経営、事業管理KPIレポートの作成と分析
・製造原価低減活動、生産革新活動等の改善活動への参画、運営
・関係部門の損益・原価管理上の課題解決に向けたサポート

当部門の根幹業務は月次で行われる損益レビュー会議の資料、及び事業部レポートの作成です。営業部門からの受注・売上予測に基づき、前月までの損益実績から費用発生のトレンドを分析しながら、当期の売上損益の着地を予測します。作成・報告する数値は会社の外部公表内容のもとにもなりますので、予測と実績との乖離がミニマムになるように分析・フィードバックを継続的に行っています。また、コンポーネント事業としてのグループ連結損益管理の運用を深化させるため、国内外各子会社の売上・損益内容の把握・分析も行っています。

業務特性上、事業に直接携わる設計・開発、生産、生産技術、調達、品質保証の各部門はもちろん、管理系の一員として、経営企画、経理、ビジネスサポート部門とのやり取りも頻繁にあり、これらの部門の方々と協調しながら業務を行っています。
現在は、在宅勤務を基本としており、残業は、20 30時間程度を想定しています。


【採用背景】
本課は2020年に発足した事業部長直轄の組織となります。新しいERPシステムの導入という課題に加えて、対応スピードの加速・レポート等成果物の精度向上といった課題を解決するため、キャリア採用による増員を行います。


【このポジションの魅力】
予算策定から事業損益データ集約・分析等、事業経営数値に携わる業務であり、「現場に近い管理会計」を身につけることができます。また、経営者（事業部長）クラスとのやりとりの中で、各種集計及び分析に基づいたマネジメントの意思決定にもふれる機会があり「経営者の視点」を学ぶことができます。さらに組織名称に「企画」とあるように、事業管理に関わる仕組み・システム構築の提案・計画・実行に携わることで、自らの仕事の幅を広げる機会も多くあります。


【キャリアイメージ】
ご入社後、上述の管理会計及び事業企画業務をご担当いただく予定ですが、ご志向やご経験に応じて、全社横断のERP 導入プロジェクトにご参画いただく可能性もあります。

【必須】
・メーカーでの経理・管理会計・財務等のご経験
・Excelスキル（関数、ピボットテーブル、スライサー等が問題なく使用できる
レベル)


【歓迎】
・SAP等のERPシステムの導入、構築に携わった経験がある
・半導体製造装置、産業機械製造メーカーでのご経験
・BIツールを活用したデータ分析のご経験
・工場経理の実務経験


【求める人材】
・利害関係者の意見をくみ取りながらも、はっきりと自己主張ができる方。
・自ら業務課題を認識して改善提案ができ、粘り強く実行に移すことができる人